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2016年2月26日金曜日

営利庵 特極め


あおぞらの写真

こんなにも空が碧くて最高の気分なので、昼間からジョギングです。

ジョギングの目的地にするには本当に丁度いい距離なんですよね。それに、あまり油っこくないから、走ってる途中に食べても胃に負担が少なくて良い。まあ、全速力で走ったらさすがにだめだけど、軽いジョギング程度なら食べた後でも全く問題ないのです。これが、豚骨系だとなかなかそうは行かないんですよね。本当は豚骨を食べたいけど、それは運動とは別の日にしたほうがいい。なので今日はこのお店です。ずぅとラーメン(仮)ラーメン大好きアキちゃんがお気に入りのお店ですね。

醤油はちょっと前に食べたことがあり、とっても美味しかったけども、今日は別のを食べたいので、まあ、塩でも良かったんですが、いかにも味が濃そうな名前の「特極め」にしてみました。イワシの煮干のほかにもいろんな魚節が入っているという「極めこってり」も興味はありますが、今日は煮干だけの特極めです。




営利庵 特極め ¥780

なんだか、まるで泥んこ水のような、どよーんと薄灰色に濁った色のスープなのに、なぜだかとっても美味しそうに見えるというのは不思議ですね。


ううーん、美味いっ!
これはあれだ、アンチョビだ。
アンチョビをそのままスープにしたらこんな味になるんじゃないだろうか。いやもちろん、アンチョビをそのまま食べたらそりゃしょっぱすぎるけど、このスープは勿論別にそういうわけじゃなくて、だけどもまるでアンチョビをそのまま飲んでいるかのような、いわしの旨いとこだけがぎゅっと詰まって濃縮された、そんなスープです。などという言いかたをすると、なんだか微妙な感じがしてしまいそうですが、そうではないのです。俺はアンチョビ大好きだし、俺の貧相な文章表現ではこんな風にしか言えなくて、すいません・・・。
いやぁ、まいったなあー。とても非の打ち所がない。どうせ、いくら美味いといったって、所詮いわし。豚骨じゃないんだから、とんこつくん的にはいくらでもケチはつけられるだろうとたかをくくっていたんですが、すいません、これには参りました。
煮干なんて、日常の料理で頻繁に使うありふれた素材だからいまいちありがたみがないし、かたぶつのらーめんもあんまりぴんとこなかったし、俺には煮干を使ったラーメンはあまり相性が良くないんじゃないかと思ってたけど、いやあ、こんな煮干ラーメンもあるんですね。いやはや。
前に食べたここの醤油ラーメンも、心がほっこりするような味で、好きだったんですが、しかしまあその時は所詮煮干、最高の豚骨ラーメンに比べたら、俺の好みという点では及ばない、と思ったのです。しかし、この「特極め」は、そんな好みの差なんて吹き飛ばしてしまうくらい、それはそれは美味しいのであります。
ま、ひとつだけ、ケチをつけるってわけじゃないんだけど、この中太のウェーブがかった平麺、これが、もうちょっとスープを持ち上げてくれるともっと良かったかなあ。いやもちろん、かたぶつなんかに比べたらはるかにスープの味を運んでくれるのではあるけど、もうちょっとだけ、例えばもう少しだけ細いとか、もう少しだけちぢれが強いとかだともっと良かったかなあ?煮干のスープってのはどれだけ濃くても、やっぱりどうしてもとろみは出ないから、麺になかなか絡みにくいんだよなあ。まあでもそれでも、できるだけ絡むように工夫してあるってのはよくわかる。ところどころに、きれいな切り口の麺ではなく、端っこのほうみたいな、ギザギザの切れ込みが入ったような麺がはいっていて、これがスープの味を持ち上げる。それに、メンマにも細かく切れ込みが入っていて、スープの味を少しでも多く口に運ぶように努力しているんだろうなあというのはひしひしと感じる。

とんぱーれの時も思ったけど、このラーメンはただ美味いというだけではなく、食べた人の心を強く打つ。このラーメンを食べて得られるものは、感動なのだ。それはこの店主が、いかにラーメンに愛情をつぎ込んでいるかということなのだ。ラーメンにとって、いや、食べ物にとって一番大事なもの、それは心だ。このラーメンは、その一番大切なものをはっきりと強く、持っている。これ以上のものがあるだろうか。

今日の評価は:★★★★★★★★ 8!です。

とんぱーれよりわずかに1点低いのは、先述の麺の件と、やっぱりとんこつくん的にはとんこつラーメンを贔屓にしたいと思うので、そういう事です。でもこのラーメンが食べた人の心に響く、その強さは、最上級の豚骨ラーメンを食べた時に比べて全く劣るものではないということは強調したいです。
まあ、「今日の評価」ってのは、味だけじゃなくて、俺の今日の気分とかも含まれてます。やっぱりこの最高の天気の下で、ジョギングして気持ちよく汗を流して、それでこのラーメンを食べたから、という要素もまあ無きにしも非ずです。それから、俺の家からジョギングして食べに行くのに丁度いいという、その具合の良い立地も、評価のうちです。俺以外の人にとっては全くどうでもいいことではあるでしょうが。

あ、あと客層って意外に大事だなあと思いました。俺が行ったときは、俺の他には人の良さそうなおっちゃんが一人居ただけです。こういう店だと落ち着いて食べられるので、気分が良いです。
やっぱりカップルでごった返している店というのは、まあ不愉快というほどではないけどもやっぱり俺としてはどうしても卑屈な気分になっちゃうという面もありますからねえ。あとはうるさい大学生とかで賑わってる店も苦手です。そういう要素って、案外大切なんじゃないかと思いました。まあ、店のせいでは全くないんですけどね。

営利庵 えいりあん
名古屋市守山区大森3-2010東雲荘一階北
11:00~14:30(しばらく昼営業のみだそうで)
定休日:月曜日

2016年2月20日土曜日

萬珍軒 玉子とじラーメン

実はまだ食べたことがなかったんですね。名古屋で有名なラーメンといえば、台湾とスガキヤと、あとはこれっていうくらいのメジャーどころでしょう。
何年もこの地域に住んでいて、なぜ今の今まで食べたことがなかったかというと、玉子とじラーメンっていうとこがなんだか食指が動かないのですよね。玉子とじの中華風スープだなんて、珍しくもない。どこへ行ってもありふれているし、自分でだって簡単に作れる。まあそこに、麺が入ってるっていうあたりが独自性の部分なのでしょうが、なんだかそれっていかにも名古屋っぽい。ほら、名古屋って、小倉トーストとか、甘口抹茶スパゲティとか、要するに、ありふれたものを二つ組み合わせて意外性を出すのが好きでしょう。たしかに名古屋にしかないものだけど、味の点ではどうってことがないというか、どっちかというとゲンナリする。この「萬珍軒」の玉子とじラーメンもどうせそんな類のものに違いないと思うと、わざわざ用事もない場所まで足を運ぶ気にもなれなかったのです。
ま、でも一度くらい、もののためしで食べてみようと。




萬珍軒 玉子とじラーメン ¥700

なるほどね。これは名古屋の人が好きそうな味だ。
このラーメンの根底には、何処となくだけど、「スガキヤ」っぽさがある。いやもちろん、あのいかにも人工スープでございといった白濁シャビスープとカツオダシのコンビっていうわけじゃない。全く違うラーメンなのだが、この油と玉子に頼りきったマイルドさと、結構に強い胡椒臭さが組み合わさって、どことなくあの名古屋人たちのソウルフードを俺に思い起こさせるのだ。

中華風玉子とじスープだなんて、場末の錆びれた中華飯店のありきたりなチャーハンにサービスで付いてくるような、そんな他愛もない代物を予想していたが、食べてみたら、この玉子とじはとっても滑らかで細やかで、舌に当たらない。かといって生のままではなくちゃんと火が通っているから、汁を濁すこともない。
これはなるほど、自分の家では作れないようなスープではある。
特筆すべきは、この極細麺だ。そうめんかっ!って思うほどほっそりした麺は、しかしながらとてもしっかりした噛みごたえがあって美味しい。これだけ細いのに、食べているうちにノビてきたりする気配は全くない。そして縮れがかっているので、この細やかな玉子のかけらを面白いくらいに持ち上げる。この麺は、とても良い。
しかしながら、いくら滑らかで口当たりが良いとは言っても、やはり玉子というのはダシではなく具である。それに、かなりの量の油が浮いている。俺はアブラ好きだけど、俺が好きなのは豚脂とか、あとは家系に乗ってる鶏油などの動物由来のアブラだ。この萬珍軒のラーメンにたくさん浮いている油は、殆どがゴマ油などの植物由来油である。これでは心が躍らない。
つまり、このスープは、時間をかけてよく煮込まれたダシの旨みではなく、玉子の半固形成分と植物油に頼りきってこのコク感を作り出しているわけだ。そこへ、胡椒が最初っから沢山振りかけられている。その辺りがどうも、安易な味の作りのように感じて、俺にスガキヤを彷彿とさせるのだ。

俺は「スガキヤ」は、どっちかというとマズいものだと思っているし、この地域に何年住んでもあんなものがソウルフードだとは思えないのだが、あの味に慣れ親しんだ人が、まあ全くタイプが違うラーメンだとは言え、この「萬珍軒」の玉子とじラーメンにシンパシーを感じるというのはなるほど理解出来るような気がする。
この萬珍軒の玉子とじラーメンは、あんなスガキヤみたいなチープな作りってわけではないし、普通に美味しいとは思う。だが、とりたててどうこうって言うものでもない。真似しようと思えば、ちょっとしたラーメン屋さんならばお茶の子サイサイで出来てしまうだろう。実際、これを真似したメニューを出す店もちらほらあるようだし、東京のほうにもこれの真似(かっこよく言うとインスパイアとなるだろうが)をしている店はあるそうだ。これを「名古屋ならではのラーメン」として全国区に広めようとしている流れを感じるのだが、よっぽど他になんにもないんだなあと勘繰ってしまう。(もちろん、そんなことはないのだ。こんな玉子とじラーメンなんかよりもよっぽど独自性があって、それこそ唯一無二だと俺が思うものは名古屋にも、一つ、ある。聡明な読者のみんななら多分おわかりかと思うが、そう、あれだ。)

今日の評価は:★★★ 3、です。

まあ、まずいとは言わないけれど、矢張りどうも自分は概して、名古屋の人たちの味覚とは相性があまり良くないようだ。

萬珍軒
名古屋市中村区太閤通4-38
営業時間
17:30~翌日2:00
定休日:日曜日、第3月曜日

2016年2月12日金曜日

ラーメンまつりin名古屋2016  無鉄砲 とんこつラーメン

ラーメンまつりin名古屋2016

こーいうラーメンイベントって、あまり気が向かないのですよね。実際、今までも何度もあったけど、訪れたことは一度もなかった。
なぜかっていうと、どうせこういうイヴェント向けのラーメンって、そりゃあできるだけ本店と似た味にしようと努力はしているんだろうけど、しょせんは屋外会場で提供できるように調理を簡略化した冷凍キットだろうし、そんなしょうもないものなはずなのに本物よりも割高だ。今回だって、どれも一杯¥850だって。たけーよ。それで量はお店の半分~2/3くらいだろ?どう考えたって、面白くない。ドンブリが発泡スチロールの使い捨てっていうところも、まあ野外イヴェントだから仕方ないんだろうけども、なんだかカップ麺みたいで味気ないじゃないか。
どうせ、そりゃカップ麺に比べたらちっとはマシだろうけどさ、せいぜい冷凍の市販品程度の味なんじゃねーの?
って、食べる前から言ってても始まらないのですが、どうにもこう結果が予想されていそうで、行くのが億劫になってしまうんですよね。

でも、せっかくラーメンのことを書くブログをやり始めたのに、名古屋で行われているラーメンイベントのことを一言も書かないのもなんだか時代の流れに取り残されたような気がしてしまいます。俺はブロガー連中なんて、馬鹿ばっかりだと思っていますが、俺もブログやりはじめてしまったせいでやっぱり、ブログの記事を書きたいがために行きたくもないイヴェントに足を運んでしまうようなバカになりつつあります。これはやばいですね。バカが感染してしまったのでしょうか。今後は気をつけないといけませんね。

ま、今日は用事のついでです。用事があってどうせ電車に乗らなくちゃいけないのだから、せっかくドニチエコが使える日なので、これを使って、ついでに栄に寄るのもまあ、良しでしょう。
時間の都合上一店しか食べられないのですが、やっぱりここはとんこつくん的には「無鉄砲」でしょう。まあ「だるま」と迷いましたが。だいぶ昔ですが、奈良県某所の無鉄砲を食べたときに大変気に入って、その時はたしか替え玉6玉だかしたんだよなあ。そのくらい気に入って、いつかまた食べたいと思っていたラーメンなので、まあイベント用だからあの時ほどは美味くはないだろうと思いつつ、用事のついでだから冷やかしにでも行ってみようと思います。

まあ、世間では休日ですしほら、休日のイベントどきなんていったら・・・




はぁー。やっぱりこうなりますよね。
このとってもかわいらしい彼女たちは、ここでたらふく美味しいラーメンを食べた後は、やっぱりこの横にいる男にヤられちゃうんだろうなあ。ラーメン後のザーメン、だなんて洒落にもなってねー。ゴム使うのかな?それとも生で中出しされちゃうのかなあー?つらいなよあ。むかつくなあ。切ないよなあ。そんな男なんかより、俺のほうが良くないー?え、良くないって?ま、なんにしても、無計画な中出しだけはやめてよね。


カポーだけじゃなくて、意外にも、女性だけのグループの方々も結構おられました。休みの日に女性同士だけでラーメンを食べに出かけるだけあって、さすがに皆さんちょいブs・・・いえ失礼、大変お美しくおはしまする。


さて。


無鉄砲 とんこつラーメン¥850

きゃほぉーっ。美味いじゃんっ!なにこれ。びびった。
いやあ、疑ってすみませんでした。億劫がらずに、足を運んでみるもんですね!


これは、俺が大好きなパターンだ。とろっとろに豚骨がにじみ出て、しかもたれのしょっぱさも甘さもちょうどいい具合に控えめで、豚骨の味を舌に運ばんとする伝道師としての役割を十二分に発揮している。これは、最高ですよ。
麺は、これはなんか以前に食べたのとはちょっと違うような気がするな?まあ普通って感じ。かん水もそれなりにきいてる黄色いちぢれ麺。でも、これはスープが麺によく絡むよ。麺単体で食わせるというのでなく、このスープを味わうために作られた麺。これは、これでいいのだ。

こういうの、もし名古屋に店できたら絶対流行るのに。少なくとも俺は頻繁に通うだろうよ。
なぜこういうのがなかなか名古屋に出来ないんだろう?あったとしても、春日井だの豊田だの安城だのの僻地でしょ?いや、僻地ってのは、俺の普段の行動範囲と照らし合わせて、行きやすいか否か、っていうだけの判断なので、決して田舎だと貶しているというわけではないのだけど。しかし、東山沿いか、あるいは少なくとも市営地下鉄沿いに「無鉄砲」のような美味しいお店が来てくれたらいいのになあーって思うよ。絶対に売れるに違いない。なんなら俺がどんどん宣伝するぜ。

安城の大岩亭の、特豚あるいは特鳥は何度か食べたことがあるけど、確かに濃さではこの無鉄砲よりも濃い。しかしただ単に、極端に濃いっていうだけであって、美味しいっ!ていう感じでもないし、食べたあとげんなりするし、いまいち幸せにならないんだよなあ。
この無鉄砲は、ただまあ確かにイヴェント物だから量が少なめってのはあるのかもしれないけど、でも最後まで美味かったし、もうちょっと食べたいなあと思った。最初から、食べ終わった後まで、幸せな気分がずーっと持続するのだ。これは、とっても大事なことですよ。なぜなら、らーめんというものは、食べた人が幸せになるために存在するものだからであります。
名古屋に今現状ある、特にアクセスの良い店に限って、まあ一口目は美味いんだけど最後まで食べると飽きがくる店とか、あるいは最後まで食べても心も腹も満足しない店とか、そんなんが大半だ。これではとても幸せになれない。もっとこの地域にも、この無鉄砲のような、食べると幸せになれるラーメンが増えてくれるとありがたいのだが。それともこういう、ダシ自体は超濃厚でありながら甘さもしょっぱさも控えめの、飲みやすい豚骨スープというのは、名古屋人の舌には合わないとでもいうのか?名古屋人はもっと、くどくて甘ったるいタレを使っていないと満足しないというのか?いや、そんなはずはないだろう?

ま、しかしイヴェント物だから仕方がないとはいえ、やっぱりこの少量で850円というのはちょっと悲しい。やっぱりこーいうイヴェントじゃなくて、ちゃんとした支店が立って欲しいなあ。悔しいなあ。名古屋はどうして、こういう良い店にはスルーされちゃうんだろう。一蘭だの来来亭だの日の出だの、どーでもいいのは乱立するのに。いや、まだには行ってないのでそっちに望みを託すか?しかし、煮干系は、俺としては豚骨ほどには好みではないのだよなあ。はあ。つらいなあ。

そんなわけで、名古屋ラーメンまつりの、おそらくは半調理済みの冷凍キットを持ってきて作っているであろうイヴェント用の出し物ラーメン、中々どうして、そんなに悪くなかったです。あまり先入観でモノを考えるのも、考え物ですね。
期間中にもう一度行きたくなってきた。いける暇があるかどうかはわからないけど、でも「だるま」や、他にも名前しか聞いたことがないけどいつか食べてみたいなーっていう感じのお店もあるし、ま、それがすべて無鉄砲と同程度のうまさを実現しているかというとそれは疑問ではありますがね。

イヴェント用ラーメンにしては結構悪くなかったので、

今日の評価は:★★★★★★ 6!


ラーメンまつりin名古屋2016

2016年2月9日火曜日

麺座 かたぶつ らーめん

ラーメン食べてばっかりだと、ぶくぶく肥ってきて、病気になったりして健康によろしくないので、たまにはジョギングでもしようかと意気込んで出てきたは良いけれど、程なくしてざーざーざーざーーざーーざーーーざーーーーざーーーーーザあぁぁぁーーーーーーーーーーっとにわか雨にヤられてしまった。おいおいおい、ラジオでは降ってもパラパラ程度って言ってたような気がしたんだけどなあ。こりゃガチのどしゃ降りじゃねぇか。俺の聞き間違いかしらん。
しゃーない。びしょ濡れで風邪をひいては、せっかく健康のためのジョギングなのに本末転倒なので、コンビニに入って温風で乾かしつつ雨が上がるのを待ちました。まあ、しばらくして止んだので、これ幸いとまた走り出したのですが、店に着くなり、


「追い煮干中華そば 完売」


まあ、そりゃ仕方がないですよね。火曜日の昼夜各15食だから、オタクさんたちが群がって、あっという間に無くなってしまう。
雨やどりなんかしてたらそりゃありつけないのは当然。
いやー実はまだ食べたことないんですよ。今日こそはって思ったのに。雨にやられちゃどうしようもないですよね。びしょ濡れのまま店に入るのもどうかと思うしね。

かたぶつ らーめん


らーめん ¥730


まあぶっちゃけ、俺はこのレギュラーメニューのらーめんは、そんなに好きな食べ物でもないんですよね。
ほどよく香るにぼしの風味と、さっぱりした味わいながらもちゃんと骨の髄のエキスが出ている豚骨とが一緒になって、繊細でそこそこ美味しいスープではあります。それによくあるマタオマ系とは違って、ボッテリした鈍重な甘さがないので、すっきりと気分よくすすることができる。
でも。煮干の風味を全面に出しているかというと、いまいち豚骨のクリーミーさに包みこまれて影に引いてしまっているし、片や豚骨らーめんとしてはやっぱり力強さの点でいまいち頼りない。
どっちつかずの中途半端な味なんだよなあ。そして、小麦の味香るストレートな中太麺は、これまた麺単体では美味しいのだが、いかんせんこのスープをうまく持ち上げてくれない。小麦の味しかしないのだ。
ただでさえ、まあ美味しくはあるけどもいまいち頼りないスープなのに、麺がその味を持ち上げてくれないもんだから、全体としてダシの味を楽しめないのだ。まあもちろんレンゲを使ってスープを飲みながら麺をほおばればいいんだけど、ラーメンってそういうもんじゃないでしょう。麺をすすったときに、ダシの味が口の中に広がるようじゃないと。
結局、それぞれ単体では質が高いものなんだけど、ラーメン全体として組み合わさったときに、いまいち心に響くものがないんだよね。これじゃラーメンとしての完成度は劣る。

「とんこつくん」を名乗る俺としてはあるまじき発言とは思われるかもしれないけど、いっそのこと、この豚骨をナシにして、煮干だけにして、そのかわり煮干をあと10倍くらい濃くしたら楽しいんじゃないのかな。そして麺もこんなスープに絡まないストレートの中太麺じゃなくて、もっと細くて、スープに絡むやつにすればいいのになあ。
って、そうしたのが「追い煮干中華そば」だってことなのかな?ということは、やっぱりここは、「追い煮干中華そば」を食べないと真価がわからない店なのかなあ。
だとしたら、火曜日の限定15食ってのはちょっとあまりにも残念すぎる。限定にあぶれた人たちが、しかたないから代わりにこんな中途半端ならーめんで満足しなくちゃいけないだなんて、ちょっと酷だ。
かといって、ここのつけ麺はさらによろしくないのだ。マタオマ系と差別化をはかるためか、いまいち粘度が低い動物魚介系のつけだれで、つけ麺なのに麺に味が絡んでこないというのは全然面白くない。それならいっそのこと、ありきたりだけど粘度が高くて麺によくからむ、巷に溢れるマタオマ系のつけ麺のほうがまだ許せる。(別に、好きとは言ってませんよ。許せるという程度なだけ)

ぴあのラーメン本にも「追い煮干中華そば」のいかにも美味しそ~うな写真が載ってたし、どこのブロガーを見てもほとんど「追い煮干中華そば」あるいはそれの冷やしバージョンとか、そういうのばっかりです。
結局、この店主がやりたいのは「追い煮干そば」であって、他のレギュラーメニューはその「追い煮干そば」をやるための資金繰りっていうだけなんじゃないのか?しかも限定にすることによって、「追い煮干そば」にあぶれてしまった人たちにレギュラーなりつけ麺なりを注文させて、お金運搬人に仕立て上げる。やりかたとしては、ちょっとコスい感じがするんですがどうでしょうか。さすがにそれは言いすぎですかね?
しかし、ほとんど誰も食べられないようなメニューを看板にして大々的に宣伝しまくるというのはやっぱりどうかと思いますよ。俺個人の事情としては火曜日ってほとんど毎週忙しいので、食べられる機会はかなり少ないです。(今日は珍しく休みだったわけであって。でも雨にやられて結局食べられませんでした)。昼どきなら、なんとかがんばって来れないこともないかもしれませんが、噂によれば、火曜日の昼でも、開店前からラーメンオタクさんたちがぶぁーっと並んでて、すぐに完売してしまうので、普通に開店時に行っても食べられない、と聞きます。そんな、オタクじゃない普通のラーメン好きな一般人に過ぎない俺のような人にとっては、とてもじゃないけどありつけない、そんなラーメンなのでしょうか?
きっと、俺みたいな人、たくさん居るに違いありません。なのに、巷のブログの中の人たちはみんな、この「追い煮干中華そば」の記事を載せています。いったいどうやってありつくことが出来るのでしょうか。仕事休んででも、時間を作って食べに来ないといけないのでしょうか?さすがに、俺は、そこまでのラーメンオタクではありません。一般人に食べられないような限定ラーメンを看板にするってのは、店としてはいったいどうなのでしょうかねえ。

俺はラーメンブロガーなんてみんな嫌いだし、軽蔑してますが、これは恥を偲んで訊ねたい。
皆さん日々忙しいでしょうに、どうやって、決して立地に優れているとはいえないこの店の、火曜限定15食の「追い煮干中華そば」にありつくことができるのでしょうか?割合近辺に住んでいる俺ですら、食べたいと思ってももう何年も食べられていません。どうか、いい方法があるのでしたらぜひ教えて下さい。


今日の評価は:★★ 2、です。

ま、レギュラーのらーめんは、こんな程度でしょう。
仕方がない。今日の目的はジョギングなので、らーめんは「ついで」ですからね。
いつか「追い煮干中華そば」を食べることが出来たら、その時こそこの店の正当な評価ができると思います。


麺座 かたぶつ
愛知県瀬戸市高根町1-45 ザ・プラスワンビル1F
11:00~14:00
18:00~21:00
定休日:水曜日、第3木曜日


2016年2月7日日曜日

どんたく 厚切焼豚ねぎラーメン


ぴあのラーメン本に半額クーポンがついてたので、いまさらこんな店に行くまでもないとは思いつつ、やはり貧乏性は免れません。
今池駅からとんぱーれに行く途中くらいにあります。
ここの程近くに、名古屋市立大学というのがあります。昔、ここのアホ学生連中に「どんたく」を推されて、そんなに言うなら、と思って彼らに付き添って行ったことがありますが、一口食べて「君らはアタマだけじゃなくて、舌までアホなのかぁ~~~っ!」とその場で狂い叫んでテーブルや椅子を蹴り散らしたわけではさすがにありませんが、内心そうしたい気持ちが満々でした。それ以来特に意識に上ることもなく、さすがにもう潰れただろうと思い込んでたんですがまさかまだやってるとは思いませんでした。その上最新版のラーメン本にクーポンまで付けてきて、いったい何を考えているのでしょうか。まさか、前より美味くなってる、なんてことは、まあ無いとは思いますがものは試しです。
ちなみにその名古屋市立大学に、水野みか子さんっていう教授がいらっしゃいますが、この方、名古屋の地下鉄全線の列車接近メロディを作曲された方なのであります。名古屋に住んでて地下鉄を使う人なら誰もが聴いたことありますよね。あれを全部作ったひとがこの大学の先生なんです。これ、ちょっとした豆ね。まあいくら教授が優秀でも、学生があれでは、この大学もお先真ッ暗といったところですね。(因みに俺ぁここの出身じゃあありませんからね。念のため)

さて、ぴあの「究極のラーメン2016」についてたクーポンは、厚切焼豚ねぎラーメン¥990とやらが半額になるというものでした。ま、以前食べたのなんてだいぶ昔だし、しかもその時ですら不味いと感じたわけだから改めて食べるまでもないと思ったんですがやっぱり半額と聞くと「ひょっとして、前より旨くなってるかもしれないから、一度くらい行ってみよう、どうせ不味くても半額だから被害が少ない」と考えてしまうものですね。



厚切焼豚ねぎラーメン 半額引き¥445

だいぶゴテゴテと具材が乗っかっていますが、元のラーメンがダメだったら意味ないですよね。
なんだかどよーんとした色調のスープですが、焦がしマー油をふりかけているのでしょうか?もちろん熊本ラーメンみたいにマー油を全面に出しているのではないですが、なんかところどころ黒っぽい焦げたような部分があります。

これは・・・・・・・・・・

不・味・いっ

ま・ず・いっ


いやーひっでぇなあ。まるでうまかっちゃんを水道水で溶かしたような人工的で薄っぺらいスープに、博多ラーメンとは名ばかりのただ細いだけで全く噛み応えがないデロデロと伸びきった麺。そうか、この人工スープをごまかすために、あまりわからないくらいほんのちょっぴりマー油をふりかけたのじゃないでしょうか。
一応店のトイレの中の張り紙に、時間をかけて豚骨を煮出しました的なことが書いてあったけど、これ明らかに工場で作った豚骨もどきの人工スープじゃねーの?まあ、商売においてウソをついたらそれは詐欺罪にあたるから、ウソは書いていないのだろうけど、もし本当に豚骨を煮出しているんだとしても、人工スープに申し訳程度だけ本物の豚骨スープを混ぜているだけなんじゃないでしょうか。それもスッカスカの豚骨をごく少量。だって普通に豚骨でスープ取ったらどうやってもこんな不味くなるはずないもの。そりゃアクが抜け切れてないとかいまいち骨の髄の旨味が出ていないとか、そういう残念な豚骨ラーメンは巷にはいろいろあるだろうけど、こんなに人工的でシャバシャバした、劣悪なカップ麺みたいな味にはどうやったってならないでしょう。

元がこんなにダメダメなんだから、いくらこんなに具材をゴテゴテと乗っけても、美味くなるわけなんてない。
でも、まあ具だけでもまともな味だったならば、そこそこ食えるものにはなるはずだけど、この具がまたご多分に洩れず、ひどいのである。
画質が悪くてつぶれてしまっているけど、写真の赤い部分は紅しょうがである。これはとりたててどうということはない。普通の、タール色素入りの市販品だろう。海苔もまあ別段どうということはない。
しかし、ごろごろとたくさん乗っかってる厚切焼豚とやら。はあっ??いったいなんなのこれ。パッサパサじゃないか。おまけに、豚の獣臭さがぷんぷんする。あのね、ワイルドな味っていうようなそんな高尚な意味じゃないですよ。ただ単にアク取って無いだろおまえ、って味。ごめん、さすがにこれは俺が作ったほうがずっと美味いわ。いや違う。煮豚を、こんなに不味く作る方法を、俺は知らない。どうやったらここまで不味く作れるのか、不思議である。臭み消しの野菜も入れずに圧力鍋で30分ほど加圧しただけ、とかかな?いや、それでもこんなに不味くはならないだろう。どうやって作ってるのか教えて欲しいくらいだ。
刻みネギ。いったい何日前のネギなのでしょうか。やたらと臭いが強烈である。それにへたっていて瑞々しさがないので噛み切るのに苦労する。まあ豚骨スープがひどいから、こんなひどいネギでも、スープの味を邪魔されたとは思わない。でもまあ食べたあとの口臭はやっぱり気になるよなあ。
そしてすごさの極まったのが、スライスされたゆで卵。これ、なんの工夫も無いただのかたゆで卵だぜ。しかも、これ半玉入ってるんじゃなくて、スライスされたほんの一片なんですよ。こうやって見ると半玉入ってるように見えるけど、上げ底です。どこへ行っても半熟煮卵が半玉~一玉入っているのがあたりまえのこのご時勢で、これはさすがに無いでしょう。固ゆでの黄身がボロボロと崩れてスープを濁すだけだ。これだったら入れないでくれよって感じ。

いやー。まあ、美味しくないであろうってことは最初っからわかってはいたけども、予想をはるかに上回るひどさ。半額クーポンに釣られてのこのこ食べに来てしまったけど、こんなゴミクズ味のラーメン、半額でもいらない。いや、タダであげるから次も来て、って言われたとしても、タダでも食いたくない。
こんなゴミクズを、金を取ってお客さんに食わせる店が、いまだに存在し得るということに驚きを禁じえない。15年前、いや20年前の名古屋ならともかく、いくら名古屋人が馬鹿舌だからといって、今のご時勢ラーメン屋もそれ以外の飲食店も、だいぶレベルが上がってきているだろう。あんまりにも不味い店は淘汰されて消えていく。それが当たり前だと思っていたのだけれど、こんなひどい豚骨ラーメンモドキのゴミクズを平気で出して金をとるような店が潰れずに営業していけてる、ってのは、まだまだ名古屋にもそんなに寛容な客が一定数居るってことなのか?寛容、って、もちろん良い意味で言ってるんじゃなくって、舌バカってことですよ。
そうだよな。思い出したよ。これが、名古屋のスタンダードクオリティなのだよな。今でこそ、美味い店も増えてきて、名古屋人が馬鹿舌だっていう認識も薄れてきたけど、俺がこの地域に来た当時は、もっと不味い店ばっかりだったよなあ。そしてその中にあっては、こんな店ですらまだマシなほうだったんだろうなあ。こんなのを当時の名古屋人は美味い美味いといって食べていたんだよなあ。そうだよ。名古屋って元来、こういう土地だったんだよ。この店はその歴史の生き証人だ。いや生きた化石とでも言うべきか。一昔前の、名古屋の人たちの舌を知るには、この店のラーメンを食べてみるがいい。他県出身者のあなたならきっと愕然とすることに違いない。こんなゴミを、当時の名古屋人(いや、今もこの店存続しているから、今の名古屋人もか?)は美味しいと言って食べていたんだ。客観的にみて、やっぱり名古屋っていうのは、味覚の砂漠といって間違いないだろう。

なんでこの店が、今ごろこんな半額クーポンを出したのだろう?たしかにぴあのラーメン本は売れるし、半額クーポンがついてる店とあらばそりゃ結構な宣伝にはなるだろう。しかし、いくら宣伝したところで、こんなゴミを食わせるようじゃ、かえって逆効果ではあるまいか。かえって客が来なくなるだろう。いや、もうこの店は潰れたほうがいいのかもしれない。きっと今回のクーポンで、安さにつられて俺みたいにノコノコ食べに来て、そして大いに失望する客がたくさんいるだろう。そうすればもうもはや誰もこの店にくる客は居なくなる。それでちょうど良いのかもしれないな。

店を出て、とぼとぼと駅のほうに歩きながら、こんなゴミクズラーメンを口にしてしまった悔しさと、腹立たしさと、情けなさとやるせなさが一度に込み上げてきて、どうにも気持ちが悪くなってしまったので、思わず今池駅の中にある多目的トイレへと駆け込んだ。
そして、吐いた。
15分ほど嘔吐が続いただろうか、胃の中を満たしていた鬱屈を、殆ど全て吐き出してしまった俺は、ようやく気を取り直し、電車のホームへと歩き出したのである。
しかし、ゴミクズを体内に取り込んでしまった不快感は、吐き出した後もなお癒えることがなかった。鉛のように灰色でどんよりとした気持ちで帰路についたのだが、電車を降りても、家についても、そう、まさにこれを書いている今でも、この不快感はまだ続いている。

昔々、中国の仙人の見習いが、幻術を使って薄汚い靴をお饅頭に見えるように変化(へんげ)させて、お師匠さまに食べさせようとしたところ、お師匠さまにそれがバレて、罰として万暦赤絵皿の中に閉じ込められてしまった、という話をどこかで聞いたことがあります。しかし、昔々の中国だけでなく、現代の日本においても、幻術を使ってただのゴミクズを豚骨ラーメンに変化させて、その変化させたゴミクズを金を取って客に食わせる店があるだなんて知りませんでした。それほどまでに、このラーメンは、取るに足らないクズなのです。こんなものを客に出すだなんて、もはや犯罪です。一刻も早く潰れることを切に願うところです。

今日の評価は:ゴミクズ

こんなもの、評価1点だってあげたくありません。いや、それどころか0点すらあげたくないのです。だからといってマイナス1点とかではイマイチぴんとこないので、こういう場合は言葉で表現することにしました。もはや数字ですらなく、「ゴミクズ」という言葉、それが今回の評価です。


どんたく 本店
名古屋市千種区神田町32-13
12:00~14:00
18:30~24:00
無休

2016年2月2日火曜日

しげ家 ラーメン

今でこそ「家系」っぽいラーメン屋も名古屋界隈に増えてきたけど、この店は「インスパイア」という言葉が使われる以前から、いやそれどころか「家系」という言葉が名古屋人たちに広まる以前から、この味を保ち続けています。たしか萬来亭よりもこっちのほうが先じゃなかったかな?違ってたらすみませんが、なんにしてもこの界隈における「家系っぽいラーメン」の先駆けとも言えるお店であります。
それだけじゃなくて、いち早く汁無しを取り入れたり、ら・けいこ的な太麺&ボリュームによる「男麺」など、流行の先端にも敏感な店でしたね。まあ流行ってるっぽいものを真似する、日和見迎合主義的な発想とも言えなくは無いですが。
俺も以前はよく通ってたんですが、最近はもう数年くらいご無沙汰してしまいました。理由は、やっぱり値上がりですかねえ。やっぱり一番基本のラーメンで¥850というのはちょっと、なかなかそう簡単には食べる気にはなれないですよね。ケチくさいでしょうか?

しげ家 ラーメン ¥850

しげ家ラーメン


ひさびさの味はどんなんだろう?
さてスープを。
おーっ。これは、めちゃくちゃ濃いーっ!!
豚骨の濃度もさることながら、醤油のカドがキリっとどころではなく立ちあがっている。
甘みはほとんどない。萬来亭とか、爛々亭とかあたりのような、クリーミーなスープではなくて、どっしり、ずどーんとした重量級の、全く媚びてこない味。
これは、良いですね。俺は甘いの苦手だから、こういうのはとっても好感が持てます。
俺も、名古屋の人たちも、両方ともこってりでしょっぱいものが好きだから、好みは合うはずなんだけど、でも決定的に違うのは、名古屋の人は甘ったるいのが好きなんだよね。味噌かつの味噌ダレでもそう思うし、そもそも小倉トーストとか、甘口イチゴスパとかが好きな連中だからなあ。
俺は甘いのはかなり苦手です。いや、もちろん豚骨のクリーミーな甘さとか、背脂の甘さとかは好きなんだけどね、砂糖や味醂的甘さが強くなりすぎるといかんのだ。たまねぎの煮込んだのも、あまり過剰になりすぎると好きくない。ケーキ等の甘いおやつも、人から薦められても遠慮するくらいだ。
だから、とにかくこのしげ家の、甘さが控えめで、とにかくしょっぱくて重量級の濃い味というのは俺にとってはまさにベストヒッティングなのであります。この甘くないあたりが、この店が名古屋の人達にいまいち受け入れられていない理由なのかもしれません。そういえば、俺の知り合いでも、この店を好きな人たちはみんな他県出身者ばかりです。
麺は、たしかに家系っぽくないのかもしれません。かん水が強め?コシというかカタさがしっかりしていて、断面がほぼ円形な感じです。
ツウの人の中には、「しげ家なんて正統派の家系とは呼べない、偽者だ」とか言う人もいます。正統派には吉村家系とか横浜家系とかいろいろあるらしいです。たとえば藤が丘やら伏見やらにやたらと店舗があるなどは、吉村家系の味の麺なんだそうです。でも俺には、侍なんかよりもこのしげ家の麺のほうがずっと美味しく感じます。正統派かどうかよりも、俺が美味しいと思うかどうかのほうが大事なので、俺はこれでOKです。

うーん。やっぱり味そのものは、ここ数年にわかに乱立し続けている「家系」風の諸々の店と比べても、今でも充分力強さを持っていると思います。萬来亭はともかく、侍だの正五郎だの快都だの銀十だのこい家だのなんかよりもよっぽど重量感があるし、英吉家、爛々亭にだって負けていません。岳家ってのはまだ行ってないのでわかりません。そのうち行こうとは思いますが2chでの過剰ステマやクソブロガー共がこぞって取り上げていて食傷気味なので、俺としては今はまだ様子見です。(いや今のトレンドはでしょうかね?どっちにしても過熱がおさまった頃に行ってみます)
ただねぇ、さっきも書いたけどやっぱり値段がねえ・・・850円あったら、さすがにラーメン以外のもっと栄養バランスのいい定食なんかを食べたほうがいいかもしれないと思います。美味しく、手ごろに、というのがラーメンのモットーではないでしょうか?こういうことを言うと「お前はスガキヤでも食ってろ」って言う人がいますが、それは極端というものでしょう。だったらカップ麺食ってたほうが良い、ってのと大差ない物言いです。そうではなく、もっと美味しく、本格的な素材を使っていて、それでいてお手ごろ価格、ってのがラーメンの醍醐味だとおもうんですけどね。たしかに他にはないほどの重量級豚骨という本格ラーメンですが、だからといってこの値段はちょっと食べるほうとしてはキツイです。とんぱーれを見よ。600円で、いや昨年まで500円で、極めて良質の豚骨ラーメンを提供しているではないか。どうしてこのしげ家に限らず多数の店は、こういう風にできないものなのでしょうか?

まあ、とはいえ、モノ自体はとっても良いので、先駆けへの敬意も表して、

今日の評価は:★★★★★ 5!

ラーメン しげ家
愛知県尾張旭市東本地ヶ原町2-7
11:30-14:00
18:30-25:00
定休日:月曜日

こってりらーめん なりたけ 栄店 みそラーメン ギタギタ

やはりこの店は中毒性がありますね。年に数回くらい、突如思いたったように無性に食べたくなる。こないだカップ麺のなりたけを食べたせいでよけい本物を食べたい気分が募ってしまいました。
休日の昼どき。とはいえ、ほぼ満席というのはすごいですね。あれえ、ここってこんなに人気店だったっけ?名古屋にできたばっかりの時はいくら休日でもこんなには混んでなかったような気がするぞ。もしかして、カップ麺効果?んーそんなに影響力あるのかなあ。どう思います?
しっかし、見事に客層が男ばっかりだねー。それも、2,30代くらいの、いかにもサエナイ風貌の、おっと失礼、地味だけど真面目そうな紳士方諸氏。きっとみんな独身なんだろうなー・・・って俺もそうかwまあ、同輩諸氏をあまりとやかく言うのはやめとこう。カップルはむかつくけど彼らは別に不快になるわけじゃないしなあ。尤も、カップルも数組いたけど、いくらなんでも好きな女の子をこんな店に連れてくるかねえ?ラーメン屋デートするにしてももっと他に選択肢あるんじゃないの?ちょっとセンスを疑っちゃうぞ。


みそラーメン ギタギタ ¥730

背脂の量を「ふつう」「少なめ」「ギタギタ」から選べますが、やはりギタギタがここは正道でしょう。



いちおう豚の拳骨なんかを使っているようですがあまりダシの味が強く出ていなくて、しょっぱすぎる味噌ダレのほうが支配的で、麺もちょっとかん水入れすぎで真っ黄色に染まっているし、ブツブツ切れてあまり弾力がない。
ラーメンとしての味自体だけをみると、言っちゃあなんだが、フードコートレベルとは言いすぎだとしても、場末の、昔からの地元の常連客達で成り立っているような、どこにでもあるようなありふれた味噌ラーメン屋と大して変わらない。




しかし、これでいいんです!この店はこれでいいのですよ。
なぜなら、ここは、ラーメンの旨さを味わう店ではなく、豚のアブラ自体の旨さをこころゆくまで楽しむ店だからです。脂へのこだわりはお店のPOPにもこう書かれています。




「月(にくづき)」に「旨(うまい)」と書いて、「脂」となります。大トロや霜降り肉が好まれ、また「脂の乗った」と言えば魚の美味しさを表現する言葉であることからもわかるように、「脂」は食べ物の美味しさを決める大事な要素です。
当店のラーメンは最上質の豚の背脂を大量に使用し、こってりとした濃厚なスープに仕上げました。
(なりたけ、店内POPより抜粋)


「月」に「旨」で「脂」とは、なるほど真実を突いているではありませんか。「月」というのは決して「つきへん」じゃなくて「にくづき」、身体部位やその状態を表す部首です。身体にとって旨いもの、それがまさに脂にほかなりません。巷ではアブラの少ないすっきりとしたラーメンが流行っていますし、そういうのを上に見る奴のほうが舌が肥えてるって言われがちですが、そんなのは味よりもアタマでラーメンを考えるお高くとまったインテリ的発想に過ぎません。本当に旨いのは「脂」をふんだんに使ったこってりラーメンですよ。それはまさにこの「脂」という漢字の成立の歴史が証明してくれているのです。
この最上級の「脂」そのものを味わうためには、ラーメン自体の味がうますぎてはいけないのです。あんまりラーメンの出来が良すぎると、アブラを純粋に味わうのに邪魔になります。しょっぱすぎると思われる味噌ダレも、アブラの甘みをより一層味わうための布石だとすれば納得がいきます。ですので、ラーメン自体をあえて凡庸なものにし、アブラの旨味を純粋に味わわせるこの店の味の作り方は、なかなか計算高くバランスのとれたチューニングと言えるでしょう。
まあ、とは言え、やはり飽きがくる味であることは否めません。たくさんの脂とそれを支える濃い味噌の味は、一口目こそ身体をかけめぐる快感となりますが、それはさすがに長続きしません。ラーメン自体に味わわせる力が足りないので、最後まで美味しく、という風にはいかないのが残念なところ。それでも、ここの店は「割りスープ」を頼むことが出来るので、それをラーメンに入れて好きな濃さに調整することが出来るのが救いでしょう。このスタイルはひょっとして新潟の割りスープ付き味噌ラーメンのインスパイアなのでしょうか。最初に重~いこってりした味を楽しみ、飽きてきたら薄めて食べやすい味にして楽しむ、そういう楽しみ方がいいのかもしれません。尤も、スープで薄めるとアブラも薄まるので、せっかくギタギタで頼んでも普通の味噌ラーメンみたいになってしまうのが欠点ではあります。最初っから「味噌ダレは少なめに、アブラはギタギタで」という注文ができればいいのですが、どうもそういうのには対応してないっぽいです。まあお店の人がそう言うのですからおそらくそうやって作ると味がボケボケになってしまったりするのでしょう。なかなか上手いこと行きませんよね。そこんとこが、もっと良い解決法が見つかればいいのになあと思うところです。

今日の評価は、うーん・・・:★★★★ 4、くらいはあってもいいかなあ。

食べ終わった後はちょっとげんなりはするけれど、それでも食べる前の期待感と、それに充分に応える一口目の快感はちょっと他には得難いものですからねえ。

決して「美味しいっ!」って店じゃないし、女の子にオススメするような店じゃあないけれど、例えばスキヤキなんかをやるときに最初に牛脂の塊を塗ってから肉を焼くじゃないですか、あの、油を敷くのに使った後の、トロトロに煮込まれた牛脂を食べるのが好きな人、とかはこの店は断然おすすめです。(かく言う俺だって・・・。)

そして「ギタギタ」のさらに上の「超ギタ」というのが裏メニューにあるそうです。名古屋店で出来るのかどうかはわかりませんが、一度くらいはやってみたいとは思っています。怖いですが・・・だれかもう食べた人、いませんか?いらっしゃったら感想をお聞かせいただきたいものです。

こってりらーめん なりたけ 栄店
愛知県名古屋市中区栄3-2-30 秀和ビル 1F
営業時間
11:30~15:00
18:00~25:00
定休日:水曜日・第3火曜日

画像、写真について

俺が好きなのは美味しいとんこつラーメンですが、もっと好きなのは、かわいい女の子です。
だから、ラーメンの画像よりも女の子の画像をたくさん撮りたいです。
俺が持ってるカメラは、デジカメでもスマホでもなく、○須で¥1000で買ったジャンク品の小型カメラです。
いわゆる、スパイカメラ、カモフラージュカメラです。
だから撮ってるのがばれないという利点がありますが、反面、画質が甚だよろしくないという欠点があります。
美味しいラーメンをおいしそうに撮るには向かないのですが、かわいい女の子を、気づかれないように撮るのには向いています。そもそも当初は、道行く女の子をこっそり撮れたらいいなと思って買ったんです。
どうせ美味しいラーメンの美味しそうな写真なんて、ブロガーやらツイッタラー、フェイスブッカーなんかがうんざりするほど撮ってうpしてるから、わざわざ俺がこんなクソ画質で撮るほどのことでもありません。
でも女の子であれば、ここで出会ったのが幸運で、もう二度と会えないかもしれないじゃないですか。
もちろん後をついていけば住んでる家くらいわかるでしょうが、そんな犯罪者みたいなことはしたくありません。
だからせめてこの一期一会の機会を、画像に収めて大事にとっときたいんです。
女の子の画像
EastMountainLineにて。
二重瞼がとっても可愛らしいのであります☆
だから、このブログでは、本当はラーメンの写真よりも、女の子の画像を載せたいんです。
だいたいラーメンの画像なんて、いくら見てもお腹一杯にならないじゃないですか。ラーメンってのは、食べて楽しむものであって、見て楽しむものではない。
それに比べて、女の子ってのは、まあそりゃあ確かに、ヤって楽しむのが一番ですが、なにも無理にヤらなくても、見ているだけでも心が華やぐってもんです。
だから、画像を見るだけでも、世の男性方には目の保養になるのではないでしょうか。
そう思って、女の子の画像を載せるのです。
せっかくなので、温かい目で見てやってはくれませんか。
どうしてもだめって言うのなら、まあ考えますけどね。