☆よろしくっ!☆

2016年4月29日金曜日

三代目 溝口屋 肉の日

あまりこの店は行かないのです。いわゆる二郎もどきですから、やはりどうしても本物の二郎に比べると劣ってしまうことは否めません。麺の量は「小¥700」で150gとかなり少量ですし、自家製の麺自体も太いというだけで決して二郎っぽくはありません。汁も、二郎っぽいクリーミーな乳化した感じではなく、どちらかというとら・けいこっぽい、醤油のカドが立った感じでちょっと様相が違います。
まあ、とは言っても、他の凡百の二郎もどきに比べたらだいぶマシなほうだとは思います。二郎風ではなくまた別の食べ物だと思えば、そんなに悪いものではないでしょう。しかし、やはり価格からするとちょっとコストパフォーマンスが悪いといわざるを得ません。
それに、すぐ隣に、かの有名な「新谷」が店を構えているのです。新谷も以前に比べてずいぶん値上がりし、以前ほどのお得感は無くなってしまいましたが、それでもあのとろっとろに煮込まれた美味しい美味しいチャーシューをたらふく食べることができて満足感が大きいので、どうしてもこの辺りでラーメンを食べるとなると、新谷のほうに足が向いてしまうのです。

しかし、この「三代目溝口屋」も、月に一度、毎月29日になると、是が非でも訪れたくなるものです。
というのも、29日は、肉の日ということで、希望者は通常の肉マシにさらに追加で肉を増やすことができるのです。普通のラーメンではだめで、肉マシ、つまり「小肉¥800」か「大肉¥900」を買わなければいけないのですが、しかしこの日に限っては、このお店のコストパフォーマンスが飛躍的に上がるのであります。やはりこれは隣の新谷に対抗しようとしているのでしょうか。元々この溝口屋は、当初は自家製麺を謳い文句にしていたのですが、年数が経つにつれだんだんと肉もウリにするようになってきました。いくら麺に特色があると言っても、それだけでは肉の魅力には勝てないと思ったのかもしれませんね。


ふと麺 小肉 ¥800 肉二枚まし ヤサイニンニク


どうでしょうか。¥800でこれだけ肉がたくさん食えるのなら、まあ素晴らしいのではないでしょうか。
肉一枚ましと二枚ましがありますが、当然俺は二枚ましです。初心者は一枚から、と書いてありますが、実際どうなんでしょうか?初心者かどうかなんて、たぶんイレズミの店主さんはいちいち覚えてないと思いますから、大丈夫なのではないでしょうか。
お残し厳禁、と書いてありますが、たしかに素晴らしい盛りではあるものの、それほど恐るるには足らないと思います。このくらいならまあ、一般的なラーメン好きなら残さず食べきれるのではないでしょうか。それとも脂身が苦手な人は難しいですかね?自己判断でお願いします。

さて、このチャーシュー、かなりかみ応えがある。肉本来の弾力性を存分に生かした仕上がりと言えるでしょう。下手に急いで食べると歯に詰まるので、たくさんありますが、ゆっくり一つずつよく噛んで食べましょう。
味付けはラーメンに使っている醤油だれと同じものかな?かなり醤油の味が染みている。ガブっと噛むと、肉の凝縮された旨みと醤油の味がじわっと口に広がって、まさに「肉」というものをガツガツむさぼり食う、ダイナミックな愉悦を、心ゆくまで謳歌することができる。
俺は基本的にはチャーシューはとろとろ派ですが、しかしこれはこれで、とっても素敵なお味だと思います。
新谷のあの、お口の中でほろほろっととろけるような、優しいチャーシューも美味しいですけど、この、肉肉しさがぎゅっと詰まった溝口屋の肉もなかなか捨てがたいもんです。がっつり肉を頬張っているという感触を、思う存分楽しむことが出来ます。これは、まさに対照的なタイプながら、甲乙つけがたいものです。これをこんなにたくさん味わうことができるなんて、なかなかに快感ですよ。

スープは、以前に比べると、豚骨の白濁具合が減り、醤油だれのカドがよりきりっと立っているような気がする。これは、「醤油ラーメン」と言って差し支えないでしょう。尤も、化学調味料の味もかなり強く効いています。これは醤油だれの中に入っているのではなくて、醤油だれとスープを合わせるときに、ひとさじドバっと入れているようです。醤油だれ自体は、ほとんど、或いはもしかしたら全く化学調味料を使っていないような感じです。だからこそ、この醤油の強い風味がしっかりと立っているのでしょう。「まつ子。」とかが好きな人は、このスープも好きなんじゃないかなあと思いますがどうでしょうかね。
自慢の自家製麺は、確かに小麦の味がすごくするけど、弾力というよりもぼそっと硬い感じがします。どちらかというと、手打ちうどんとか、すいとんとか、ああいう感じ。実は、俺はそこまでこれは好きでは無いのです。ちょっと素人っぽさを感じる。「よーし、お父さん、今日はがんばってうどん打っちゃうぞ」「わー、お父さんの作ったうどん、美味しいねっ」という、休日の一般的家庭の一場面を思わせる味。確かに美味しいには美味しいんだけども、それは素人くさい美味しさであり、どこかプロの仕事としては違和感がある、っていう感じ。(昔、伏見に店があったころの三郎の三郎二郎の「超極太麺」にも同じような感想を抱きました)

まっそれでも、これだけ肉肉しい肉をたらふく食えるんだから、そこらへんはまあ、置いといてもいいかなって感じ。
平常どおりの営業日にはあまり食指が動かないものの、この毎月29日の肉の日だけは、何を置いても食べに行きたくなる。そんな危うい魅力を備えたお店であります。

今日の評価は:★★★★★  5!です!

あくまで、「今日の評価」です。29日以外の日は、星2か、良くて星3くらいでしょう。やはり麺が好きではないし、コストパフォーマンスもあまり優れない。でもこの肉には、それを補って余りある魅力がある。

三代目 溝口屋
愛知県名古屋市守山区四軒家1-1578 マンションスピーリア 1F
11:30~14:30
18:00~22:30ごろまで
定休日:水曜日

2016年4月27日水曜日

つけ麺丸和 名駅西店 嘉六つけ麺

前にも書きましたが、俺はつけ麺などというものは嫌いです。だって、ラーメンって、熱々のスープに熱々の麺がひたっていて、ふうふうはぁはぁ言いながらそれをずず~っとすする、そのダイナミズムこそが魅力だと思うからです。それに、ラーメンは汁の美味さを楽しむのが第一だと思っています。ですので、麺と汁がセパレートしているというのはどうしてもダイナミズムに欠けるし、それにせっかくの汁をケチられているようで納得がいかないのです。それで同じ料金取るわけでしょう。どうしても納得がいきません。(いやむしろラーメンより高いことさえ屡だ)
ですが、つけ麺というものが絶対にラーメンに劣るかというと、そうではない。それは、「麺と汁の温度差を楽しむ」ことが出来る、という一点において、つけ麺にはアドヴァンテージがあるということだ。要するに、コメダ珈琲の「シロノワール」的な美味しさがあると思うんですよね。だから、キンキンに冷えた麺に、アツアツの汁、この条件が満たされていれば、つけ麺もそう悪いもんではない、と思うのです。

俺は、つけ麺のアドヴァンテージはその一点に尽きると思っています。だから、温度差を充分に楽しめるほど麺が冷やされ、また汁が熱されていれば、それだけでそのつけ麺は良いものだと評価できるのですが、残念ながら、そんな簡単な条件をすら満たしてくれるつけ麺屋は、ほとんど無いのです。俺の知る限りでは、名駅のRくらいしかない。(千種はいまいちです。)

さて、俺の、つけ麺に対する嗜好基準は上記の通りです。
ですので、有名なお店のつけ麺なら、さぞかしその条件を満たしてくれるのではないか、と期待してしまうのですが・・・この丸和って、今でこそブームは落ち着きましたが、一時期はものすごい人気でしたよね。どんだけ並ぶんだって感じで。俺はそういう店は避けているので、あまりこの店は食指が動かなかったのですが、今じゃ名駅といえばビルヂングけいすけのほうに並んでいて(なんでこんなクソな店に並ぶのか甚だ疑問ですが)この丸和の名駅店も、それなりに人気とはいっても、何十分も並ばないと食えないってほどではなくなりました。
まあ、だから、一度行ってみようと思いました。



嘉六つけ麺 ¥770

並盛りと中盛りが同一料金だというので、勿論中盛りです。
ほら、見た目もなんとなく、ワクワクしないでしょ。麺と汁がセパレートしてるのって。
そう思うのって、俺だけかなあ?
まあ、いいや。とりあえず麺だけを1本ちゅるっと。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・えっ?

こ、これは、






ぬ・る・い



ヌ・ル・い



温・い!



シ昷・しヽ ーーーーーっ!!




うぇ~~~っ!なんなんだよこれはっ!

おいおいおいっ。こりゃひでぇなんてもんじゃねーよ。
最初、何かの間違いかと思ったぜ。もしかして、間違えてあつもりを出されたか?とか。
でも、あつもりならこんな生温かいわけじゃなくて、もっと熱々のはずだろう?それに、さっき確かに、茹で上がった麺を水で冷やしてたよなあ。ってことはつまり・・・・・・
これがデフォルトってことか。うわぁー。ひっでえったらありゃしない。

これだけぬるい、いやむしろ、生温かいと、食感もへったくれもあったもんじゃない。
何のコシも弾力も無く、ふにゃふにゃ、テロテロにだれた麺。これを、こんなに沢山食えってか?おいおい、これは拷問だぞ?俺は拷問を受けるために770円もはたいたってぇのか?もはやイジメだよ、これは。
しかも、追い討ちを掛けるように、このつけ汁がまた、ぬるいのである。石鍋風の容器の見た目に騙されちゃいけない。いくら石鍋に入れられているからって、ヌルいもんはヌルいのだ。

食べる前は、この嘉六つけ麺は丸和つけ麺とはちがってあっさりとしたつけ汁で云々、とか書こうと考えていたんだが、このあまりにひどすぎる麺を目の当たりにして、もはやそういう問題など気にかけている場合ではない、と感じた。
まあ、しかし、温度のことをあえてひとまず置いといて、このつけ汁の味そのものに関して言うなら、あっさりと言ってもさほどあっさりしていない。勿論つけ麺の汁だから、しょっぱいのは当然なのでいいのだが、しかし、やたらと酸っぱいのと甘いのには閉口した。
この甘ったるさは、いわゆる俺が散々嫌っている、あの「名古屋らしいイヤミな甘ったるさ」だ。少量の味醂と大量の砂糖(あるいは果糖ぶどう糖液糖)と、おそらくは大量の化学調味料で味付けされているのだろう。これでは、ダシがどんなに良くても、汁全体が全く生きない。まるで、出来の悪い冷やし中華のような味だ。もちっとマシな味付けが出来ないものか。

しかし、そんな問題は、このひどい麺のぬるさと食感、それにこの汁のヌルさに比べたら、ほんの些細な問題だと言えよう。
こんなにぬるくてふにゃふにゃした麺を、これまたぬるくて甘ったるいつけ汁につけて食べる・・・・
こんなもん、旨いわきゃねぇだろうがっ!
ぷんぷん。


漫画「ラーメン発見伝」に、こう書かれています。クリックで拡大しますので、一読して頂きたい。




芹沢さん「巷に溢れるつけ麺は、厳密に言うとつゆも熱くないし、麺もさして冷たくない。常温の醤油ダレを、ラーメンの時の半分程度の量のスープで割って作るつゆは、最初からぬるめだ。麺の冷やしも甘い店が多い。」
「・・・だからこそ、つけ麺はぬるくマズい。」

(「ラーメン発見伝」第5巻より引用)


この「ラーメン発見伝」第5巻、巻末の発行年を見たら「2001年12月1日初版第1刷発行」だそうだ。2001年ってえと、15年前だぜ。15年前に書かれたマンガですでにもう論議されていたような問題を、今現代のプロのラーメン店が未だに解決もせずにほったらかしておいているだなんて、全く憤慨ものです。
ましてや、そこら辺に溢れる凡庸なつけ麺屋ならいざしらず、「丸和」ですよ。名古屋随一の人気店じゃないですか。こんな、名古屋のつけ麺を代表する店がですよ、いくら支店だからといって、15年前のマンガに書かれていたようなことを全く踏襲、改善できていないだなんて、名古屋のお店っていったいどんだけ怠慢なんだ、ってことでしょ。
これなら、セブンイレブンの冷凍つけ麺かなんかを買ってきて、俺が調理したほうが、数段美味いですよ。まず袋に書いてある通り作って、麺を冷やすときに、冷凍庫の氷を使って、氷水で冷やすのです。冷やし終わった後は麺をざるにあげたまま、上に氷を数個散らしておく。そして、汁のほうは、器をチンチンに温めておいて、沸騰したお湯で割る。念のため、アツアツになった汁をさらにレンジにかけるとなおよし。
勿論市販の冷凍品だから、汁も麺も味は貧弱だけど、それでも温度差という、つけ麺に関してもっとも重要な観点から見ると、少なくとも「丸和」のよりは俺の作ったやつのほうが数段旨いぜ。
プロが市販冷凍麺に負けてどーすんだよ。どうせ、この「丸和」、氷水なんか使ってないだろ?気温で温度が上昇した水道水で冷やしただけだろ?ひっでぇ仕事だよな。プロ失格。
こんなんが人気店?まじで名古屋人の味覚、どーなってんのよ、って話。こんな店が、いろんな雑誌に載り、数々のブロガーたちが賞賛し、名古屋のラーメン好きな人たちが行列を作る。マジで名古屋人、アタマおかしいんじゃないのか?もはや、舌バカなんじゃないの、ではなくて、ただ単に頭が馬鹿なんじゃないのかって思うのだ。だって、いくらなんでも、いくら情報に踊らされるからといって、こんなひっでぇつけ麺をありがたがって行列まで作るだなんて。本当に、頭がいかれてるとしか思えない。


今日の評価は、文句なしの:   0。ゼロ。零。無印!


ああ。まあ多少はすっきりした。あまりにもヒドイもんを食わされて腹が立ってしょうがなかったのだ。でもこうやって書いて、多少は鬱憤が晴れるのだから、ブログってのもなかなか、悪いもんではなかろう。
美味しいものや素晴らしい人に出会って、その感激を伝えるのも大変結構なことだが、それ以上に、ひどい食べ物やキモいオタクに出会って不愉快な思いをしてしまった時、その鬱積を思いっきりぶちまけることこそ、ブログをやる醍醐味だと思うのである。
一人で家にこもって愚痴をいくら言ったって、だれも聞いてくれないから気は晴れないし、とあるチャンネルに書くと「じゃあお前の美味いと思う店を挙げろ」といちいち言われて面倒だし、食べログに書いたら即効で消されてかえって鬱憤が溜まる。
その点、ブログなら、みんな見てくれるし、以前の記事で自分が旨いと思う店もあらかじめ書いてあるし、勝手に削除されることもないから、気を晴らすのにはとても最適だ。これ以上に気が晴れることとなると、マズイものを食わせてくれた店の当の店員やキモイオタクに面と向かって直接文句を言うことしかない。確かに、これが一番気が晴れる。でもそれやっちゃうと、傷害事件に発展しかねないし、やはり身の安全の保証が第一だから、なかなかそうするわけにもいかないのだ。
小心者と呼んでくれてかまいません。

つけ麺 丸和 名駅西店
名古屋市中村区亀島2-11-1 日興ビル1F
11:00~14:00
17:30~21:00
定休日:火曜日、第3月曜日


銀乃月 豚そば 醤油

まあ特に期待を持って食べに行ったわけじゃなくて、千種駅界隈に寄ったついでです。
だいたい、54歳児がオススメしている時点で、なんだかあまり食指が動かないでのす。この54歳児ってのは、知らない人もいるかもしれないから説明すると、以前ハードロックヌードルというお店を八事らへんでやってたんですけど、こいつラーメン屋店主のくせに自分でスープ作れないのです。そんなんでよくラーメン屋なんかやろうと思ったよね。
まあ当初はスープ職人のだいけん(脚注参照)っていうスタッフがいたんですけど、だいけんが辞めてからはずっと低迷し続けて、なにを血迷ったか市販のレトルトカレーを買ってきて麺にぶっかけて平然と客に出していたのです。どうせ客なんて近所の大学生達ばっかだから味なんてわからんとでも思ったのでしょうか?少なくとも、誠意あるラーメン屋がやることではありませんよね。ちなみに、上記リンク先の記事のおかげで、元々ラオタ同士で仲良しだった54歳児とさんが仲違いしたとかしないとか。キャハハ。全く、いい歳こいて、何やってんでしょうかね。バッカみたい。

脚注:だいけん(DK)・・・「ら・けいこ」の元職人。後に得道の店主と組んで「まるだ」という店も出すが、しばらくしてこれも完全放棄。まあ腕はいいんですが、同じことを長続きさせることができない、飽きっぽい性格なのでしょうかね?残念。

そんなバ・カジタ54歳児のオススメだなんて、どう考えてもいまいち不味そうにしか思えないんですよね。
でもまあほら、ついでだし、ものは試しと。


豚そば 醤油 ¥680

基本メニューは豚そばと鶏そば、また醤油と塩、という選択肢があり合計4種類楽しめるのですが、元のスープは一緒だそうです。具とタレが違うだけみたい。

どれどれ、お味のほうはと。
あっ!これは・・・・・・
なるとやのパクリだ。
いやー、よくもこんなに似るもんだなあ。不思議なもんだ。
白濁させない動物系に、節系魚介のスープの2本立て。煮干しじゃなくて、かつお節とか鯖節とか、そういう味ですね。特に高級食材をふんだんに使ってるとかではなさそうです。
それに、ご覧のとおり、あっさりスープの割には表層に結構な量の油がテカテカと浮いている。そのあたりも、なるとやと酷似しているよね。
いや、しかし、なるとやのパクリの癖に、なるとやより美味しいぞ。
少なくとも、この前食べた時のなるとやの濁ったような味に比べたら、こっちのほうがずっとすっきりと、キレがある。それぞれの旨みが整然としているのだ。同じような味の組み立てではあるけども、なぜかこっちのほうが旨い。
このスープを飲み込んだ時に、ほのかにに鼻に抜ける、一種独特のひなびたような香り、これはなんだろう?ネギ、かな?いや、それともひょっとして、漬物系のダシの匂いかなこれは。どうなんだろう?よくわからん。詳しい人、解説お願いします。
さて、具のほうは、こちらはなるとやとは全く違いますね。この焼ネギ、ちゃんと中まで火が通っていて、とろとろに柔らかく、甘みもあって美味しい。こういう甘みは好きです。シャキシャキと半生状態なのを想像したけど、違ってました。
そしてこのひらべったくて薄いチャーシューは、ほのかにチーズっぽい凝縮された味わいがある。ひょっとして少し発酵させてるのかなあ。例えば、パンチェッタなんかを作るみたいなやり方で。もちろんパンチェッタのようにがっつりと長期熟成しているわけじゃなくて、ほのかに乳酸菌的な味わいがあるというだけなので、ごく浅く短時間で作ってあるのだろう。いわば、浅漬けパンチェッタ、みたいな(ポー・サレか?)。そうやって作っているのではないでしょうか?とか言って、実はちょっと腐っていただけだったりしてねwどうだろ。
「和道らぁめん」という謳い文句がくっついていますが、それほど和風っぽくは無いですね。まあ鰹節でダシをとるのとか焼ネギとかが和風なのかもしれないけど、蕎麦のつゆみたいな味というわけではないです。

店内は、カウンターだけで、新しい店らしく適度に洒落た感じです。もちろん、キモいクチャラーなんかいなくて、若い男女連れが複数居て、羨ましいとは思いましたが大人しくマナーもよろしかったので、不快にはなりませんでした。うんまあ、こういう客層だと、安心して食べられるから良いよね。

うーん。全体的に、思ったよりは悪くはなかったです。
だけどやっぱり、これだけなるとやに似ていると、背後になるとやの存在を思い浮かべてしまう。
なるとや、前回行った時はあまり良くなかったけど、良い時のなるとやに比べたら、そんなにこの店にアドヴァンテージがあるようにも思えないんだよね。
まあ、具に工夫があるので、オリジナリティが皆無だとは言わないけど、でもやっぱり、なんだかなあ、とは思ってしまいます。

てなわけで、今日の評価は:★★★ 3、です。

バカジタ54歳児のお薦めだからけちょんけちょんに貶してやりたかったけど、そんなに悪くはなかったからなあ。俺はロクデナシだけども、それでも、人を貶めたいがために、それほど悪くない物を不味いと言いふらすほどのブラフマンではないのであります。
まあでも、そんなにすごく旨いってわけでもないけどね。所詮なるとやのパクリです。もう行かなくても良いかな。

和道らぁめん 銀乃月
名古屋市中区新栄3-17-12
11:30~14:30
18:00~24:00
定休日:水曜日


2016年4月22日金曜日

中カソバ まつ子。

 ら・けいこのHGさんって、たまによくわからないコンセプトの新店出してきますよね。
以前は、タイ料理屋もあったし、焼そばやビーフン専門のこな館ってのもありましたね。尤も、そういうのは短期間の営業で、適当に話題をさらっていった後さらっと消えてしまいました。あれって、出店費用とかを計算に入れると、はたして利益が上がっているのでしょうか?疑問に思います。
今回のも、ひょっとして、そういうパターンなのでしょうかね?それとも、京都に出した清流なんたらとやらとの関連があるのでしょうか?まあよくはわかりません。詳しい人にそこらへんの話題は譲ります。

中カソバ、というくらいだから、ら・けいこのような所謂濁流太麺ではなくて、清湯スープ(この言い方は好きくはないのですが)の、中細麺ということになるでしょう。


まつ子。

中カソバ まつ子 ラーメン ¥650

ありゃりゃ、これは、うーん、なんと言うか。
まあ、一言で言えば「おばあちゃん家の煮物の汁」の味ですね。
要するに、おばあちゃん、特に大正末期~昭和一桁代生まれの、現在80~90くらいの世代のおばあちゃんって、どんな料理にもドバドバ化学調味料入れるんだよね。全く躊躇なしに。
なぜかというと、「ひょっとして化学調味料は身体に悪いんじゃないのか?」と世の中で言われはじめたのが1960代後半~70年ころだったわけです。それ以前は、害があるかもだなんて誰も思わなかったし、それどころか、「味の素をたくさん食べると頭が良くなる」という迷信までまかり通っていたのです。今じゃ考えられないでしょうが。
だから、化学調味料の害が疑われ始める前にすでに自分の味というものを確立していた世代の女性たちは、どんな料理をするときにも、例えば鶏肉やら野菜やらをよく煮込んだ煮物にも、味の素やハイミーなんかをなんの躊躇もなくドバドバ入れるのです。
逆に、今50~60代の、団塊よりもちょっと下くらいの世代のおばちゃんというのは、化学調味料やその他添加物に対して過剰なまでに拒絶反応を示すのだ。
みんなも子供のころの体験で、お母さんの作った料理はなにかひと味足りない気がするけど、おばあちゃんの料理は味が濃くて美味しかった、という記憶はないでしょうか?今20代後半~30代くらいの人にはピンとくる物があるんじゃないですか?あれって要するに、そういうことなのですね。
だから、この、HGさんによれば鶏がらと化学調味料で作った味というのは、ある世代の人にとってはまさに、おばあちゃんの味のような郷愁を誘うものであることは間違いないだろう。
だが、実際に鶏がどんな風に使われているかどうか、俺は正直よくわからんかった。確かに鶏っぽい「香り」はするのだけども、あまりに化学調味料の味のほうが支配的で、鶏のダシがどう出てるかまでは、いまいちわかりませんでした。
それよりもこの表面に、適度な量浮いている背脂、こっちのほうが、動物系の味わいを醸し出す役割を果たしているように感じました。女子らけ片らけに比べると控えめな量ですが、白濁していないこのスープには充分でしょう。
麺は、これは中細麺ながらとても弾力があって、さすがら・けいこ系列だなあと思った。かん水を多めにつかっているのでしょうか?麺は、昔ながらというよりも、新しい感じがします。新旧折衷、温故知新、というわけでしょうか?しかし、これも、食感が良いというだけで、麺の味自体がどんなものかは、よくわかりませんでした。
全体として、化学調味料とタレの塩っ気が全面に出て、そこに背脂の甘み、こってり感が乗っかったという感じでしょう。それ以上の味は、よくわかりません。
俺は、無化調とかにこだわりすぎて変に敷居が上がった店は好きくないし、化学調味料を使って美味くなるんならどんどん使ってくれ、という考えなので、化学調味料をタレに上手に使って美味しく仕上げる幾多の豚骨ラーメンは勿論のこと、たとえばラーメン福とか、第一旭とか、あるいはうま屋とか、ああいうのも結構好きです。決してどこぞのラ王のような、無化調偏愛家なぞではありません。
しかし、ですよ。この「中カソバ まつ子。」のラーメンは、あまりにも化学調味料の味が全面に出すぎて、他の味が全くわからないレベルになってしまっている。もちろん、それをあえて目指したというコンセプトであることは理解できるのだが、だがしかし、これを食べた後、どんな味だったかなあ?と余韻を楽しもうにも、口の中が化学調味料一色の後味に染まってしまっているので、どんな味だったか思い出せる余地すらないのだ。もちろん舌がビリビリなどはしない(しかし、そんなにしょっぱすぎるというわけではないのに、やたらと口の中が渇くのはおそらくナトリウム大量摂取によるものだろう。この感じをビリビリと表現するのであればまあ、わからなくもない、けどやっぱり言葉に違和感はあるよね)。けど、いくら俺が化学調味料嫌いじゃないからといって、これはやりすぎです。

名古屋の人って、どうしてこう両極端に走るのだろうか。
無化調なら無化調で、まるで嫌がらせのように徹底して素材を吟味して、値段を吊り上げて、一部のラオタが絶賛するだけで一般のラーメン好きにはまるでわからないようなラーメンを作るでしょ。
そうかと思えば、このまつ子みたいに、嫌がらせのように化学調味料ドバドバいれてそれ一色の味に塗りつぶしてしまう。
丁度いい按配、っていう概念が無いのだろうか。
いや、無いんじゃなくて、逃げてるんだろうなあ。
丁度良い具合ってのが、実は一番難しいもんなあ。難しいわりには、あまり目だって話題をさらうこともできない。だから、極端に走って、一過性の話題をさらう方向性に、逃げてる。

ある意味では、この「中カソバ まつ子。」のラーメンは、遊園地のアトラクションみたいな味だなあとも言える。郷愁を誘うアトラクションだ。しかし、あくまでアトラクションなので、その郷愁はニセモノ、表面上だけのハリボテだ。化学調味料というハリボテによって、見せかけの郷愁を誘っているに過ぎない。
こういうのは、そりゃ一過性の話題は呼ぶかもしれないが、しかしすぐに飽きられるぜ。
まあどうせ、HGさんにとっては、これも短期間の営業でさくっと終わらせる予定なのかもしれないけど。

今日の評価は、うーん、ごめんなさい。これは:★  1、ですかね。

なんだか巷のオタクブロガーさん達みんなやたらと褒めているようだけど、俺はこれ、どうも好きにはなれない。




中カソバ まつ子。
名古屋市天白区元八事5-94
11:00~14:00
18:00~24:00
定休日:火曜日


注意!kanngunnのとこの情報は間違ってますので、騙されないように気をつけてください。

なんか修正したみたいです。ヨカッタデスネ☆

営利庵 極めこってり

なんだか最近、とあるチャンネルにて散々な言われ様のとんこつくんです。
まあ、ブログ始める時に、皆に「俺もブログやろうと思うんだが来てくれるかい?」と訊ねたら、


56 :ラーメン大好き@名無しさん:2016/01/04(月) 19:53:42.02 ID:IgDhrQEJ
    >>55
    ひくぐらいためだしする

(「名古屋・周辺ラーメン屋 143」スレッドより引用)

って言われたので、まあそれは望むところと思う次第です。でもまあ、内容について「ためだし」してくれるのは大いに結構なんですが、人格批判までされるとこんな俺でもやはり多少は涙が零れ落ちる時もあります。でもまあ、一番つまらないのは、せっかくブログやっても誰も見てくれなくて寂しいってことですので、「ためだし」されようがどうしようが、皆が見てくれてるってことはまあ、ありがたいことですね。多謝。

さて営利庵ですが。
ここは、昼営業が確実で、夜はやってたりやってなかったり、やっててもメニュー限定だったりとなにかと不安定なので、夜に行くときは店主のブログで事前に調べておいたほうがいいのですが、ラーメン食べる時にいちいちネットを見るのも面倒だから、俺はここはもっぱら昼どきにしか行きません。



特極め」を食べて大層美味しかったので、もう一つ気になっている「極めこってり」というのも気になったので食べてみました。特極めは、煮干しonlyだそうですが、極めこってりは、煮干しだけじゃなくていろんな魚節も入っているというところが違うそうです。


極めこってり ¥780

これは・・・所謂マタオマ系の見た目ですね。
うーん。営利庵もこういうの作るんだなあ。ちょっと意外です。
どうせマタオマなんて、どこで食べても大差ない味がするから「またお前か」って言われたわけだし、まあだからこそ客も店も大失敗せずに食べることができるという安心感があるわけですが、なんかそういう、保険をかけた消極的な姿勢で作られたラーメンは、心に響かないので、あまり好きでは無いのです・・・
見た目的には、かたぶつとか、こころ家のあれなんかに似ているような感じです。ただ、粘度はそれほどでもないようです。まあもちろん、他の営利庵のメニューに比べればこれもそれなりにトロトロしてますがね。

お味のほうは。
ん?これは!
あ、熱い~っ!
そして、うま~い!!!
いやはや、疑ってすみませんでした!これは、巷に溢れるマタオマとは、似て非なるものですね。
近年は、猫舌のバカに合わせてわざわざぬるくして出してくる不届きなラーメン屋も増えてしまいましたが、これは麺もスープもやけどしそうなほどに熱々。こういう、全く客に媚びない姿勢のラーメンは、大好きです。だってラーメンは、熱ければ熱いほど、旨いですからね。猫舌はGo home!
動物系は、鶏でしょうか?白濁するまでに煮込んであります。でも、スープをすすった時に、最後まで鼻の奥にすぅーっと香るのは、やはり煮干しの風味。色々な素材が混ぜ合わさっていますが、やはり一番に煮干しを強調したというその味の作り方はなかなか見事だと思います。
麺は特極めと同じか。これも、普通の麺に加えて、ところどころに、切れ端のようなぴろぴろした麺が入ってる。これが食感のいいアクセントになっている。そして、このスープだと結構よく絡むね。絡み具合としてはこっちの極めこってりのほうが良いかもしれない。

いやあ、なかなか見事だと思います。見た目いかにもマタオマのように見せかけておいて、実はすごく旨いラーメンっていう、これにはやられましたね。
全体的には、とっても旨いと思います。
だが、しかし、やはり、俺の好みとしては、煮干しだけの「特極め」のほうが好きですね。
元々俺、豚骨魚介とか鶏煮干しとか、Wスープとかはあまり好きではないんですよ。なんで流行ってるのかよくわからないです。だから「スガキヤ」も好きではない。得道の「STO」、あれも、当時は評判良かったけど俺はよくわからんかった。
なぜかというと、せっかくの豚骨白濁スープが、魚介スープの水っぽさで薄められているような気がするし、他方、せっかくの魚介スープの旨みが、白濁スープに塗り消されているような気がするのだ。互いの魅力を、相殺しあってしまう。
もちろん、それによって総合的な美味さが出来上がるんだろうけど、俺はそういう、混ざり合った美味さよりも、素材一つのぴんと立った美味さのほうが好きなのだ。豚骨は豚骨だけで、魚介は魚介だけで、味わいたい。
もちろんこの営利庵の「極めこってり」は、凡百のマタオマ動物魚介系よりもずっと高度な形で両者が融合されてはいるし、かたぶつとか得道とか、その他の有名な動物魚介よりもずっと美味い。
それでもなお、やはり俺の好みとしては、これは、営利庵にしてはいまいち、だと思うのだ、
両者が打ち消しあっているとまでは言わないけど、それぞれ別のラーメンだったらもっと美味いと思う。現に煮干しだけの「特極め」は何も言うことが出来ないほどの衝撃的な味だった。あの感動からするとこの「極めこってり」は、旨いにはうまいけど、冷静さを保ったまま食べてしまえる。食べても、Highにはなれないのだ。
そしてちょっと気になったのが、甘さ。俺は、あまり甘いタレは好かんのだが、この「極めこってり」は、若干、その俺の苦手な甘ったるさがあるような気がする。まあ、マタオマ系に近づけたんなら、当然甘みは加味することになろう。凡百のマタオマに比べたらそれでも控えめだけども、俺にはちょっとこれでも甘すぎるかなあ。

まあ、でもこれは俺の好みからすると、ってことです。
客観的には、充分に旨いラーメンと言えるでしょう。

今日の評価は:★★★★★ 5!です。

そのくらいは、美味かったですよ。
他の店と比べたらやはり雲泥の差です。
営利庵にしては、ちょっと落ちるかなあ、って程度。
食べて損は、ありません。

営利庵 えいりあん
名古屋市守山区大森3-2010東雲荘一階北
11:00~14:30
18:00~21:30(夜はやったりやらなかったりで不安定)
定休日:月曜日

はなさき家 担担麺

有名なお店ですが今まで食べたことありませんでした。以前はよく話題に上ったものですが、最近は誰も見向きをしません。トレンドのうちは傍観に徹し、皆が忘れたころに行ってみる、というのが俺の方針ですので、まあ丁度良いタイミングだと思います。

瀬戸線の三郷駅のすぐそばにありますが、この瀬戸線ってのはなかなか使い勝手が悪く、名鉄のくせに名鉄の他のどの線とも接続してないんですよね。一旦地下鉄に乗り換えるなり、あるいは愛知環状に乗るなりしないと乗り入れられない。当然、改札を出るわけですから、運賃がよけいにかかる。沿線の住人以外はほとんど使えないのではないでしょうか。そんなわけだから、いくら駅前だといっても、決して行きやすい場所ではないことは確かです。

なぜ今まで足が向かなかったかというと、そんな場所柄というのもありますが、俺はそもそも担担麺というものはあまり好まないのです。なぜかというと、ラーメンはスープ、ダシが命だと思うからです。担担麺ってえと、各種の香辛料とか、ゴマとかカシューナッツなどの摩り下ろし、それに肉味噌、要するにスープ以外の部分で味わわせる食べ物だから、あまりラーメンの真髄って感じがしないのです。むしろ四川中華料理の一種という趣のほうが強い。俺は特に中華料理が好きってわけじゃないですから、あまり気が向かないのです。
まあだけど昨今は花椒のシビレ味ブームでもありますし、市販の冷凍麺でもなかなか美味しい担担麺も出てきました。であれば、担担麺の名店というのも一度くらいは食べておいてもいいんじゃないかと思います。




俺はシビレ味には別に興味ないですが、唐辛子的な辛い食べ物というのは好きであります。ですので、いきなり4辛「ダイハード」でも良かったんですが、初めての店なのでここはセオリー通り、2辛レギュラーで行きましょう。
しっかし、830円ですか。この店に限らず、担担麺ってなぜか高い店が多いですよね。どうしてでしょう?豚骨ラーメンに比べて、原価も手間もそれほどかかっているようには思いませんがね。どこにお金かかってるのでしょうか?
スープは白濁するまで煮詰めるわけじゃないから材料も光熱費も手間も豚骨に比べたらかからない。ゴマとかカシューナッツなども別に高いわけじゃないでしょう。それに保存がきくから豚骨よりも管理しやすい。廃棄がほとんど出ないんじゃないでしょうか。香辛料だって、使う量からしたら大したことない。肉だって、どうせひき肉でしょう。とろとろになるまで煮込むチャーシューよりも、手間も材料費もかからないと思うんですがね。
結局、どこにお金かかってるかわかりません。高額な値段を設定してボッタクっているんではありませんか?
実際のところ、わかる人いたらぜひ教えていただきたいです。



担担麺 2辛:レギュラー ¥830

見たところ、普通の担担麺と違うのは肉ですね。これはそぼろではなくて薄切り肉を使っている。まあだからといって、厚切りのチャーシューより旨いかって言ったらそれは疑問なところです。
お味のほうは。
うーん。フツー。
全面に見える摩り下ろしペーストは、表面を覆っているだけで、したがってそれの醸し出す甘みやまったり感にはそれほど存在感があるわけでもなく、ちょっとしたアクセント程度である。実際はこの下にある、白濁していない鶏と豚骨でとった薄~いスープの味が支配的だ。よくありがちな、中級からちょっと高級の間くらいの、少しはオシャレしてますよ的な中華料理店で使われていそうな、汎用スープのごとき味である。特にとりたててどうということもない。
昨今のシビレ味ブームよりもだいぶ前に出来たお店だからか、シビレ味は特に感じない。隠し味程度に使ってあるだけだろう。イマドキ、ちょっとしたカップ麺や冷凍麺のほうがずっとシビレ味が出ている。唐辛子の辛さがメインであるが、それも2辛レギュラーであるので、大した辛さではない。俺としてはもちっと辛くてもいいなあ。
麺は、無かん水麺だそうですが、俺はわりとどーでもいい。かん水使ったほうがラーメンっぽくていいんじゃないでしょうか。と言ってもかん水抜いたからといって別に、うどんみたいな味になっちゃうわけでもないし、これはこれで、まあいいでしょう。
肉は、そぼろではなくて、薄切り肉の味噌味ですが、これはなかなか甘辛くて美味しい。だけど、これだけなら自分家でも作れそうな味ですね。

陳建民直伝の味だというから、そう言われると聞こえはいいけども、要するに前時代的な味ということでしょう。
別に味の流行り廃りなんかどうでもいいし、古かろうが新しかろうが美味けりゃなんでもいいのですが、しかしこれはあまりに特徴が無さすぎる。これで500円とかだったらお値打ちだなあと思うけど、830円じゃなあ。ちょっと食指が動かないよ。
要するに、原価云々という話ではなくて、担担麺というのはラーメンではなくて中華料理だから、少々お高くとまっているというわけなのでしょう。中華料理店ならそれでもいいけど、担担麺しか出さないラーメン専門店なら、こんなお高くとまってたら、庶民に見向きもされなくなって、そのうちつぶれちゃうでしょう。べつに俺としては潰れてくれても一向に構わないですけどね。

というわけで、名前に聞くほどには大した味ではありませんでした。

今日の評価は:★★ 2、ですね。

安くて旨い担担麺の店とかあったら、教えてください。あんまり高いのはもういいです。

はなさき家
愛知県尾張旭市三郷町栄1 LEVEL FOUR 1F
11:00~14:30(土日祝は14:30まで)
17:00~23:00
定休日:月曜日

2016年4月10日日曜日

とんぱ~れ チャーラー

矢張り、俺はとんこつくんなので、とんこつラーメンが一番好きです。
醤油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメン、あとは煮干しとか鶏ぱいたんとか、Wスープとか、実にいろいろなラーメンがありますけど、すべてのラーメンの中で豚骨ラーメンが頂点だと思います。もちろん豚骨ラーメンの中にも、博多、長浜、久留米、玉名、熊本、大分、佐賀etc、それに九州だけじゃなくて横浜家系とか和歌山とか、細かく分類したらキリがありませんが、とりあえず要するに、豚骨を白濁させるまで強火で煮込んだスープであれば俺はどれも同じくらい大好きです。そこらへん博多っ子のこだわりようとは違うんですよね。
そして、名古屋で食べられる豚骨ラーメンの中でさらに頂点なのが、この「とんぱ~れ」です。大幸というお店が「愛知よ、これがとんこつだ!」などと大見得を切ったキャッチフレーズを謳っていますが、その言葉はとんぱーれにこそふさわしい。大幸なんて、まあ不味くはないけど、とんぱーれの素晴らしさに比べたら、へみたいなもんです。
ということは、このとんぱーれこそが、名古屋で最も美味いラーメン屋ということに、どうしたってなるはずです。
極端なことを言えば、とんぱーれさえあれば、あとは他のラーメン店は無くてもいいってことになるでしょう。
実際、俺はそう思って、とあるチャンネルにて折々にとんぱーれを推薦しているのですが、なんだか「謎の店推し」だの、「美味いけども情報が古い」とか散々言われちゃっています。情報が古いって、あなた、今現役でばりばり営業してる店ですよ。たしかに栄枯盛衰の激しいラーメン界では古株の部類でしょうけど、でも別に店じまいしちゃったわけじゃないですからね。そこんとこ間違えないように。
とはいえ、俺もなかなかこの店には足を運ぶ機会がありません。営業時間と立地が、結構難易度が高いのです。昼営業13:00までって、早すぎじゃね?夜も早くしまっちゃうし、駅から遠いし、それにこのおっちゃん、時折とつぜん臨時休業にしたりするからなあ。とんぱーれの名のとおり、このおっちゃんバイク乗りで、突然長期休業して遠征にいっちゃうもんなあ。でもそんな自由な生き方をしているから、こんな素晴らしいラーメンを作ることができるんじゃないかとも思います。あくせく働くばかりの人に、こんなに心温まるラーメンは作れないでしょう。だから、いいのです。

だけどもやっぱり、俺も反省して、他の凡百の店に行ってる暇があったら少しでも時間をつくってこのとんぱーれに通わないとなあと思うわけです。みんなももっと、とんぱーれに行きましょうよ。

さて、チャーラーとは何ぞや、というわけですが、ようするにチャーハンとラーメンのセットで、おっちゃんの自慢の高菜チャーハン¥500とラーメン¥600が、あわせて¥900で食える、というセットのことです。俺はいつもはチャーハンは頼まずに、変化を付けたいときは大盛りか、あるいはとんキャベとかとんとろとかの変り種を注文することがほとんどです。この店、そういうバリエーションもかなり豊富なんですよね。


チャーラー ¥900



まずは、ラーメン。

嗚呼!もう、これは何も言うことが無い!スープを一口すすれば、口中や胃のみならず、手足の先の血管のすみずみまで、得も言われるような温かさと優しさに包まれる。全身に、心に、しびれるような感動の洪水が押し寄せるのだ。もはやこれは、味覚のみで感じるものではない。全身の五感と、そしてなにより、心で受け止めるラーメンだ。そしてそれは、優しき強き母親の、限りなくわが子に注がれる愛情と寸分違わない、無限の愛の味なのだ。
ラーメン一杯で、ここまで感動できるのか、って不思議に思うくらい、それはそれは素晴らしい体験なのだ。
たしかに、この典型的な久留米とんこつラーメンについて語ることはそれほど多くない。
久留米ラーメンというのは、呼び戻しスープといって、毎日作り直さずに、作った分をすーっと継ぎ足し継ぎ足しで日々営業しているわけです。そして、豚骨らーめんといっても、本当に骨だけを使うのではなく、頭、足、それに肉の部分も入るので、長浜系豚骨にくらべるとコラーゲンやたんぱく質が豊富で、より豊かな風味になるというわけです。とはいってももちろんスープは豚100%である。だから、何十種類もの素材を複雑に組み合わせて絶妙にまとめあげるような作り方の、今流行りのラーメンに比べたら、ずっとシンプルな作りだし、だからオタッキーにあれこれと語る余地もあまりない。だから、このとんぱーれにしろなんにしろ、豚骨ラーメンってのは、オタクにはあまり受け入れられないのだろう。例のチャンネルでだって、「とんこつなんて語らなくてもいい」みたいに言われている。そりゃそうだ。だってラーメンは味わうものであって、語るものでは無いからだ。語らなくても、これを味わえばおのずと、全身を、それに心を、強く打つような感動が得られるはずだ。言葉はいらない。

だけどもこの間は言い忘れたけど、この豚骨スープと、この上に載っているネギの相性がものすごく抜群だ、ということは付記しておいていいだろう。一体、ネギの乗っているラーメンというのは数多くあれど、これほどまでにお互いを高めあう組み合わせというのは、稀有なのではないか。いくら極上の豚骨だとは言ってもやはり豚骨にはクセがある。そして、そのクセを打ち消し、豚骨の美味しいところだけをより一層強く味わわせるための大事な役割を、このネギが担っているのだ。そして他方、ネギのほうも、やはりそのままでは匂いもきついし、辛い。それを、この豚骨のマイルドな口あたりが包み込み、ネギのさわやかな風味だけを味わわせてくれるのだ。
豚骨も美味しくなるし、ネギもおいしくなる。ここまでの名コンビを演じるスープとネギの組み合わせって、他にはなかなかないんじゃないか、と思ったのだ。あまりこういうところは普段意識しないけど、今度食べるとき、是非そこらへんにも意識して食べてみてください。きっと、こんな、ネギのようなありふれた薬味が、ものすごい効果を発揮していることに驚くこと請け合いです。




高菜チャーハン。

まっこれは、ご愛嬌というものでしょう笑。まあ、「しもつかれ」ほどではないにしても、ちょっとべちゃっとしているよね。チャーハンというにはちょっと違和感がある。とはいえ、チャーハンじゃなくて、炒めご飯だと思って食べたら、これだってなかなか味は悪く無いのだ。ラーメンの塩分も、結構控えめ(とんこつラーメンにしては、だけど)だけど、それに合わせてこの高菜チャーハンも薄味だ。高菜自体に味がついているから、ほのかな味付けしかしていないのだろう。味のベースには、ラーメンに使う豚骨スープが使われている。だから、水分が多く、べちゃっとした仕上がりになってしまうのだろう。だけど、まあ、別に改良しなくてもいいでしょう。これはこれで、常連さん達がみんなよく注文しているようだ。俺が行くときは必ず、他の客の誰かはこれを食べている。
ま、とはいえ、先のラーメンの圧倒的感動に比べると、これは家庭料理の範疇を出ないかなあとwわざわざここに来てまでこれを食べなくてもいいかなー。おっちゃん、どうもすいませんorz


しかし、ま、チャーハンはご愛嬌だとしても、いやそれも含めて、店主のおっちゃんの人の良さが本当に滲み出している味だと思う。人が好きなんだろうなあ。そして、もちろん豚骨ラーメンが好きなんだろう。本当に人生を楽しんでいるよなあ。俺も、こんな大人になれたら、いいなあと思う。べつにあくせくしなくていい。いや、案外このおっちゃんも仕事しているときは、顔には出さなくてもあくせくしているのかもしれないwけど、それも含めて、人生を謳歌しているよね。いいよなあ。

そんなところも含めて、今日の評価も:★★★★★★★★★ 9!です!

なぜ10にしないのかって?それは、ひみつですw

本当に、大げさではなく、これ食べるたびに、名古屋で一番美味しいとんこつラーメンだと思う。もとい、名古屋で一番うまいラーメン屋だ。
しかし、名古屋市外も含めたらこの限りではないだろう。さらに、市内であっても、俺のまだ知らない、すごい豚骨ラーメンの店があるのかもしれない。県外でも、たとえば浜松の「豚鬼」なんかも気になるし。まっ、ちょっと遠いけどねー。
だから、とんぱーれさえあればいいなんて言わずに、やっぱりこれからも探索を続けていきたいとは思います。
だけども、それとは別に、やっぱり、もっとこの店通わなくちゃいけないなあ。おっちゃんが元気なうちに。ね。
みんなも、もっと行きましょう。なんなら、俺が一緒についていってあげようか。但し女の子限定ね、などとは言いませんから。この店に限っては、相手がだれであろうと、連れて行きたい。

久留米ラーメン とんぱ~れ
愛知県名古屋市千種区松軒1-9-10 山田ハイツ 1F 
営業時間
11:30~13:00
18:00~21:30頃
土曜日昼のみ
定休日:日曜日(結構臨時休業あり)
電話052-712-0120

らあめん工房 雪濃湯(すーるーたん) 牛骨元味

「ラーメン」「牛骨ラーメン」「らあめん工房」と大きく書いてありますがどれも店名ではなくて、本当の店名は、その横にちっちゃ~く書いてある「雪濃湯」であります。
俺はとんこつくんであり、最高の豚骨ラーメンを求めて日々探索中なので、牛骨のほうにはあまり関心が無かったので、この店も食べたことがなかったのですが、とんぱーれ好きの知り合いがお気に入りだと言っていたので、とんぱーれの味をわかる奴がそう言っているんなら食べる価値はあるに違いないと思い、訪れてみました。しかしその知人も最初「らあめん工房っていう店が旨いよ」って言ってたから、なんのこっちゃ?と思いましたが、らあめん工房という前置詞が付く店といったら、ひょっとして雪濃湯のことかなあと思ったので、聞いてみたらそのとおりでした。なんとも紛らわしい看板ですよね。

しかし、普段は豚骨ラーメンを食べなれている俺にとっては、牛骨ラーメンなんてどんな味なのかどうにも想像が付かないものです。ここ近年はこの雪濃湯以外にも牛骨を使う店が増えてきたみたいだし、中には猪の骨でダシを取る店もあるようです。興味はあるけどもさすがにラーメンのためだけに豊田まで行くのもなんだし、それにやたらと糞ブロガーやら雑誌やらがヨイショしすぎていてなんだか気持ちが悪いので、俺は今のとこはパスしています。
ま、それは置いといて、牛肉なら親しみがありますけども、牛骨で作ったラーメンって、いったいどんなんでしょう。俺にとっては言わば、未知の領域の味です。期待と不安が高まります。



牛骨元味 ¥730

って、おい!こりゃあ、家系ラーメンじゃねぇか。これのどこが未知の味なんだよーっ!
白濁したスープに濃い口醤油のタレをあわせ、海苔、ほうれん草、薄くて広いチャーシュー、表面の油とくればこれはもう典型的な「横浜家系ラーメン」の形相です。まああまり詳しくない方のために横浜家系ラーメンとは何ぞやを説明したいのはヤマヤマですがとりあえずリンク先のヰキペヂアをご覧頂くということでよろしいでしょうか。
折角、牛骨で取った、今までに食べたことのないラーメンが食べられると思って期待したのに。これじゃあ、ただ単に、今やどこにでもありふれた家系ラーメンの、豚骨スープの部分を牛骨スープに置き換えただけじゃないか。いや、この表面の油も鶏油ではなくて、牛脂に変えてあるのか?そこまではよくわからん。でもなんか、ほのかにバターっぽい香りもするような気がするから、その可能性はある。

さてこのラーメンの中に、牛骨はどう生きているのか。
確かに、豚骨のねっとりしたあの匂いではなく、もっと独特の、言わば異国情緒を感じさせる匂いがする。豚骨の匂いが日本のラーメン屋の屋台を思い起こさせるとしたら、この牛骨の匂いは、台湾か東南アジアか、そのあたりの夜店のような雰囲気を漂わせるといえよう。別に、このスープにパクチーだの八角だのが使われているわけではないけども、そうではなく、動物系で、かつあまり食べなれていないような香りがするスープというのはなんとなく、そういうアジアっぽい雰囲気を醸し出すものなのではないだろうか。
味も、やはり豚骨スープのずとーんとした重量感に比べると、さっぱりと軽めの味わいである。それは別にダシが薄いというわけではなくて、しっかりとダシがあるのだけど豚骨に比べてくせがないというか、さわやかであるのだ。
しかし、だからといって、そんな牛骨のダシを、わざわざ家系ラーメンに使って、なんになるというのだ。
家系ラーメンっていうのは、そんなさわやかさとは対照的に、コッテリ濃厚で、タレもしょっぱく、食べたら喉が渇くほどの重量感があるものほど良いとされる。そんな家系ラーメンのスープにわざわざ、豚骨よりもさわやかで食べやすい牛骨を持ってきたって、これはただの劣化のようにしか感じない。とても牛骨スープの特徴を上手に生かしたラーメンとはお世辞にも言えないだろう。
それになんだかタレの味が微妙。このせっかくの牛骨を存分に味わうにはあまりにもしょっぱすぎるが、それは家系っぽさを出すためだろうからそこは目をつぶる。しかし、このねちっこい、絡みつくような甘ったるさはいかんともしがたい。なんで名古屋のラーメン屋ってたまに、こういうイヤミな甘ったるさを醸し出す店があるんだろう?こういうのが名古屋人好みなのかね?俺は、こういうの、嫌いだなあ。動物系独特のクリーミーな甘さ、ではなくて、みりんとか砂糖系の甘さだ。もしかして、砂糖ではなくて、果糖の一種なのか?
麺は、これは一般的な家系に比べるとだいぶ細い。これは牛骨のさわやかな味わいに合わせたのだろう。まあ間違ってはいないけど、このタレのくどさに合っているとは思えない。

うーん。結局、ただの「劣化家系もどき」のようになってしまっているなあ。これなら普通の、萬来亭とか爛々亭とか、しげ家とか、そういうオーソドックスに豚骨と鶏油で作った家系ラーメンの店に行ったほうがずっと美味い。わざわざ珍しい材料を使って劣化させてくるというその意味がわからん。せっかく牛骨ダシを作るのなら、もっとその牛骨の特徴をフルに生かせるスタイルのラーメンにすればいいのに。あ、ひょっとして、いい方法が思いつかなかったのかな?漠然と「牛骨の店をやりたい」というのだけが先にあって、さあ、どうしよう?と悩んじゃったというパターンかなあ?
とにかく、これは牛骨である必要が無い、もったいないラーメンだと思う。
折角深夜4:00まで営業している稀有な店だと思ったのに。これで美味かったらかなり使い勝手的にも良いんじゃないかと思いましたが、残念。肝心のラーメンがこれでは、ちょっと、ね。

今日の評価は:★★ 2、です。

まあ不味いってわけじゃないからなあ。味としては、フツー。

せっかくこの店を俺に教えてくれた友人に、一体なんと感想を言えばいいのだろうか。
ウソは言えないから、最初に否定的なことを言って、後にフォローを入れるのがいいだろうか。例えば「やっぱり俺は牛骨よりも豚骨のほうがしっくりくるなあ。だけども、たまには豚骨と違うってのも新鮮で面白かったよ」とでも言えばいいのかな。いややっぱり素直に、俺は好きじゃなかった、と言った方が言いか。こういうのって迷うよなあ。ま、訊かれるまで放っとこうっとw
あーあ。結局、味の好みってのは、人とは分かち合えないものなのだろうか。ある店が好きだ、という意見が一致しても、その他の店に関してはまた別だということだろう。仲の良い友人ですら、そうなのだ。だからラーメンオタク不特定多数に向けてせっせと文章を書いて一生懸命味の説明をしても、そんなもの、見る人には何の役にもたたないのではないだろうか。
であれば、役に立つものを書こうとするよりも、読んでただ単に面白いものを書くほうが、得策なような気がしてはきませんか。
別に俺のブログなんてやたらと文章長いだけで面白くもなんともないだろうけど、もうちょっと文章力上げるよう精進したいし、ときおりラーメン以外の刺激的な話題なんかも織り交ぜて書いていこうと思います。今後ともよろしく。

らあめん工房 雪濃湯 すーるーたん
名古屋市東区芳野3-9-22 西野ビル1F
052-979-7014
営業時間
12:00~15:00
18:00~翌日4:00
定休日:毎月、第1月曜~木曜

2016年4月8日金曜日

華壱 名東区店 中華そば魚醤


豊明市なんてとても遠くてしかも用事が無くてわざわざラーメン食べになど行けないのですが、昨年の暮れくらいに名古屋市にも同じ店が出来て、しかも俺んちからチャリかなんかで行けないこともないという立地ならば、一度くらい行ってもいいかなあと思いました。


酉立人やらやらまっちゃんやら、その他大勢レポしては絶賛していますが、俺は彼らのようなオタッキーな講釈に感化されるほど頭が弱くはありません。ですが俺はこの魚醤ってのがなんだか美味しそうに思って、食べてみました。


華壱メニュ
メニュー クリックで拡大


店内は、やたらと小奇麗で、白醤油だの魚醤だのに関するウンチクも垂れ流しておりました。あまりこういう店は好きではありません。小汚くて一見こだわりの無いような店のほうが俺は居心地が良くて好きです。それに、お昼時に行ったのに俺の他にはファミリー一組しかおらず、本当に人気店なのか疑ってしまいました。よくある、ヴァーチャルな人気店というやつなのではないのか?要するに、ネット上でオタクやらチャンネル住人なんやらが話題にしてて一見人気のようだが、実際には一般受けせず、味も大したことがない、というパターンではないかという懸念が頭をよぎります。

華壱ラーメン魚醤

中華そば 魚醤 ¥830

う~む。なるほど。こういう味かあ。
煮干し中心の味ではあるけど、それだけじゃなくて鯖節とか宗田鰹とか、たぶん数十種類もの魚介系の味が複雑に重ねあわされているんだろうけど、それらのどれがどれを邪魔することもなく一つの味にしっかりと纏まっていて、なかなか一筋縄では行かない味である。鶏系の味は、あまり意識的には舌に乗ってこない。でも全体にとっては大事なんだろう。これに使われている素材を一つ一つ当てろなんて無理だ。いくら味分析といったって、ここまで色々混ぜられてしかも忽然と一体となっていると、さすがに無理でしょう。
それに、ただでさえまとまっている味なのに、大豆の醤油ではなく魚を発酵させて作った魚醤をタレに使っているので、なおさら味がまとまる。この魚醤も、しょっつるなのかいしりなのかナンプラーなのか、まあナンプラーってことは無いだろうが、それとも複数混ぜて使っているのか、それとも自家製の独自の魚醤なのか、それもイマイチ食べただけではわからない。ここらへん詳しい人いたら教えて欲しいものだ。
とあるチャンネルの味ブーンさんに言わせたらこんなんじゃダメなんだろうけど、やっぱりここまで全体で綺麗にまとまっているとさすがに俺にはわからんよ。ラーメン作ってる専門職人ならあるいはわかるのだろうか?やっぱりそうだとしたら職人ってすごいよなあ。ただ食べてウンチク垂れるだけのオタッキーなブロガーとは雲泥の差だ。
これだけたくさんの素材が上手にまとまっているというのは、先日食べた得道のYZKとは全く対照的だ。あれは沢山いろいろぶち込んで、全部が混ざらずにとっちらかった味になって、はっきりいってマズかった。あれとは全く雲泥の差だ。

確かに、すごいラーメンですよ。これだけ沢山の素材を吟味するには苦労しただろうし、またここまで上手にまとめるのも苦労しただろう。
しかし、これを食べて、心の底から感動が得られるほど旨いか、と聞かれれば、俺としては、別にそこまででもなかったかなあ、と言うことになる。
いや、大変美味しゅうございますよ。美味しいけど、なんだろうなあ、皆が絶賛するほどには、俺にはそんなにありがたいモノには思えないのだ。もっと単純で、もっとずっと美味しいラーメンは存在する。
別に、こんなに素材を吟味して苦労しなくても、もっと楽に、コストがかからずに、同じくらい美味しいモノを作れないものか、というと、俺はどうも作れるような気がしてならないのだ。たしかにこの店主は大変に創意を注いで、苦労してこのラーメンを作ったに違いない。だけど、その苦労代が、この830円という高価格に乗せられて、客の財布を圧迫していると考えると、素直にこのラーメンを食べて喜べないのだ。もっと楽に美味しく作る方法はあるんじゃないでしょうか。
それをせずにあえて難しい道を歩むというのは、ラーメンに対してウンチクを語りたいオタッキー連中どもにとっては大変語りやすくてありがたいのだろう。それにラーメンオタクというのは一種宗教的にキチガイじみていて、すごいラーメンを作った店主をまるで教祖さまのようにもちあげて熱狂するのが大好きだ。一時期の「喜多楽」とか「慈庵」とか、ある種宗教的にキチガイじみた熱狂で持ち上げられたことがあるだろう。この華壱は、そこまでではないかもしれないけど、でもそのような要素が無いとはいえない。
したがって、ヴァーチャルな人気店とまでは言わないにしても、一般受けはあまりせず、オタッキーな一部の連中が持ち上げているだけという、そういう歪んだ構造を持つラーメンだという印象は、俺にとっては否めないのだ。
こういうのは俺は、決して好きではない。あまりに凝ったあげく、いまいち心の奥に響いてこないラーメンは、いくら語るるに足るといっても、好きではないのだ。だってラーメンってのは食べるものであって語るものでは無いからだ。それほど語ることは無くても、食べて純粋に美味しいラーメンのほうが俺は好きだ。
そしてそういう物は、とんこつラーメンの中に多いのだ。いや、決してとんこつだけにあるのではない。しかし俺はどんなラーメンにおいても概して、あまりに複雑に素材を重ね合わせたものよりも、とんこつにしても煮干しにしても鶏がらにしても、一つの素材をつきつめたもののほうがずっと心に染み入るような感じがして好きなのだ。多分俺は、そういう傾向の好みなんだろう。だから俺は、豚骨100%とか、煮干し100%とかのラーメンのほうが好きなのだろう。これはただ単純に、俺の好みってだけのことだ。どっちが優れているとかではない。

名古屋に深く根付いた文化に「スガキヤ」というのがある。あれは要するに業務スープの白湯と、店舗で取った天然のカツオだしを合わせた、いわばWスープのラーメンなのである。今でこそWスープなんて流行ってどこの店でもやっているけど、あんなに昔からあるのに、Wスープ方式をとっていたということは驚愕に値する。いくらチープな材料だとしても、Wスープの手法には違いない。
つまり「スガキヤ」が昔から名古屋の人の間で根付いていたということは、昔から名古屋の人ってのは、複数の素材を混ぜ合わせる味が好きだった、ということになるのではないか。俺には「スガキヤ」がどうしても美味いものには思えないのだが、それはやはり俺が他地域出身者で、名古屋の人たちとは違ってあまり素材を混ぜ合わせるのが好きではないからなのではないだろうか。多分そのようなところが、名古屋人達と俺との味覚の違いに表れているんじゃないかと思う。

したがって、この「華壱」の魚醤ラーメンは、俺の好みには合わないが、根っからの名古屋のラーメンオタクたちには受け入れられる、そういうことになるのであろう。


今日の評価は、俺としては:★★★  3、です。

まあそれなりに美味しいには美味しいけど、俺にはそうご大層な味にも思えない。
最初に魚醤でなく、普通の醤油か白醤油を食べれば良かったのかも知れない。次行くことがあればそれらのどっちかにしてみよう。

華壱 はないち
名古屋市名東区牧の原1-1501
11:30~14:00
18:00~22:00
定休日:火曜日

ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店

これはまた別の日。

なぜわざわざ、数ある二郎の中でも悪名高い小滝橋通り店にしたのかというと、この時は新宿西口でバスの乗換えで、あまり時間がなかったからだ。新宿駅周辺から動くわけにいかなかったのだ。
それこそ二郎に行くなら神保町のほうがいいのに、って思うけど、そんなに並ぶ暇も移動する暇もなかった。実に悔しいが、しかし、あえて人気度の低い店舗で食べてみたいという気持ちもあったのだ。
いったい、二郎といえばこってりボリュームがあって俺は好きだが、その好きな店の中でも人気ランクの低い店舗というのはどんなもんだろうと。

二郎の店舗別ランキングといえば、そりゃあ人によっても時期によっても変動するけど、概ねとりあえず次のようで間違いないだろう。

S 関内 ひばりが丘
A 野猿 湘南藤沢 めじろ 守谷
B 三田 一之江 栃木 神保町 桜台
C 新代田 小岩 府中 品川 上野毛 中山 札幌 仙川 仙台
D 目黒 西台 松戸 京成大久保 赤羽 小金井 会津
E 千住 亀戸 川崎 荻窪 立川 新橋 蒲田 新潟 相模大野
F 池袋 小滝橋 歌舞伎町 大宮

(2ch「二郎のランキングを作ろう その23」スレッドより引用)


とにかく、池袋東口、歌舞伎町、新宿小滝橋という3店が人気の無いのは二郎ファンの間では定説のようだ。
俺はラーメン二郎は好きだが、ジロリアンってほどでもないので、あまりいろんな店を巡ったことはない。
三田本店も行ったことないし、人気のひばりが丘や関内とかも行ったことがない。
行ったことある中ではやはり神保町と、あと意外に仙台店が美味かった。
仙台なんて田舎のように感じるが、名古屋にこんなに美味い二郎系ラーメンは無いから(そもそも二郎が無いし)、ラーメンに関しては名古屋よりも仙台のほうが都会なんじゃないかな、と思ったものだ。

この「ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店」では、野菜などの無料トッピングコールは、他の店舗と違って、食券を渡すときに言わないといけないようだ。したがって「にんにく入れますか?」は訊かれないということになる。

(クリックで拡大)


この中の、どこに目がとまったかって?
それはもちろん、「脂の固まり」を希望できるというところだ。
とんこつと同じくらい、肉の脂が好きな俺としては、これは絶対に外せないところだ。



小ラーメン 野菜にんにく、脂固まり ¥750

おお、これが「固まり」ってやつか。
まあ固まりというほど固まってはないけども、それでも固形っぽさはあるよね。なかなか壮観だ。
さて味は、といえば・・・

いやっほうー!はっはっは。いやいや。こりゃなかなか、うまいじゃんか~。
いやはや、さすが本物のラーメン二郎、腐っても鯛。低ランクでも美味じゃないか。
スープは、二郎にしてはあまり塩分がきつくなく、あっさり気味であるが、しかしライト二郎とは言ってもしっかりした旨みがあり、ほどよく乳化した豚骨味とこの固形の脂が組み合わさって、一口飲めば身体の隅々までふわぁっとした浮遊感に包まれる。脂もただトロトロなだけじゃなくて結構食べ応えがあって非常に美味い。なりたけの脂よりもずっと旨みが強くて素敵だ。
麺はちょっと伸び気味かなあ。でも味が悪いわけじゃない。ちゃんと小麦の味がする。これは茹で加減かためで頼むのが正解か。
量も、二郎にしては少ない。量だけに関しては、名古屋にもある「歴史を刻め」のほうが多いか?しかし、味がずっと上なのだから、こっちのほうがずっと良い。
肉は、これも二郎にしてはうすっぺらい。いや、とは言っても、他の二郎に比べて、というわけだ。名古屋にある凡百の二郎もどきラーメンに比べたら、これでも充分食べ応えがあってしかも美味しい。

うーむ。確かに、ところどころ見ると、それほど悪いというわけではないが、しかし、神保町、仙台、それに目黒あたりに比べるとやっぱり若干落ちるかなあ。歌舞伎町よりは、俺は好きだけど、まあどっこいどっこいでしょうか。
しかしやはりさっきも書いたけど、腐っても二郎。名古屋にある凡百の二郎もどきの店に比べたら、ちゃんときちんと旨い。これで文句を言うのは、恵まれた環境にある東京人のゼイタクだぜ。
少なくとも、二郎枯渇地域である名古屋に普段住んでいる俺としては、これでも充分、食べる価値がある。
名古屋にある二郎もどき系ってえと、歴史を刻めあっ晴れ滝昇ジャンモン溝口屋男は黙って前を行けしずる、そんなところか。それらに比べたら、比べるべくもないほど、この小滝橋二郎のほうがず~~~っと旨い。名古屋にあって最も本家二郎に近いといわれる伏見の「」だって、この本家二郎の中では最低ランクとされる小滝橋の味に、はるか遠く及ばない。本当に、名古屋は、二郎系においては不毛地帯もいいところなのだ。
仙台には本家二郎があるわけだから、仙台のほうが二郎に関してはずっと恵まれている。
まあ、ら・けいこ系列は、これはまた別の美味さがあるから、二郎もどきとは言わないだろう。

余談だが、54歳児とかいうキモブロガーが、「インスバイアという言葉をラーメン界で使ったのは私が初めてだ」とか豪語しているけど、どう贔屓目に見てもそれはボケ老人の狂言以外の何物でもないでしょう。で、その54歳児が、「したがって二郎インスパイアという言葉は私には許しがたいので、これからは二郎コピペ系と呼ぼう」だなんてほざいているが、あんまり語呂がいい言葉でもないし、あまりパソコンをやらない人にはぴんとこない言葉だろう。奴はコピーライターの仕事をやってるようだが、この程度では所詮レベルが知れている。
そこで、俺は、こういう、二郎の真似をしてはるかに及ばない凡百のラーメンを「二郎もどき」と呼ぶことにしている。こっちのほうがずっとしっくりくる言葉でしょ?なんとなく語呂も良いし。

まっこれは余談ですね。
要するに、俺が思ったのは、いくら凡百の二郎もどきが世の中にはびこっていようと、本家の「ラーメン二郎」にはどうやったって敵わないのだ。そして、名古屋にはその本家の二郎の味は一つも無く、二郎もどきしかないのだ。
それらから比べたら、いくら人気が低いとあっても、この「ラーメン二郎小滝橋通り店」の味は、やはりちゃんとした二郎の味がする。それは本店から受け継がれてきた、本物の味なのだ。


というわけで、二郎好きの俺としては、

今日の評価は:★★★★★ 5!です。

これはこれで旨いけど、しかしやはりもっと旨い二郎に行きたいもんだ。
神保町にもまた行きたいし、まだ行ったことのないひばりが丘、それになにより三田本店に行ってみたい。
きっと、小滝橋で評価5なのだから、それ以上の評価になるに違いない。

ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店
新宿区 西新宿 7-5-5  
営業時間
11:00~23:00
金・土・祝前日 11:00~25:00 
定休日:無し
 

神保町食肉センター ランチ食べ放題

最近立て続けて東京に寄る用事があったので、そのついでに。

神田神保町と言えばなんといっても本の街。特に古本街が素晴らしい。
本のお店がたくさん並んでいるが、それぞれに特化した特徴を打ち出しているのが面白い。三島由紀夫マニアのための店とか、岩波文庫ばっかりの店とか、心理学関連に特化した店、料理関連に重点を置いた店、あるいはアニメ、特撮モノ、映画関連に特化した店など。あるいは楽譜ばっかり置いてある店もあるし、当然のことながら我々所謂成人男性諸氏のためのお店だって多数ある。全く一日あっても回りきれない、興味の尽きない街であります。
そしてまた神保町は、カレーの聖地でもあります。本屋と本屋の間を縫うようにしてカレーのお店も沢山あります。
しかし我々ラーメン好きとしてはまた、「ラーメン二郎」神保町店のある店として名高い街だとも言えるでしょう。ただでさえ並ぶラーメン二郎、しかしあらゆる二郎の中でも最も並ぶ店として有名です。三田本店とどっちが並ぶでしょうか?どちらにしても超人気店舗であります。

その二郎神保町店に勝るとも劣らないほどの行列ができる焼肉店がこの、「神保町食肉センター」であります。その名の通り、食肉、それも内臓専門の卸売り店でありますが、ここのランチタイムがすごいのです。
なんと、その日の朝に採れたレバーやハツを中心に、焼肉が45分食べ放題なのです。

それでお値段なんと、950円。

増税前は840円だったような記憶があります。値上がりしちゃいましたが、それでも、ありえないほどの破格であることには間違いありません。
ただの焼肉じゃなくて、朝採れのレバーとハツですから、それはもう新鮮そのもの。筆舌に尽くし難いほどの美味であります。
ちなみに、950円で食べ放題なのはランチタイムだけであって、夜は行ったことないですが普通の焼肉屋になってしまうそうです。でも肉自体が旨いのには間違いないでしょう。

そんなわけですから、ランチタイムは開店前からずらりと、お客が並んでおります。ファミリーやカップル、男性同士や女性同士のグループなどはもとより、一人客もずいぶん多いです。もちろん俺もそうです(前に来た時は俺も女の子と二人で来たのにさ~今日は寂しいなあ)。一人焼肉というと世間では勇気の要るものとして語られますが、この店においては全くそんなことは無くて、ラーメン屋に並ぶのと同じような感覚で皆気軽に並んでいますので、みなさんももし東京に行くことがあっても心配せずに食べに行ってきて下さい。
俺もこの日は開店30分前に行ったのですがすでにもう4~50人並んでおりました。みんな45分いっぱい食べるわけですから回転も遅く、並んでからさらに1時間半弱待つはめになりました。
でもここは本の街、神保町。店に着く前に街をぶらぶらしてお気に入りの一冊でも見つけてくれば、読み終わる頃には美味しい肉にありつけるという寸法であります。実によくできている。
俺もご他聞に洩れず、100円の文庫本を二冊買ってきましたので、待っている間それを読んでいればよかったので、待ちくたびれるなんてことは全くありませんでした。そんなところも、人気の秘密になっているのではないでしょうか。
しかし俺のすぐそばで、カップルがずっといちゃいちゃしていたのには閉口しました。


まーこの子、別に特にかわいいとも思わないから、羨ましくはないけどね。でもあんまりにもいちゃつくもんだからつい頭にきて隠し撮りしちゃいました。尤も、こいつら途中まで並んでたけどなかなか行列が進まないもんだから、店内に入る前に諦めてどっかいっちゃいましたけど。

他にはこんな女の子も



この子はかわいいですね。女性二人で来てました。こんな女の子を彼女にしたいものです。
他にもトップ画像のように、女性同士のグループというのも結構多かったです。
俺ももうちょっと機転が利く性格ならば、女性同士のグループに声でも掛けて、同席させてもらったりすれば良かったんですが、いかんせん俺も地味な性格なもんで、そういう粋なことが出来ずじまいでした。そこらへんもう少し積極的になれたらいいなあと思うのですがねえ。誰か、なんかいいアドバイスを俺に下さいな。

(クリックで拡大)


さて、ランチタイム食べ放題¥950ですが、上の画像に書いてあるとおりです。
まずはA,B,Cのセットから一つ選んで、それを食べ終わったらあとは好きな組み合わせで頼めるのです。ご飯とスープとたまねぎスライスは最初からついてきますが、これも足りなくなったらお代わり自由です。
でもやっぱり肉、肉ですよね。当然俺は、まずはレバーとハツのCセットから行きます。



Cセット(レバー&ハツ)





こうやって、ガスの焼き器に乗せて、表面が焼けたら頂きます。
炭火だともっと良いですが、そこまで言うのはさすがに贅沢というものでしょう。

これはレバー。このくらい焼けたら食べごろだ。
うぅ~~ん。うまいっ!
表面はきっちり火が通って、中はまだ赤いけれども、でもちゃんと温度は温まっている、そのくらいの火加減がよろしいようです。あまり火を通してしまっても折角新鮮なのにぼそぼそしてつまらないし、中が冷たいとやっぱり風味が開かないのであります。
ハツのほうは、これまた歯ごたえがコリコリして新鮮そのもの。レバーのほうが旨みは強いですが、こっちはさっぱりしていてこれまた最高です。
すべて豚肉でありますが、豚肉でも、肉のほうはちゃんと火を通さなければいけませんが、内臓の新鮮なものは基本的には生でも食べられるようです。しかし、昨今の事情もあり、お店の人も「生では食べてはいけません。ちゃんと表面は火を通して下さい」と言っていました。生で食べて良いとは、責任上言えないのでしょう。ま、でも折角だからひとつ、生で食べてみました。
うう~ん。やっぱりこれも旨いっ!うまいんだけどやっぱり、冷たいのよりも、表面だけ火が通って、中は赤いままでも温度が高くなって温まっている、その焼加減のほうが俺は美味しいように感じました。でもこれは好き好きでしょう。



さて次はどうせだから内臓以外も食べてみましょう。ネックの味噌です。それと、再びレバー。
(すいません、画像は焼きかけです)


やはり安いので、種類はあまり多くありません。レバーとハツのほかは、ネックの味噌味と、モモのたれ、しお、の合計5種類のみです。他に鶏の塩こうじってのもありましたがそっちはブロイラーだそうで今回はパス。

ネックは、脂っこくてこれまた旨いです。ご飯にものすごく合います。しかし、ここは食べ放題なので、あまり脂っこくてご飯に合うのを食べ過ぎるとたくさん食べられなくなるので、これは諸刃の剣と言えるでしょう。



それからやはりここは内臓をたらふく食べたいところなので、再びCセットと同じものを。
(画像失念)

その後は、


レバー&モモ(塩だったか)。
もものほうが、ネックよりも脂っこくなくて食べやすいです。でもこれはまた噛み応えがあって、別の意味で腹にたまりそうです。
ここまで食べたら、残り10分、ラストオーダーと言われたので、最後に

ネックとハツを。

合計5皿。
うーん。思ったより食べられないもんだよなあ。
45分ってのがなかなか結構短い。
俺的には、本当は10皿くらい行きたかったけど、そんなに肉と内臓を食べたら痛風になって辛い思いをするから、このくらいで丁度いいのかもしれません。
いやーそれにしても、こんなに沢山、驚くほど新鮮なレバーとハツを食べられるなんて、至極贅沢な気分です。
この時はもうお腹いっぱいいっぱいだと思ったんですが、今この画像を編集しながらこれを書いていたらまた食べたくなってしまいました。
また東京に行って時間があるときは絶対に寄りたいです。
今度は本を選ぶのにあまり時間をかけずに、さくっと選んで開店1時間前に並ぼうかと思います。


今日の評価は:★★★★★★★★  8!です!

ラーメンではないけども、文句なしにこれは最高です!
ちょっと減点したのは、やっぱり並びが長いからです。それにやっぱり東京じゃなかなか行けないなあ、と思って、それらを加味した採点です。
でも味はもうなんにも言うことなし!

しかし神保町に行くたびにここに来ていたら、永久に二郎には行けないので、また二郎にも行きたいと思います。
ちなみにラストオーダー14:30ですが、14:30に行っても多分もう食べられないでしょう。
以前に12:30頃に行ったら、順番が回ってくるころにはもうレバーとハツが無くなってしまい、肉だけになってしまいました。
肉もまあ旨いのでいいのですが、やっぱりここに来たら朝採れのレバーとハツが醍醐味ですので、是非皆さんお早めにお出かけください。
あともし俺と一緒に行ってくれる女の子がいたらコメント欄にでもご連絡ください。是非ご一緒したいです。

卸)神保町食肉センター
東京都千代田区神田神保町2丁目16
ランチタイム食べ放題 11:30~14:30
(夜は平日17:00~22:30 土日祝14:30~22:30 残念ながら夜は食べ放題ではありません)
定休日:毎月1日のランチタイム(ご注意!土日祝もやってますが毎月1日だけ休みです!)