☆よろしくっ!☆

2016年5月28日土曜日

とんこつくん相談室

こう書くと、読者のみなさんからのご質問ご要望、その他どんなお悩みにもとんこつくんが優しく丁寧にお答えいたします、というコーナーのように思われるかもしれませんが、実際にはまったく逆で、俺とんこつくんが、読者のみなさんやとあるチャンネルの方々に、色々な相談に乗ってもらおうという、実にわがままで自分本位な企画なのであります。

俺は例のチャンネルはよく見ていますが、投稿はこのブログを始めてからはあまりしていません。俺自身がURLを張ったことは一度もありませんし、直接話題にすることもまずありません。、さんや特命係長氏にも、宣伝してくれとお願いしたわけではありませんし(が、そのおかげで結構アクセスが増えたのは事実です。俺はブロガーを馬鹿にしてはいますが、この点に関してだけはこの場を借りてお二人に感謝申しあげたいです。ども)、ラ王んとこに貼り付けたのも俺じゃあありませんよ。というか久しぶりにあの掲示板みてびっくりしました。まあ散々に言われていますがまあそれほど間違ったことは言ってないと思うのでどうぞどんどん俺の悪口言ってくださいね。
唯一俺自身が貼り付けたのはまっちゃんのとこだけです。しかし、あれだけでよくこんなにみんな見てくれるなあと感心したものです。やっぱりラーメンって、人気なんですね。いやいや、読んでくれている皆さんどうもありがとうございます。俺は寂しがりやなので、せっかくブログやっても誰からも相手にされないってのが一番つまらないのです。だから例え悪口を言われたとしても、悪口を言う人ってのは少なくとも見てくれてる人だってことだからそれはそれでありがたいです。だからどんどん俺の悪口言ってくださいね。

まあというわけで、昨日はついスレッドに登場してしまいましたが、あまりスレ汚しするのもよろしくないと思いますので、この記事を設けさせていただきました。この記事のコメント欄を、相談、回答などを書き込む掲示板代わりに使っていただけるとありがたいです。
あと、最初にああは書きましたけど、もし万が一、本当に俺に相談したいことがあるっていう方は、俺なんかじゃ何にも役に立てないとは思いますが、できる限りは答えますので、お気軽にどうぞ。

追記:
コメント欄が使いにくいという意見もありましたので、相談室用のメールアドレスを作りました。
ponkotsusoudanshitu@yahoo.co.jp
もし俺にIPがバレるのがイヤな人はメール送ってくださいね。



で、>>871 さんが相談にのってくれるというわけで一つ、よろしくお願いします。


871 :
ラーメン大好き@名無しさん 2016/05/27(金) 18:05:34.21 ID:I0UXB56O0
>>849
あなたが26~7歳以内だったらまだ可能性はある
が、、30以上ならやめときなはれ
自分は◯◯代の時にたまたま縁があってJK2と、という事はあったが金銭的なのでも全くなく、ふつうに
という感じではあったが(ちょっと濁すわ)

ただそれでも条例違反?にはなるとか、自分は内心はドキドキだった。
JKとか言ってないでふつうに18歳以上ならアドバイスはいたすよ


以下、俺の相談内容です
>>871
ぜひよろしくお願いします!確かに俺は女子高生と女子中学生が一番好きですが、あの先日の記事くらいかわいい女の子ならどんな年齢でも好きです。あのくらいかわいくて、18歳以上だったら、あまりかわいくない17歳以下よりもずっといいです。はなびのおねいさんもかわいかったしね。(写真撮れなかったのが痛恨です)
特に18~22歳くらいが好きです、が、あまり接点がないのが難点です。でもただかわいいだけじゃなくてかわいくて優しい人じゃないとだめです。よろしくです。
というか、JK2とってうらやましい!そういう話を聞くと、やっぱりJKがいいなーって思っちゃいますよっ。うーん、どうにかなりませんかね。




2016年5月26日木曜日

ラーメン福 小幡店

食べ物は美味しくないし住民の味覚はおかしいし夏は地獄のように蒸し暑いし女の子はかわいくないし、何年住んでも名古屋という土地は好きになれません。俺は三河人とかではなくて、愛知県外、それも名古屋とは縁もゆかりもない地域からはるばるやってきました。できる事ならそろそろ抜け出したいのですが、まあ、そう出来ない事情というものもあるわけなのですね。なかなか思い通りにはいかないのです。
まあしかし、名古屋の食べものがすべてダメっていうわけでもないんですよ。確かに、ラーメンに限らずあの全体的にやたらとしつこくて甘ったるい味付けの傾向はどうしても好きになれませんが、名古屋ならではの食べ物でも、別に甘ったるくないのも中にはあるでしょう。そういうものの中には俺の気に入るものもまあ、ないわけではありません。
この「ラーメン福」も、そうしたものの中の一つであります。俺には「スガキヤ」がどうしても美味しいと思えないので、あんなのがソウルフードだと言う名古屋人のソウル(魂)ってのはいったい如何なるものか、って思ってしまうんですが、この「ラーメン福」ならわかります。特別な味じゃないんだけど、何時食べても飽きないですよね。こういう、日常的で、じわじわ旨い味というのは確かにソウルフードにふさわしいものであると俺は思います。
まあ今更俺が記事にするほどでもないくらい、いろんなところで紹介されていますが、もともとは「ラーメン藤」というお店が、分裂して「藤一番」と「福」になったとのことだそうですね。ほっかほっか亭とほっともっとのようなものでしょうかね?ちょっと違いますか?詳しくは先達方にお譲りします。
俺は「藤一番」はしょうもない典型的な工業ラーメンで食べる価値がないと思っていますが、この「福」はなんとも良い趣を醸し出しているように感じます。大本が一緒なのに、こういう差が出るってのは面白いですね。

めぬ

消費税増税の時に600円に値上がりしてしまいましたが、それでも昨今のやたらとお高くとまっている凡百のラーメン屋に比べたら、良心的なほうなのではないでしょうか。そりゃスガキヤや幸楽苑のほうが安いには違いないけど、あれらはマズいですからねっ。マズいものは、いくら安くても食べる価値がないのです。美味くて安い、それが大衆食であるラーメンの必要条件なのであります。
実は俺、まだ「特製ラーメン」¥800ってのを食べたことがないのです。特性にすると肉の量が増えるだけではなく、肉の種類が変わるのですね。普通の「ラーメン」の肉は、味の染みた薄切りスライス肉なのですが、特製の肉は厚切りのよく煮込まれたチャーシューになるのです。さらに「特製並肉」というのがあって、これは特製と同じ値段で、肉は普通のラーメンと同じ薄切り肉ですが、その量が5倍くらいになるそうです。そっちのほうもそのうち食べてみたいです。
さらに、お値段そのままで、野菜を増やすことができます。というと、東京の人は「ラーメン二郎」を思い浮かべるようですが、二郎のように「ヤサイマシ」と言うと怒られるという説があります。福では「野菜多め」と言わねばなりません。



ラーメン ¥600 野菜多め

どうでしょう。なかなかに圧巻です。確かに「二郎」を彷彿とさせる野菜の盛りですが、しかしこのお店は巷に溢れる凡百の「二郎もどき」系とは全く違い、二郎に影響されたわけではなくて独自にこのスタイルを築きあげたのです。そこらへんは「一兆」と同じですね。そもそも創業昭和52年、今年で38周年だそうですから、その頃に二郎インスパイアなんてものは当然なかったわけですし、二郎の存在自体が東京の一部のローカルなものだったわけですから、影響の受けようがありません。
野菜の内訳は、もやしとネギですね。キャベツは入っていません。このネギがスープに実にマッチし、いいアクセントになっています。そのスープは、薄い醤油色で、白濁してはいません。表層にうっすらと、脂が覆っていますが、昨今の背脂ラーメンのように大量の脂が乗っているわけではなくて、あくまでさりげなく控えめです。いわゆる典型的な「醤油ラーメン」の形相でしょう。
このスープのベースは、トンコツですね。たぶん鶏がらではありません。鶏がらなら、こういう良い意味での獣っぽい香りにはならないでしょう。もっとも、ダシに鶏がらを使い、それとは別に豚脂を用意するという可能性も考えられますが、ラーメンを作っている厨房を見たら寸胴から直接脂の固まりを取り出して振り入れていたので、スープ自体が豚のダシでしょう。要するに、白濁させていないトンコツですね。豚骨でも、強火で長時間煮出さなければ、あの九州ラーメンのように白濁したスープにはなりません。俺はあれが好きなのですが、しかしこういう豚骨の使い方で作った醤油ラーメンも悪くないです。その中間的なものもありますよね、半白濁+醤油という。溝口屋なんかそのタイプだと思いますが、どのタイプもそれぞれにとんこつの奥深さとワイルドさが味わえて良いと思います。
だけど、この味のメインコンテンツは、とんこつではなくてやはり、化学調味料でしょう。とんこつはその化学調味料の味わいを支えるサブの役割に徹しているように思います。普通ならとんこつスープの味を化学調味料が補強するのに、このラーメンはそれが逆になっています。そして、それがまたなんとも言えない庶民的で良い趣を醸しだしているのだから不思議ですね。良い意味でチープな味ということになるのでしょうか。
醤油だれは、薄口醤油を使ったものかなあと最初思いましたが、テーブルに置かれているラーメンたれを直接味わってみたらこれは濃口醤油の味だったので、おそらくタレの使用量を控えめにして、その分化学調味料で補強しているのではないかとおもいます。減塩醤油とかと同じ発想ですね。これもタレ自体には化学調味料が含まれていないようなので、丼で合わせるのではないかと思われます。
麺は、これはまたなかなか弾力があって食べ心地がいい中細麺。昔のラーメンによくある、やたらと柔らかく伸びた麺でもなければ、かん水過多で真っ黄色になってしまった麺でもない。普通に美味しい麺だと思います。量も多すぎず少なすぎず丁度良い。
この味の染みた薄切り肉は、肉の歯ごたえを楽しむというよりも、麺や野菜に絡めて食べるとより味が深くなるという、そういった効果があります。要するにこの肉自体が、一種の調味料なのですね。肉を具としてでなく、あえて調味料のように使うという、逆転の発想が、このラーメンの面白味を増長しているように感じます。ただでさえ充分な量があるのに、これが5倍になった特製並肉というのはどんなものなのか、そのうち食べてみたいと思います。
半分くらい食べたところで、この赤い「スタミナ辛子」というのを入れて食べます。これ自体もなかなか一筋縄ではいかない複雑な味わいがあります。隠し味に、魚介系の素材が使われている?アミの塩辛とか、あるいは魚醤系なのでしょうか。俺は味分析が下手なので違っていたらすいません。俺の好きな食べ方は、このスタミナ辛子を入れて混ぜてしまうのではなく、混ぜずに麺と一緒に口に入れるのです。かなり辛さもダイレクトに来ますがそれがまた良いのです。こうやって食べているうちに自然とスープにも混ざってきます。最初から混ぜてしまうより変化が楽しめて、俺はこの食べ方が気に入っています。

全体として、すべてが丁度いい、のです。
見た目のインパクトとは裏腹に、すっきりとした食べやすい醤油ラーメンです。二郎とは違って、やたらとコッテリしているわけでもなく、やたらと麺の量が多いというわけでもありません。かといって、すっきりし過ぎて物足りなさを感じさせるというようなことは無く、豚脂をさりげなく浮かせたり、化学調味料を上手に使ったりと、万人にもわかりやすく受け入れられるような工夫も施されています。その具合が本当に適度で、「なりたけ」のようにやたらと背脂を盛ったり、「まつ子」のようにやたらと化学調味料を強調したりするわけでもありません。尤も、あれらはあれらで面白いとは思いますが、この「ラーメン福」はそういうアクの強さを巧妙に避けて、万人が美味しいと思えるポイントを突いています。
二郎系ばりの野菜の盛りや、豚骨ならではの獣臭さといった、ラーメンならではのダイナミズムもちゃんと押さえてある。そして、それがさりげないので、他の要素を壊さない。
そして、値段も高すぎず、かといって味を犠牲にするほどまで安価に落とすわけでもなく、これまた丁度良い。
まさに、これこそが大衆食としての「ラーメン」の鑑なんじゃないのか、と思うくらい、バランスがいいのです。

昨今はやたらとたくさんのラーメン屋が生まれては消えゆき、栄枯盛衰が激しいですが、それはおそらく、それぞれの店ながらの特徴を強く打ち出しすぎて、インパクト重視になってしまうからなのではないかと思います。たしかにそういうラーメンは、最初は話題になりますが、インパクトだけでは長続きしない物なのです。
それに比べると、この「ラーメン福」は、すべてが丁度よく、万人に受け入れられるような工夫が施されています。イマドキの店のような際立った特徴はないけれど(とはいっても野菜の盛りはインパクトありますけどね)、いつ食べても、何度食べても期待を裏切らない、クラシカルな味わいになっています。やはり伝統と歴史のある店というのは、それ相応に完成度が高いのですね。

そんなわけで、今日の評価は:★★★★ 4!です。

惜しむらくは、立地なのです。俺的にはこの小幡店が比較的アクセサブルなのですが、それでも藤が丘駅からチャリで行くと30分はゆうにかかります。名鉄瀬戸線を使えばすぐですがそもそも瀬戸線の駅のなかにアクセサブルな駅が無いので俺は使えません。他の店舗も、やたらと港区のほうに固まってたり、マニアックな駅の近くだったり、そもそも近くに駅がなかったりと、なかなか行きづらい場所にあるのです。
こういうお店は、日常に溶け込んでこそ価値がある、という面もあるように思います。わざわざ遠出して行くような店ではありません。アクセサビリティが大事なのです。もちろん、それぞれの地域の地元住民の方にとっては便利なお店となるのでしょうが、俺にとっては、少々使い勝手が悪いお店なのです。このブログは俺のブログなので、俺様基準で判断させてもらいますが、ちょっとアクセサビリティに難がある、といわざるを得ません。せめて地下鉄東山線沿いに一軒、できるといいのですがね。


ラーメン福 小幡店
愛知県名古屋市守山区大谷町14-5
11:00~23:00 通し営業
定休日:火曜日

夏服の女の子がかわいいすぎて我慢するのが辛い

このブログは、ラーメンブログだと思われていますが実はそうではなく日常雑記ブログなのですね。なぜかラーメンの話題が多いですが、特にラーメンのことに限らず、俺が日常思ったことを書き連ねるブログなのです。だから、ラーメン以外の話題も登場するのです。

これからの季節、女の子たちはどんどん薄着になっていって、俺ら男性諸氏にとっては本当に目の毒です。そこらじゅうにかわいい女の子がいるのに、指一本すら触れることができないだなんて、そんなのは、目の前に美味しそうなラーメンがあるのに、食べることができず黙って見ていなければならない、というのに等しいです。みんな、どうやって我慢しているのでしょうか?教えて欲しいものです。いや本当に。
でも、名古屋なんてそんなにかわいい女の子もいないから、まあ安心というかちょっと残念といった感じなのですが、一歩県外に出るととたんにかわいい女の子の大群に巻き込まれてしまって大変です。特に大垣あたりに行くと、町を歩いている女の子のレベルがぐんと上がります。名古屋からすぐそこなのに、この差はなんなのでしょうかね。やっぱり、水がきれいだからでしょうか。そうに違いありません。
こないだも用事があって大垣方面に乗っていたら、夏服の女子高生が乗り込んできました。ちょっと化粧が強いけども、でもとっても美人でかわいかったです!




しかも、おっぱいも結構大きかったし!





こんな美人でおっぱいが大きい女の子がですよ、俺の至近距離に佇んでいるのです。
はるかぜちゃん杏花ちゃんもとってもかわいいけど、彼女らはあくまでアイドルなので、画面の中、ファンタジーの世界から出てきてくれません。でもこの子は画面の中じゃなくて、現実に俺の目の前にいるのです。しかも手が届く距離に。女の子はゲームに夢中なので、俺がちょっと手を伸ばしても気が付かなそうです。これは、チャンス!今すぐにでも手を伸ばして、その身体に触れて、撫でたり、手を握ったり、抱きしめたり、おっぱいを揉んだりキスしたい気分に駆られました。だってそうしないと勿体ないではありませんか。この機会を逃したらもう二度と会えないでしょう。
いや、それよりも、女の子の手を取って一緒に電車を降りて、どこか適当な場所を見つけて、後ろから密着し、両手を女の子の前に回して身体とおっぱいを優しく撫で回しながら挿入して、女の子の身体の一番深いところに濃厚白濁スープをたっぷりとお見舞い申し上げたい、そんな感情が沸々と湧き起こってきて、押さえるのがとても大変でした。だって、男なら、みんなそう思うはずです。そうじゃありませんか?
でも俺は、大事な用事があって電車に乗ったので、もし下手に警察に連行されでもしたら用事に間に合わなくなってしまうので、そうならないように、仕方なく我慢しました。用事がなければ、我慢しきれなかったかもしれません。でも用事がなければ俺はわざわざ電車になど乗ることもないでしょうから、それはそれでちょうど良かったのかもしれません。特に近頃は、なんたらサミットのせいで所かしこに公僕どもがうろちょろしているらしいですから、あまりヘタな事は止めといたほうがいいと思います。
だいたい俺は、電車の中で痴漢なんて絶対にしません。どうしてみんな、あんな狭くて逃げ場が無いところでわざわざ危険を冒すのでしょうか。あんなに人の多いところでそんなことをしたらすぐにバレるに決まっています。それ以前に、あんなに暑くて窮屈なところで触るなんて女の子が可哀想じゃありませんか。せっかく触るんなら、女の子にも気持ちよくなってもらわないとつまらないですよね。電車で痴漢だなんて、思いやりの無いバカな連中がやるものです。俺はバカじゃないし優しいからそんなことは絶対にしません。もしやるとしたら、屋外か屋内で、他の人に邪魔されないような気持ちのいい空間で、女の子が気持ちよくなるようにじっくりと優しく触ってあげるでしょう。そのほうがお互い気分がよくてWin-Winです。
まあ、でも、やっぱり俺はやりません。だって、もし刑務所にでも入れられたりしたら、ラーメンが食べられないじゃないですか。俺はかわいい女の子がとっても大好きだけど、でもそれよりもやっぱり、ラーメンのほうが好きなのです。俺はとんこつラーメンをこよなく愛しますし、とんこつ以外のラーメンもとっても大好きなので、いくら女の子のことが大好きだといっても、やっぱりラーメンのほうをとります。それに俺だって色々と忙しいので、刑務所なんかに入っている暇はありません。だから絶対、やらないのです。
でも、こんなに我慢するのが辛いだなんて、男っていうものは業の深いものですよね。まさに生殺しです。ほんと、みんなどうやって我慢しているのでしょうか。俺も今のところは我慢できていますが、いつか間違って、本当にラーメンが食べられなくなる境遇に陥ってしまうかもしれません。そうならないために、みんなはどうやってこんなかわいい夏服の女の子達に囲まれても絶対に一線を越えないように我慢しているのか、その具体的で効果的な防止策を教えて欲しいものです。コメント欄にでも書き込んでいただいてみんなで共有すれば、犯罪抑止にもつながってよろしいのではないでしょうか。

しかし、こんなにかわいい女子高生や女子中学生が世の中に溢れているのに、俺らは付き合うことが出来ないだなんて、世の中は理不尽にできているものです。俺らはどう頑張っても、成人女性としか付き合えないってことになっているらしいですね。
せっかく目の前に一陽軒とんぱーれのアツアツのラーメンがあるのに、「お前には食わせない。お前はカップラーメンでも食ってろ」と言われたような気分です。仕方が無いから、カップ麺のなかでも少しでもマシなものを必死で探すしかないのですが、やっぱり辛いですよね。どうしても、生きているうちに一度くらいは、最高にかわいい女子中学生か女子高生と付き合いたいです。どうしたらいいのでしょうか。
なにか、いい案はありませんかね。

ちなみに、大垣の「どとんこつ 中村商店」は行ったことありますが、悪くはないけどまあそんなにぱっとした味でもなかったので、名古屋駅のあたりにも新しく出来たけど特に行こうとは思いません。

くまどん ベトコンらぅめん

名古屋駅の太閤通口側、俗に言う駅西界隈にひっそりと佇むこのお店。名古屋のイマドキなラーメン好きの人達からは些か存在を忘れ去られている感もありますが、ここの「ベトコンらぅめん」というのが、ちょっと他にはない、一種独特の趣を持ったラーメンなのであります。
尤も、このお店についての記事もちらほらと見かけます。食べログはともかくとして、54歳児昔のブログにもありましたし、酉勃人まっちゃんも書いています。
とはいえ、いずれも数年以上前の記事であり、今でも健在に営業しているのかどうなのか、いまいち確信がなかったのですが、行ってみたらちゃんとやっていて、沢山のお客さんで賑わっていましたので、まあ一安心というわけです。

店内を覗くと、たくさんのお客さんがお酒を飲みつつ談笑しています。まるで居酒屋のようです。
ここにラーメン一杯だけを食べるために一人で入るのはやはり若干、ためらってしまうところもあるのですが、しかし一歩踏み入れさえしてしまえば、おばちゃんが笑顔で迎え入れてくれます。「うちはラーメン屋なんだから、どうぞ気兼ねせずに、ラーメンだけを食べていってくださいな」と仰ってくれましたので、我らラーメン好き人間も、あまり他のお客のことを気にせずに気軽に立ち寄らせて頂くことにしましょう。
名古屋駅から歩いて5分かかるかかからないかという地帯にあるのに、まるで別世界。古き良き田舎の、その地の人たちが集まる酒場、というよりもむしろこのおばちゃんの家に招かれたような、そんな温かなアットホーム過ぎると言えるほどの良い雰囲気の店内です。都会のギスギスした人間関係に翻弄されている人なら、ここへ来て温かな人間の心に触れ合うことで日ごろの疲れを癒すことができるのでしょう。都会の真ん中に残された、最後のオアシスなのかもしれません。


店外に張り出されているメニューです。どうでしょう。今風のお店ではないとはいえ、この立地で、基本のラーメンが550円というのは、素晴らしいと思いませんか。That's great.ラーメンはかくあるべき。最近は大衆食であることを忘却してしまった値付けのラーメンが溢れていてゲンナリします。かといって、安けりゃ良いというスガキヤ的チェーン店志向も極端だと思います。出来るだけ安く、しかし味は絶品に、というのがラーメンの基本理念だと思います。
基本の「らぅめん」はしお味というわけですが、今回はそのしおラーメンをベースにした「ベトコンらぅめん」です。
おばちゃん「ベトコンでいいね?」
とんこつ「はい。」
おばちゃん「うちのベトコン食べると、身体の調子がいいでしょ?」
とんこつ「はい!本当に。」
まあ実際に効果があるのかどうなのかはわかりませんが、確かに元気が出てきて、あまりイライラしなくなるような気がします。尤も、副作用として、寝付きにくいというのもあるにはあるのですがね。
さて皆さん、ベトコンラーメンといえば、モヤシとニラの炒めたやつがたくさん乗った、このような形相をしたラーメンを想像することと思われるでしょう。しかし、この「くまどん」のベトコンらぅめんは、まるで違っているのです。



くまどん ベトコンらぅめん ¥650

ええ~っ、これがベトコンラーメン?
見た感じ、よくある昔ながらの塩ラーメンに、ニンニクチップが浮いているだけだろう?と思いますよね。
しかし、食べてみてまた、ビックリなのです。

一口スープをすすれば、うぉお~~~~っ、強烈っ!!!
ものすごいニンニクテイストなのです。それも、火の通ったニンニクの柔らかい味ではなく、まさに生のままの、アリシンの凄まじい風味と辛味がガツンと、身体全体に響きます。ニンニクチップはむしろ、ちょっとした飾りのようなものですね。この強烈なニンニクの滋味は、スープにこそあり。
まるで見た目からは想像できないほど、ワイルドでパワフル、豪傑な味なのであります。単純だけど、一点突破型の面白味のある味。ここまで見た目と味が剥離したラーメンというのも珍しいでしょう。
それもそのはず、スープを丼に入れる前に、おばちゃんが生の摩り下ろしニンニクをた~~~っぷり、丼に入れてくれるのです。この摩り下ろしニンニクも市販品などではなく、写真では見えづらくてすみませんが、ミキサーの中に大量に作られてありますので、お店で一気に大量に作ったものであることがわかります。だからこそ、この新鮮で鮮烈なニンニク風味を思う存分楽しめるのですね。
このニンニクの強烈さといったら、例は悪いけどペヤングの「にんにくMAX」以上だ。あれもヤミツキになる食べ物でしたが、あれとか、以前発売されていたフリトレーの「にんにくマニア」スナックなどが好きな人は、絶対にこのくまどんのベトコンらぅめんも気に入るはずです。まさにヤミツキになるような食べ物であります。
確かにこれは、身体の調子がぐんぐん上がりそうなラーメンですね。食べていて、元気がわいてきます。女の子とヤる前にこれを食べるといいのではないでしょうか?いや、それだと匂いが強烈すぎて、嫌われちゃうかな?いや、女の子も連れてきて一緒に、これを食べればいいかもしれません。そうすればお互い、朝まで気持ちよく楽しめること請け合いです。

まあ、しかしその強烈なニンニクテイストを除けば、ベースになる部分は至ってオーソドックスな、いわゆる昔ながらの中華そばであるわけです。普通の鶏がら(なのかな?一説には煮干っていう意見もありますが)のスープに、かん水のそれなりに効いた、ちょっと柔らかな茹で加減の麺、至って中庸な食感のメンマ。タレも結構しょっぱめで、あのイヤな甘ったるさは全然ないけれど、化学調味料もそれなりに強く効いています。(化学調味料とニンニクって相性抜群なんですよね)
いや、チャーシューに関してはちょっと変わっていたかなあ。俺のだけかもしれないけど、味が二種類あった。脂身の少ない、よく味の染みた肩ロースっぽい肉と、脂身の多い、肉の食感を残したバラ肉。しかも、結構な量ありましたよ。こういうのは変化が楽しめて良いですね。昔ながらっぽいお店にしては珍しいと思います。尤も、ただ単に、昨日作った分と今日作った分で味が違っていただけかもしれません。それが偶然俺のところで切り替わったというだけかもしれないですが。(そしてこのバラ肉のほうですが、これからの季節につき物の、ちょ~~っち、危なげな香りがしたような気がするのはまあご愛嬌といったところでしょうか。俺くらいになるとこの程度ではなんともありませんが、まあ胃腸のデリケートな方は控えたほうが無難かと存じます)
しかし、よくありがちな中華そばとはいっても、少なくとも出来合いなんかじゃなくて、ちゃんとお店でスープ作っているわけですし、巷に溢れるチェーン店大陸系の中華料理店で出てくるような工業的ラーメンでは決してなく、単純ではあるが丹精を込めて作られた味であります。純粋にそれを味わいたい方は、「らぅめん(しお味)」か「しょうゆらぅめん」を食べてみるといいでしょう。これはこれで、今風の味ではないけどもなかなか趣があって良いものです。
但し、多分だけど、このお店の名前を看板にした「くまどんらぅめん(トンコツ)」というのは、止めといたほうがいいような気がします。いや、俺もまだ食べてないんだけど、ほら、奥のほうを見ればわかるけど、寸胴が1つでしょう。醤油、しお、味噌まではタレを変えるだけで同じスープでいけるでしょうが、豚骨となると・・・まあお察し下さい。俺はこういう人情味のあるお店は好きなので、出来ればこのお店を嫌いになりたくはありません。したがって、今後もこのトンコツ味の「くまどんらぅめん」「くまどんベトコン」は注文しないことと思います。

まあこの、しお味ベースの「ベトコンらぅめん」、単純な味ではありますが、この強烈なニンニク味が病みつきになる、そんな魔力を持ったラーメンであります。なによりも、おばちゃんの優しさがたっぷりと込められた、心温まる味なのです。ラーメンに限らず、食べ物ってのは結局、心が一番大切なのですね。寂しいときや、辛いとき、「くまどん」に寄って、おばちゃんと他愛も無い話をしながらこの「ベトコンらぅめん」の強烈なニンニクテイストを味わえば、いつの間にか悩みも忘れて、元気が湧いてきて、また明日から頑張れるような、そんな気がしてくるのではないでしょうか。
「とんぱ~れ」のようなスペシャルな味というわけではないけれど、この「くまどん」の味も、食べ物を通じて相手の心がひしひしと伝わってくる、そんな人間味に満ち溢れた味なのです。

今日の評価は、面白味と人情味を加味して:★★★★ 4、にしときましょう。

人によっては、こういうのは苦手だっていう人もいるかもしれません。確かに、ちょっと入りにくい感じも無きにしもあらずですし、イマドキの、良く作りこまれた味のラーメンというわけでもありません。
でも、ここへ来れば、本物の人情に出会えること請け合いです。「まつ子」のようなハリボテの演出ではない、本物の、古き良き時代の人間の心が、ここにあります。


くまどんラーメン
愛知県名古屋市中村区椿町8-11
18:00~23:00
定休日:日曜、祝日、水曜

2016年5月18日水曜日

はなび 錦店 台湾まぜそば

以前に何度か、俺はつけ麺という食べ物は嫌いだ、と書きました。とあるチャンネルでは、「とんこつくんは同じことを何度も繰り返しすぎ」って言われていますが、それは大事なことだから何回も繰り返して強調しているからなのです。だって、初めてこの「とんこつくん」のブログに来てくれる人にとっては、トップ記事がまず最初に目に付くわけじゃないですか。だからトップ記事にまず一番大事なことを書くというのが正道なわけです。だからといって、毎回同じことを書いていたんではさすがに面白くありませんから、せめてこの、一画面に同時に表示することができる7つの記事のうちのどれかには、大事なことが書いていないといけません。したがって、少なくとも7つに1つは、同じ事を繰り返して書いている、ということになります。まあ、そう厳密にはいきませんが、わざわざ同じ事を繰り返して書くというのはこういう意図があるということなのですね。
話が横道に反れましたがまあ要するにですね、大体においてつけ麺というものは、スープをケチっているところが好きではない、のであります。ラーメンはスープが命!スープを飲む前に高菜を食べてしまうと即退場になってしまうもあるくらいです。それくらい、ラーメン屋というのはスープにコストとこだわりを懸けているのです。それに比べたら麺なんて大した原価でもありませんし手間も製麺所に丸投げっていうパターンも多いですよね。
つまり、その大事なスープをケチっているどころか、スープを全く使わない「まぜそば」、「汁なし」、「油そば」っていうのは、俺にとってはつけ麺以上に食うに足らない存在であり、それでラーメンと同じ値段を取るんだからそりゃ酷いボッタクリのように感じてしまうのであります。

そんなわけで、名古屋に住んでいるにもかかわらず、ここ数年にわか人気の「台湾まぜそば」も全く興味が無く、ほとんど食べたことがありませんでした。だって、食べる前からいかにもマズそうなのが予想できますもん。なんでこんなマズそうなものにあんなに客が群がるのか不可解でなりません。
ですがやはり、食べずに不味そうだというだけで批判するのはどうかと思うので、一度きちんと食べておこうと思いました。
さっき「ほとんど」食べたことがないと書きましたが、「台湾まぜそば」を全く食べたことがないというわけではなく、市販のカップ麺冷凍麺で食べたことはありますし、得道の「台湾油そば」ってのは以前に一度食べたことがあります。まあ、市販品は市販品なりの味でしたが、得道のやつは、もうこれは最低最悪レヴェルのゴミクズ味でゲンナリしたのを覚えています。だからその時は、「もう台湾油そばやまぜそばなんて二度と食わないぞ」と心に誓ったものですが、実際のところ、「台湾まぜそば、油そば」全般がロクでもないものなのか、それともはたまた「得道」だから酷かったのか、イマイチそこらへんの判断がつきませんので、もっと他の店で一度食べとかないと、と思った次第であります。ですので、この栄にある「はなび 錦店」で、とりあえず一般的な「台湾まぜそば」という食べものがどういうものであるのか、確認しときたいと思いました。
場所柄とはいえ、行列ができるというほどではないにしても、お昼時を外して行ったのにもかかわらず客が満員で少し待たされました。それに、俺が食べ終わった後もひっきりなしに客が入ってきます。確かに、こんな中途半端な時間なのにこれだけ客が入るのであれば、通し営業にしたほうがずっと利益が上がりますね。しかし、どうしてこんなにお客が集まるのでしょう?もしかして、俺の予想に反してこの「台湾まぜそば」、とっても美味しいのでしょうか?もしそうだったら嬉しいなあと淡い期待をもって店内へ入ります。


しっかし、場所柄とは言え、さすがにこりゃ、高すぎないか?
一番基本の「元祖台湾まぜそば」で810円だとよ。まあ、「一陽軒」や「しげ家」よりは若干安いけど、だってそれらは汁のある普通のラーメンでしょ。汁のないまぜそばでこの値段ってのはいくらなんでもボったくり過ぎだと思うのだがどうか。汁を使わない分もっと安くなってもおかしくないのに。
しかも「はなび」なのに、塩ラーメンが無いってどういうことよ。はなびの看板メニューといったら塩ラーメンでしょう。食べたこと無いけど。台湾まぜそばなんて、思いつきで出来たイロモノメニューなはずなのに、今やこっちのほうがメインになってしまっているというのはどうかと思いますよ。


まぜそばなので「食べる前によく混ぜます」と指示があります。
俺はこの、食べる前にまぜなくちゃならないあたりも、まぜそば、油そば等の汁なしラーメンの嫌いなところなのであります。なんだか韓国の食習慣みたいで汚らしいじゃん。いや、俺はネトウヨでも差別主義者でもありませんので、特に韓国人を毛嫌いしているとかではありません。純粋に、食習慣の違いに対する好みということです。ビビンバに限らずなんでもかんでもぐちゃまぜにしてしまうあの食習慣にはどうも俺はなじめないのであります。だから、わざわざ日本で出来た食べ物なのに、韓国みたいに混ぜ混ぜして汚くしちゃうのは、どうにも気持ちよく無いのであります。

この「はなび」の台湾まぜそば、個人ブログから商業メディアまで至るところで紹介されているが、雑誌やメディアなどの商業レベルでも個人ブログレベルでも、まぜそばという食べ物は、混ぜる前のきれいな状態の写真がピックアップされることがほとんどである。しかし、これは少々セコいやり方と俺は思うんだよね。だって、実際には結局、食べる前に混ぜちゃうわけじゃん。お客はその混ぜ合わさった状態のものを食べるわけだから、その混ぜ合わさった状態の写真をメインにピックアップするのが公正というものでしょう。どんな食べ物だって、食べる直前の状態の見た目が一番、食べる人への食欲に直接つながるものだ。それを、まだ食べられる態勢の状態に入っていない、運ばれてきたままの小奇麗な段階での写真をメインに据えるというのは、他の食べ物の写真と比べて、ズルをしているような気がしてしまうのだ。
ラーメンだってカツ丼だってその他の料理だって、食べる直前の状態を見て、ああ、美味しそうだなあ、とか、なんだかあんまり美味そうではないなあ、とか、そういう風に判断するわけでしょう。やっぱり、食べ物の写真は、食べる直前の状態ものを掲載しないと不公平だと思うんですよね。
というわけで、こういう写真になりました。



はなび 台湾まぜそば ¥810

ほら。なんだかぐちゃぐちゃどろどろにちょにちょで、とても美味しそうにはお世辞にも見えないでしょ。
でも、食べる客はまず、このビジュアルを見て、それから味を味わうというのが現実なのです。
それなのにあんな小奇麗な写真で読者の食欲をそそるのはやっぱりセコいと思うんですよね。ほら。こんなのを見たら、食べる前から食欲減退するでしょ。
まるで、一人暮らしの男の残飯を全部混ぜ合わせて一食分にしたような、そんな貧しくてひもじいビジュアルですよね。あるいはこれは、飲み過ぎた夜の次の朝の、起きがけの吐瀉物のようにも見える。こんなものに¥810も出して、さらにこれから食べるだなんて、なんだか、人生っていったい、なんなんだろう?って思えてきませんか?
ともかくも、まぜそばという食べ物を食べる人、ことに、この台湾まぜそばを食べる人は、まず食べる前に否応無しに、この陰惨なビジュアルの物体を目の当たりにした後、食事にとりかからなければいけないのであります。これが現実というものであります。こういうあたりも、俺がまぜそばを好きになれない理由の大きな要因となっています。

味のほうは。
こりゃ、全く予想と寸分違わぬというべきか、まあ、要するに・・・不味いですね。

ただひたすらに、トウガラシとにんにくと、ネギとニラと、あとはただしょっぱいだけのタレの味。まさに見た目どおりの、ぐちゃぐちゃに濁った単調な味です。とにかく匂いのキツい、あるいは味の強い刺激物ばっかりを混ぜ合わせているために、よけいに飽きがすぐ来ます。普段マックとかコンビニ弁当を食べなれているバカ舌の若人連中にとっては、一口目は刺激の強さゆえ「おっ!」ってなるのかもしれませんが(俺は一口目から「マズイっ!」と思ったけど)、それにしてもこうも最後までひたすら同じ味が単調に続くと、さすがに途中で嫌気が差してしまうのではないでしょうか。まるで、どこまで行っても同じ風景しか見えない、砂漠の真ん中を歩いているような気分になります。あっ、だから、名古屋は「味覚の砂漠」だっていう言い回しがあるんですかね。
いやあ、これを食べると、汁に浸った「ラーメン」という食べものが、いかによく出来たバランスの良い食べ物だということを再認識することになりますね。考えてみれば、一杯のラーメンを食べるときって、麺をすすったり、汁をすすったり、また麺をほうばりその麺が口の中にある間にもう一度汁をすすったり、箸休めにメンマの食感をコリコリと楽しみ、よく煮込まれたチャーシューをトロトロと味わい、そしてまた麺を汁を、といった風に、実に変化に富んだ味わい方を楽しめるのです。だから最後まで食べても飽きないのですね。コース料理や定食など複数の皿を楽しめる料理に比べると、ラーメンというのは一杯しか食べないのだから単調に陥りがちだと思われるのですが、こう考えてみると決してそうでもなく、最初から最後までずっと変化に富んだ楽しみ方ができるということなのですね。
それに比べると、この「台湾まぜそば」という料理、最初にぐちゃぐちゃに混ぜてしまうわけだから、本当にただひたすら最初から最後まで同じ味が続くわけです。こうまでにもつまらない味だとは、食べる前には予想が付きませんでした。前よりも一層、まぜそばという食べ物が嫌いになりました。
まあ、そのために、卓上調味料がたくさん並んでいるわけでしょうね。山椒に胡椒、ラー油に昆布酢、唐辛子など、通常のラーメン屋に比べると多く、味を変化させるための調味料が置いてあります。でも要するにつまり、そうまでしないと最後まで食えないほど、単調な味だということなのでしょう。それに、ラーメンというのはお店が作り出した味を楽しむというのが醍醐味であり、卓上調味料はあくまでアクセントに過ぎないわけですから、これだけ色々とどうぞ好きなようにお使いくださいと言われると、かえって、「お前の店は、自分で味を作ることを放棄して、お客まかせにしているのか」と文句を言いたくもなります。まあ実際そうなのでしょう。
はっきり言ってこんなのだったら、わざわざ「はなび」じゃなくても、どこでも誰でも似たようなものは作れそうです。まあだからこそ、無数の「インスパイア(笑)店」が乱立しているのでしょう。本当に、なんてつまらない食べ物なのだろう、って思ってしまいます。こんなのが名古屋の新名物だなんて、おいおい、頼むからこれ以上恥をかかないでくれよ、って余計な心配心を掻き立たされてしまいます。

うーん、少しでも良いところがないか、探してみないと。良いところ、ねえ。
麺がもちもちして、美味いですね。太麺というと、ごわごわして小麦っぽいのも多いですが、これはでんぷんが充分アルファ化していて弾力があって、食感が心地良いです。スープは無いけど、このタレと具材の味がよく絡んできます。この麺はなかなか。自分の家では作れない味ですね。これは良いです。
以上。終わり。

まあ、この麺の食感は良いとしても、全体的には、これは自分の家でも作れるような味だ、というか、「自分の家で作りたくない味」ですね。
わざわざ手間かけて、こんなマズイもんを、たとえ自宅だとしても作りたくない。ましてや、店まで足を運んでお金出して、わざわざこんなものを食わなきゃならないだなんて、そんなのは生粋のマゾヒストにしか成し遂げられない苦行ですよ。名古屋の人たちって、みんなマゾヒストだったのかなあ。それは今の今まで知りませんでした。
この界隈、都会のわりにはロクな店がないのは確かですが、だけども、さすがにこの「台湾まぜそば」よりも美味しいものを食える店は沢山あるでしょう。なのになぜこの店ばかりがこんなに混んでいるのか不思議です。ましてや、わざわざ高畑のほうまで行って、あんな行列にまでならんでこれを食いたいだなんて、本当にマゾとしか言いようが無いです。俺はそんなの、ごめんです。あるいは、塩ラーメンは並んでまで食べるほど旨いのでしょうか?もしそうだとしても俺は塩よりもとんこつラーメンのほうが好きなので、パスですね。

最後は無料で、「追い飯」とやらを入れてもらえるようです。いわゆる、ダイビングセントーン(笑)というやつですね。
店員のきれいなおねいさんに声をかけて、飯を入れてもってきてもらいます。しかし、そのビジュアルの陰惨さたるや・・・わざわざ写真は撮りませんでしたが、これこそまさに、ゲロの形相。男一人暮らしの冷蔵庫を漁って残り物を全部ぶちこんでぐちゃ混ぜにしたら、こういう見た目になるのではないでしょうか。
どうしてこんな綺麗なおねいさんが、こんなゲロみたいな汚い食べ物を運んでくるのでしょうか。こんな汚い食べ物なんかよりも、あなたのことを今すぐ食べたいです、と言ってその場でおねいさんに襲いかかりたい気分が満載でしたが、そんなことをすれば満席の店内が混沌騒然となって他のお客さんに迷惑がかかるので、今回はやめておきました。もっと店内がすいていたら良かったのに、惜しいことをしたものです。
いやそれはまあともかくとしても、本当に、侘しくて虚しい味がします。一人暮らしの男の、孤独な悲しい味。せめて、外食する時くらい、豪華絢爛とまではいかなくても、ささやかな幸せに浸りたいものですが。 せっかくきれいなおねいさんが丼を運んできてくれるのだから、味の面においても、もうちょっと、夢を見させてほしいと思うのですがねえ。


というわけで、今日の評価は:★ 1、であります。


別に「はなび 錦店」のスタッフの仕事が雑とかそんなんではありません。「台湾まぜそば」という料理ジャンル全般に対する俺の評価です。いくら丁寧に作ろうが、「台湾まぜそば」である時点で、それはどうやってもマズイのであります。むしろ、まぜそば嫌いの俺が、まぜそばなんかに★を1つでもつけるというのは、それだけこの「はなび」の台湾まぜそばが比較的マシなほうだということになります。まあ流石に元祖といったところでしょうか。
しかしながら、そういうわけで、「台湾まぜそば」、やはり食うに値しない食べ物だということになりました。
こんなもんを出しているお店が繁盛して、ひっきりなしにお客がやってくるだなんて、やっぱり名古屋の人たちって本当に舌バカなんですね。改めて実感しました。
いや、今やこんなクズ料理が、名古屋のみならず、東京などにも飛び火しているようです。現に、台湾まぜそばのインスパイア(笑)のお店を、新宿で見かけました。もはや舌バカは、名古屋人だけではないようです。全国的な問題になってきているということなのでしょうか。


濃厚担々麺 はなび 錦店
愛知県名古屋市中区錦3-12-22 新錦ビル 1F
火~金 11:30~22:00
土、日   11:00~
定休日:月曜日、第2火曜日
定休日以外は毎日、通し営業


2016年5月10日火曜日

煮干鰮らーめん 圓

ほんの2,3ヶ月前まで、話題の中心だったのに、もう誰も見向きしなくなりましたよね。みんな飽きるの早すぎです。
べつに店は逃げやしないのに、新しい店が出来たとたんに今ぞとばかりにわーっと騒ぎ立てて、ちょっと経つととたんに誰も見向きもしなくなる。
まあ流行というものは、そういう物なのでしょう。だけど、名古屋のみんなはいくらなんでも流行に流され過ぎです。
俺はそういう、名古屋っぽい人たちを傍目で見過ごすのが趣味なので、話題の過熱が落ち着いてから食べてみようと思いましたが、今やこの店、こんな大須の繁華街の中にあるお店なのにもかかわらず、休日の昼でも店内はガラガラでした。過熱しすぎた流行ってのは、反動も激しいってことなのでしょうか。にしても、いくらなんでもみんな冷たすぎじゃあありません?

当初はしばらく昼営業のみでしたが、いつのまにか夜もやるようになっていたんですね。知らなかったです。まあ、昼夜やってくれて、しかも混雑してないっていうのは、俺としては行きやすくてありがたいことです。

店内に入るなり、お母さんが夕飯を作っているときの台所のような匂いがぷうんと立ち込める。お母さんが味噌汁を作るときの、味噌を入れる前の段階の、煮干しで出汁を取っている時のあの素朴な匂いですね。確かにこれは、実に家庭的な郷愁を思い起こさせる香りでしょう。この匂いを嗅いで、なんだか子供のころに戻ったような、ほっとしたような気分になる人も多いのではないでしょうか。
親元を離れて下宿している男子学生さんや、独り暮らしの男性、単身赴任者、あるいは様々な事情で人生の伴侶と離別してしまった紳士方など、この香りを嗅ぐと、なんとなく、心の奥底にぽっかりと空いた穴を、埋めてくれるというほどでは無いにしても、ほんの少しだけその侘しさを慰めてもらったような、そんなささやかな優しさに触れたような気分になることは請け合いです。確かにこれは世の孤独な人々の心をグっと掴む香りと言えるでしょうね。


券売機の画像

券売機です。これを見ると、薄口醤油の「煮干しらーめん」、濃口醤油の「昔ながらのらーめん」、「塩らーめん」の3種類が主なものだということでしょう。なぜ濃口醤油だと昔ながらになるのかはよくわかりませんが、それはこの店が東京のものだからってことかもしれません。もし関西のお店だとすると逆になるのでしょうかね。タレが違うだけで、どれもスープは一緒でしょう。他につけ麺とかもありますが、なんとなくあまり美味そうな気がしないのは俺だけでしょうか。



えん ラーメン画像

煮干しらーめん ¥780


なるほど、まあ、予想通りの味といったところでしょうか。特に、驚きは無いかなあ。
ぱっと見た感じでは、いかにもすっきりしていそうだけど、その見た目とは裏腹に、かなり濃くて力強い出汁のスープではある。
なんだかでは、エグみがどーのこーのとか言われているけれど、別にえぐいってことは無いでしょう。尤も、ほのかな苦味というのはある。ブラックコーヒーやビールなんかを飲めないような、お子ちゃま舌の方々には、あるいは苦すぎるように感じるのだろうか?しかし、このかすかな苦味こそが、この煮干し出汁の濃厚さならではの面白味といったところではないでしょうか。
ラーメンの肝心はダイナミズムなのだから、このくらい濃くてわかりやすい味であったほうが好ましいと、俺は思うのだけどねえ。そこらへん、なんだかお上品にスッキリさせすぎてよくわからん味になってしまった華壱とは、まさに対照的だと思います。こういうのは、エグみってんじゃなくて、滋味っていうんだぜ。味覚うんぬんじゃなくて、ただ単に日本語の語彙力の問題かな?
麺は、いわゆる全粒粉麺ってやつでしょうか、これはなんかどっかで同じようなのを食べたことがある気がする。どこだったかな?ああ、三郎だ。三郎、今の一宮市の店舗になってからは一度も行けてませんが、名古屋市街地の伏見にあった時代はちょくちょく行ってました。その時に食べた三郎の塩ラーメンと同じような感じの麺ですね。ざらざらした食感はスープがよく絡んで気持ち良いけど、味自体は取り立ててどうこうってものでもないですね。まあわりとよくある感じでしょう。

うーん。全体的に、とっても濃厚で滋味でわかりやすくて、それでいて郷愁を誘うような、とっても美味しいラーメンであるのは確かであります。なのだけど、それでもやっぱりこれは、自宅でも出せるような味のように感じてしまうのだ。というのは言いすぎでしょうか。実際に作ってみたら、なかなかこういう味には至らないものなのかもしれません。
だが、一度食べただけの印象で感じたのは、これは濃いには濃いのだけれど、やっぱりこの味はお母さんのお味噌汁の、味噌を入れる前の味と、基本的には同じものだと思うのです。あの味をものすごく濃くして、薄口醤油で作ったタレで味付けしたら、これになるのではないでしょうか。まあ、事はそんな単純にはいかないのだろうが、それにしても近いものは得られるであろう。
いや、近頃のお母さんは、きちんと煮干しを使ってだしをとらず、「ほんだし」やらなんやらの化学調味料で済ませてしまうのかもしれない。お母さん世代は化学調味料に偏見的アレルギーを持っていると前に書いたけども、実際、化学調味料そのものではなくて、化学調味料が含まれている「ほんだし」のような商品を使用することについては案外無頓着だったりするのだ。そんなお母さんや奥さんを持ってしまった男性にとっては、この本物の煮干しをふんだんに使ったラーメンスープはむしろ郷愁よりも新鮮味を感じさせるものなのかもしれない。
まあだがしかし、そうだとしても、この味は、ごく一般的な家庭で味わうことが割合容易そうな味だ、ということは理解していただけるだろうか。
こういう、わかりやすくて感情(劣情?)にダイレクトに訴えかける味というのは、ダイナミズムを重視するという意味ではまさにラーメンという料理にふさわしいものであると思う。だが、これならば、いっそのこと、煮干しをそのままカリカリ食べたほうが美味しいような気もしてくる。そのほうが、よりダイレクトに旨いし(だって、それそのものを食べているんだから、それを使ったダシスープを飲むよりも旨いに決まっている)、栄養にも良いだろうし、それに何より、酒のツマミになってよろしい。それをあえてスープにするところがこのお店のラーメンの眼目ではあるのだろうけど、俺は別にお店の技術力のひけらかしを体験したいのではなくて、自宅では絶対に味わえないような素晴らしい味を体験したいがために外食をするのである。その意味ではだから、これは別にスープにする必要がないようにも思うのだがどうだろうか。まあ、外食をする目的なんて人それぞれだからこれについては同意を得られないかもしれないけど。
とんこつなら、そのままガリガリ食べることはとうてい不可能だから、どうしても業務用のガスレンジで最大出力でガンガン煮出さないといけない。だから、とんこつスープに関しては、家庭用のガスレンジでは絶対に作ることができないという点で、わざわざ足を運んでまで店に食べに行く意義がある。しかし、煮干しに関しては、そのままボリボリ食べても充分美味しいのだし、あるいは、ダシをとるとしても、家庭用の火力でも充分に濃厚なものがとれるわけですから、わざわざ外食でこれを食べることが、なんだか勿体無いような気がしてきてしまうのです。
そういうところが、俺が、とんこつらーめんに比べて、魚介らーめんがしっくり来ないというポイントなのかもしれません。尤も、営利庵の特極めは例外ですよ。あれはお店に行かないととうてい味わえない、独特で特異な味わいであります。
それから比べると、この「圓」の煮干しらーめんは、濃厚には濃厚だけど、とりたててこの店じゃないと味わえないほどの特異な味わいか、って言われると、どうもそういう感じでもないような気がするのです。
東京から来た話題のお店だから一時期騒がれたけど、やっぱり一過性のものに過ぎないという感じは否めません。

いやまあ、とはいっても、やっぱり味自体は美味かったし、華壱のような凝りすぎてイマイチわけのわからん味とは違って、ダイナミックでわかりやすい味ではあるので、その点を踏まえて、

今日の評価は:★★★★ 4、くらいにはしときましょう。

まっ、一度くらい食べてみても、損はないんじゃないでしょうかね。

それにこの辺り、大須界隈だから、そこら中にかわいい女の子がうろうろしているでしょう。どれか適当なのを捕まえて、「そこに旨いラーメン屋があるから一緒にどう?」って言ってナンパするのには結構使える店なんじゃないかと思います。俺もやってみようかと思いますがどうでしょうかねえ?え、ダメ?

煮干鰮らーめん 圓 にぼしいわしらーめん えん

愛知県名古屋市中区大須3-30-31
11:00~15:00
17:00~22:00
定休日:水曜日

2016年5月8日日曜日

一陽軒 特上豚骨 自家製麺


華壱」もそうですが、この「一陽軒」も、雑誌には取り上げられるしオタクブロガー達はこぞって取り上げるし、こういう、いかにも「話題の店です」という感じの店は、俺は好かんのですがね。
ですが、やっぱりそれを差し置いても、俺は「とんこつラーメン」が大好きです。フランス料理や懐石料理よりもとんこつラーメンのほうが美味しいと思うくらいに、本当に好きです。
ですので、やはりどうしても、この店の存在を放っておくわけにはいかないのです。ま、尤も、旬はもう過ぎたのかもしれませんが、それでも今だに、高確率で行列にぶち当たる人気店ではあります。
いわゆる、名古屋独特の「好来系」ラーメンに、豚骨ラーメンを掛け合わせた、というスタイルでしょうか。
俺はあまり好来系というものには興味が無く、したがって「好陽軒」とやらも食ったことは無いのだが、さんがぴあのラーメン本に「好陽軒DNE。」と書いておられたので、いやまあ俺は浅学ながらDN「E」という用語を存じ上げておりませんが、つまり好陽軒のご子息か養子か弟子か、あるいは非嫡出子か、そういった筋の方が経営されているのでしょうか。詳しくは先達方に譲ります(

豚骨ラーメンというものは、長時間もの間、強火でガンガン煮出すものであり、それだからこそあの、全身を内側から愛撫するような、えも言われぬ濃厚さを醸し出すことが出来るのであるが、だからつまり、店内はどうしても、それによって油汚れがこびりついてしまうものである。
しかし。この「一陽軒」の店内は、そんな豚骨ラーメンの店であるとは思えないほど、非常に清潔に保たれている。毎日、あの店長はじめスタッフさん達総出で、丁寧に清掃するのであろう。その徹底ぶりはすごいと思うけど、でもちょっとここまでいくと、やりすぎ、潔癖なんじゃないかとも思ってしまう。こんなに店内を綺麗にするのは大変だろうけど、その大変な手間の分だけ、ラーメンの価格に上乗せされているのだと思うと、手放しにそれが良いことだと賞賛することができない。もうちょっと掃除はそこそこでいいから、その手間賃の分、値段を安くしてもらったほうが、俺は嬉しいと思うのだけどな。
それに、接客も、大変丁寧なのは結構なことなのだが、これはちと行きすぎだと思うぜ。おしぼりの袋をいちいち回収してくれるし、ラーメンが出来たときも、いちいちカウンターのお客の目の前まで手を伸ばして置いてくれる。極めつけは、お客が店を出る時に、その都度いちいち3人の店員さんが全員ユニゾンで「ありがとうございました。またお越しください。お待ちしております。」と言って頭を下げてくれる。ラーメンを作る作業を一時中断してまで、ですよ。ここまで行き過ぎると、気分がいいというよりなんだか薄気味悪くなってくる。まるでヤクザの会合みたい。下っ端のヤクザが重役を送り出す時の挨拶ってこういう感じなんじゃないでしょうか。なんだか一瞬、自分が悪い奴になったような、後ろめたい気持ちになってしまう。
ラーメンなんて所詮庶民の食べ物。接客なんてもっとテキトーでいいから、その分値段を下げてくれたらいいのになあって思う。まあないものねだりなのかもしれないけど・・・
さて、そのような「丁寧代」が大いに上乗せされているであろうラーメンの価格は、と。

画質が荒くて見づらいですが・・・クリックで拡大します

どれどれ。一番基本メニューの「特上豚骨」で・・・・・・820円だって!?
高ぇーよっ!
もし、何も知らない人が、ふらっと通りかかって「ラーメンだから安く済むだろう」と考えてこの店に入ってしまったら・・・悲惨だろう。店に入ってしまった以上なにか注文しなければいけないが、一番安くても820円というのは、さすがにイタすぎる。俺は保守的な考え方なのかもしれないが、そういう場合の事も考慮に入れて、やはり「ラーメン」というものは、庶民の食べ物として、ある程度常識的な値付けをしなければいけないのだと思います。その点ではこの店はあまりにも値段が高すぎる。Too expensive.ちょっと常軌を逸脱しているように思うのだがどうか。
そして、今話題の?熊本風ラーメン、マー油の乗った「黒豚骨」になると一挙に900円台の大台に突入。さらにその「スペシャル」となると、な、なんと1640円!?
おいおい。片らけの「デブセブハイパー」よりも高いってどういうことよ。いやいや、それどころかこの値段じゃ、ラーメンじゃなくて、「イノーヴェ」や「フチテイ」のランチが食えるぜ。
いくら俺が、フランス料理よりもとんこつラーメンのほうが好きだと言っても、さすがに、実際に、フレンチのランチよりも高額な料金を、たかが一杯のラーメンに払う気にはなれないぞ。「とんこつくん」を名乗る俺ですらそう思うのだ。いくら原価がかかるのか知れないが、これはちょっとさすがに行きすぎではないだろうか。
この、ちょっと常軌を逸脱したように感じる値付けに対して、店側は以下のように言い訳している。




当店では、価格維持の為の努力を続けて参りましたが、メンマ、干し貝柱の著しい値上がりをはじめ、その他の食材、送料の値上がりに伴い値上げをさせて頂きました。

メンマに関しましては、度重なる高騰に相次ぎ、質が落ちてきたため、より良いものをご提供したいという強い思いから、問屋を変え、交渉の末、一陽軒専用のメンマを作って頂く事に成立しました。

(店内POPより引用)

いやはや。そうやっていろいろ理屈こねたあげく、結局値上げするんだろ?もちっとなんとかしてくれよ。
せめてさ、「食材の高騰に悩まされる昨今ですが、お客様のことを第一に考え、価格は据え置きにすることにいたしました」くらい言えないのかなあ。まあ、値下げしてくれるのが一番だけど。それでもせめて、据え置きくらいにはしてほしい。
メンマについて、問屋を変え云々とかあるけど、もっともらしい理由を書き連ねてるけど、実情はどーせ問屋とケンカしたとかそんなんでしょう。ラーメン屋なんてどこも我が強いですからね。「俺がオレが」っていう自己主張をお互いしすぎて衝突したんでしょう。まあ、自営業同士にはよくあるケンカですよね。で、その結果が、客へのしわ寄せ。みっともないったらありゃしない。(ちなみに、文法がなんだかおかしいですよね。作っていただく事「が」成立しました、でしょう。あるいは「作っていただくことに相成りました」とかさ。)
まっでも、こんなバカ高い値段でも、現にこれだけお客が殺到しているのだから、店側としてはそれで問題ないのでしょうね。まあお店ってのは結局、いかに儲けるかというのが本筋だから、そんなもんなのでしょう。



特上豚骨 ¥820

ところが、である。いや、しかし、この「一陽軒」の特上豚骨ラーメンは、涙が出るほどに、本当に美味しい!
やはり、とんこつ・イズ・ナンバーワン!ですねっ!
とんこつこそが、日本が世界に誇る最も重要なラーメン料理であると、俺は断言します。
この全身を包み込むような、柔らかくてあたたかで、それでいて尚且つ猛々しくダイナミックなド迫力の圧巻は、他のどんな素材によるラーメンの追随をも許さない。鶏も牛も、煮干しも、最高級本枯節だって、このとんこつスープの醸し出す味わいの偉大なる功績には、とうてい敵わないのである。
いやあ、前置きで散々文句垂れたけどさ、さすがにこんだけ美味いと、ちょっと参っちゃうよなあ。悔しいけど、この味そのものには文句のつけようがない。

さて、見た目は確かに、好来系っぽく見えますよね。特にこの、メンマがざっくり、太いあたりが。
しかし、鶏がら中心、和漢薬膳の複雑に混ざり合った香りが全面に出た好来系とはうって変わって、これは豚骨の骨の髄から出たエキスのあますところない旨みが全面に出ていて、まるて違った味わいなのです。要するに、好来系のフリをした全く別のラーメンってことでしょう。ほら、クリスマスになるとケーキとかによく乗っかってる、サンタクロースの形を模した砂糖菓子ってあるでしょ。あれと似たようなもんです。あれっ、だいぶ違うかな?
気を引いたのがこの、店名の文字を印刷したプリント海苔。あれぇっ、これって確か、「なんでんかんでん」が特許をとっていたんじゃなかったか?たしかなんでんかんでんの店内にそう書いてあった気がしたけどな。あれはハッタリだったのかなあ。それとも一応この一陽軒がなんでんかんでんに許可を得て使っているのだろうか。もう潰れたから勝手に使っていいってわけではないだろうし。それとも、あれとはまた別の技術なのだろうか。まあ、味とは全く関係ない部分ですが、ほんのちょっとだけ、興味が湧きました。詳しい方教えてください。
ともかくも豚骨の素晴らしさを、余すところなく悦楽できる逸品でありますが、やはり好来系のイメージということで、豚骨以外にもそれらしき材料は使われているようですね。上記に干し貝柱と書いてあるから、実際に使っているのでしょう。他にもやはりそういった中華料理の食材や、和の食材も使われているのかもしれません。ですが、それらは決して表にでしゃばることは無く、少なくとも俺が食べた感じでははっきりとはわかりません。しかしやはり、この一筋縄ではいかない深い豚骨の味わいは、そういった材料に陰ながら支えられてこそ、醸し出されているのでしょう。よくある豚骨魚介のWスープみたいなやつっていうのは、両者が主張しすぎて、ともすれば互いの魅力を相殺しあってしまう結果に陥りがちですが、この「一陽軒」の豚骨ラーメンは、豚骨というメインの主題がどっしりと腰をすえていて、他の食材は豚骨の味わいのふくよかさを一層ふくらませるための脇役に徹している。これは、すばらしいバランスです。この絶妙なバランスが、この「一陽軒」の豚骨ラーメンを、数多に溢れるいわゆる博多豚骨ラーメンとは全く異なる、独特の味わいを持つラーメンへ昇華させているのでしょう。
特筆すべきは、この独特の味わいを持つ濃厚豚骨スープの素晴らしさをより深化させる、全ての面においてギリギリの点を見切ったタレの加減である。これ以上薄かったら物足りないし、これ以上濃かったらせっかくの豚骨スープを壊してしまうといった、実に絶妙な塩梅である。もちろん、名古屋に数多のあの、イヤな甘ったるさは微塵も無い。いやあ、スープのみならず、タレの塩梅までもここまで完璧に作られると、「ここ本当に名古屋のお店?」って疑ってしまうなあ。はっはっは。
また、この太くてもっちりとした麺も、この濃厚な豚骨ラーメンを九州風のそれとは全く異なる独特のものに昇華させる一要因となっている。九州風の、ぱきぱきとした細麺もよく豚骨スープに合って美味しいですが、このしっかりしたコシの、弾力のある太麺はまた、豚骨スープの別の楽しみ方を示唆してくれる。なかなか、このような食感の麺を、こういった純然たる豚骨スープと共に楽しめるというお店は、案外珍しいのではないだろうか。横浜家系や二郎系なども豚骨ベースではありますが、この一陽軒のスープほどの純然たる豚骨ではないでしょう。その意味では、これは独特のものなのである。
具で特筆すべきものはやはりメンマであろう。メンマってのは、戻すときに時間をかければかけるほど美味しくなるらしいが俺には実際のところはわからない。しかし、この太いメンマは、実にざくざくと、瑞々しい食感なのである。時間をかけて戻すとこうなるのでしょうかね。こんなに美味しいメンマなら、メンマ増しにもしたくなるでしょう。高いけどね。

いやー。なんというか。この一杯の、すべての部分に関して、また総合的にも、全く手抜かりが無い。実にあますところなく丹精に築き上げられた至上の一杯である。ちょっと丁寧すぎるんじゃないの?ってくらい、すべてが完璧なのだ。
悔しいが、味そのものにはもう全く文句を付けられない。俺の大好きな「とんぱ~れ」に迫るどころか、ひょっとすると凌駕すらしている。いやはや。参ったなあ。脱帽です。

さて困った。これをどう評価していいものか。
「ラーメンなんて、味がすべて。美味けりゃなんでもいいのだ。だから、多少値段が高くても、実際の味に文句の付け所がなければ、文句なしにそれは素晴らしい店なのだ」と考える人も居る。俺がもしそういう人だったら文句なしにこの店には最高点をつけるだろう。しかし、俺はそういう考えの持ち主では無いのだ。
俺の考えはこうだ。「ラーメンなんて、美味くてお値打ちならなんでもいいのだ。多少サーヴィスが雑でも、多少店が汚くても、味が良くて値段がリーズナブルなら、文句なしに素晴らしい店なのだ」。
やはり、この店の値付けは高すぎる。とてもリーズナブルとは言えない。少々、常軌を逸しているように、俺は思うのだ。
味が良けりゃ高くてもなんでもいい、というのは、高級フレンチとか、高級懐石とか、高級中華とか、そういうジャンルには許されるだろうが、やはり大衆食にはそれ相応の限度ってものが必要だと思うのですよ。もちろん、3500円のカレーライスとか、一万円のラーメンとかも世の中にはあるけど、そういうのはどちらかというと「一発ネタ」でしょう。話題集めとしてはたまにそういうのがあってもいいとは思うけれど、そうではない、あくまで一般的大衆食としてのラーメンであるならば、できる限りリーズナブルに押さえて欲しいものです。
もちろん、大多数の中の一客に過ぎない俺がそんなことを願ってもしかたがないし、しかも実際に「一陽軒」はこの少々常軌を逸していると思える高値付けでも、連日繁盛している。繁盛しているなら、これ以上値段を下げる必要はないのであろう。お店としては当然、そういうことになる。
だけどねえ。食べる側の客である俺としては、なかなか複雑な気持ちですよ。
文句なしに旨いからといって、やはりラーメンにこれだけの金額は、なかなか出せません。
結果的には、やはり足が遠のいてしまいます。
こんな素晴らしいラーメンから足が遠のくなんて、実にもったいないとは思うのですが、でもやはり心情としては、そんな感じです。

てなわけで、お店としての今日の評価は:★★★★★ 5、です。

5ってのは、このブログの中では割合高評価の部類ですが、しかし値段があと200円、いや、150円でも安かったら、文句なしに10つけると思います。実際、「とんぱ~れ」には9を付けていますが、それは味の素晴らしさもさることながら、1杯500円という(今年から値上げして600円になっちゃいましたが、それでも)ラーメンとして本来あるべき、庶民にも気軽に負担無く食べられるという安価を実現し続けているという点も大いに踏まえているのです。保守的かもしれないですが、やっぱり俺は、値段の面に限らず「ラーメンはこうでなくっちゃ!」という考えは、結構、強いのです。
バカ丁寧とも思えるほど丁寧すぎるな接客サーヴィスや徹底しすぎる清掃を、もうちょっとばかり軽減して、その分値段を安くするということは、やはり、出来ない相談なのでしょうか?


特上豚骨 自家製麺 一陽軒 いちようけん
名古屋市天白区植田西 2-1601
11:00~14:00
19:00~22:00(日曜祝日夜は18:00~21:00)
定休日:木曜日

華壱 名東区店 中華そば白醤油

こないだはこの華壱の「魚醤」を食べてみて、いまいちぴんとこなかったのです。
やはり最初に「魚醤」というのはいきなり変化球から行っちゃったということになるでしょうから、もっと基本に近いやつを食べてみることにしました。
「醤油」が一番基本ですが、まあ折角だから、名古屋ならではの「白醤油」のほうにしてみました。




華壱 中華そば 白醤油 ¥750

うーん。やはり。なるほどなあ。要するにですね・・・
俺にはやっぱりこのテの、「こだわってます系」ラーメンとは相性が良くないのかなあと思います。
いえ、大変美味しゅうございますよ。
普通に美味しいんだけど、なんか、普通なんだよなあ。
こう、心にぐっと来るものがない。

スープは、なかなかに熱々の温度である。ラーメンというものはダイナミズムが要であるから、こういう熱々のラーメンはダイナミックで好ましいと思います。ぬるいラーメンなんて面白くないですからね。
しかし、この、ウルメ、カタクチの煮干しを中心に、高級素材を含めた数十種類もの素材を重ね合わせて作り上げた店主渾身のスープとやらの味は、俺にはやはり、良さがよくわかりませんでした。
俺が舌馬鹿なだけかもしれません。わかる人にはわかるのでしょうか。
しかしですよ、これだけ温度がアツアツだと、そういう、高級素材を使っているだとか、何種類も複雑に旨味が絡み合っているだとか、そういったいわゆる繊細なディティールの部分というのは、わかりにくくなるものではないでしょうか?こうまでアツアツでも、それでもなおかつ、このスープの出汁の風味云々がわかるだなんて、そんなのは、ただ単にわかったフリをしたいだけの、糞オタクさん達の戯言なのではないでしょうか?それこそ、舌バカはどっちだよ?って話。
普通に考えて、これほどアツアツなスープだと、そういう、何種類もの素材の旨味が重なっているかどうかなんて、判別できなくなるのが当たり前なのではないでしょうか。なのにやたらとウンチクを垂れてこの店をヨイショするオタクブロガーさん達は、舌で味を味わっているのではなくて、「高級素材を何種類も使っている」という情報を味わっているだけなのではないでしょうか?俺はそう思いますよ。
勿論、このスープの温度を下げれば、おそらくそういった、ディティールの面が浮き彫りになり、よりわかりやすく味わえるには違いありません。でもそうしてしまうと、今度はラーメンの要であるダイナミズムをスポイルしてしまうことになります。ぬるいラーメンなんて、いくら素材のディティールがわかるとしても、やっぱりラーメンとしては不味いですよね。
だから、繊細さを犠牲にしてまでも、ラーメンとしてのダイナミズムをとって熱々の温度で提供するというこの店の判断は、間違っていないと思います。だがやはりそれによって、せっかく丹精こめて作った複雑なスープが味わいにくくなっている事は否めないのです。
あちらを立てればこちらが立たず。なかなか難しいものですよね・・・・・・

要するにですね、この華壱の「白醤油」や、先日の「魚醤」もだけど、どちらにしても、ラーメンという食べ物の、構造的欠点を免れていないように思うのだ。
そういう言い方をすると、まるでラーメンという食べものが、歴史が浅く未成熟だから欠点がある、と批判しているように捉えられるかもしれないが、そういう事を言っているのではない。もっと歴史のある、伝統的な食べ物だって、どんな食べ物でも、必ずその食べ物であるがゆえの欠点はあるのだ。
例えば、お寿司。美味しいですよね。お寿司のご飯には必ず、人肌程度に冷めた酢飯を使いますよね。ほかほかの炊きたてのご飯では、お寿司として成り立たない。
ですが、世の中には、酸っぱい食べ物がダメという人もいるでしょう。そういう人にとっては、このお寿司っていう食べ物は、必ず酢を使うのであるから、決して楽しんで食べることができるものではない。
だからといって、そういう人向けに、酢飯ではなく、普通の炊き立てのご飯でお寿司を作ってあげたとしても、それはもはやお寿司ではなく、お寿司の形をしたなにか別の食べ物である。あえて名をつければ、「一口海鮮丼」とか?そもそもそんな炊き立てのご飯じゃ、手で握れないでしょう。どっちにしろ、お寿司というものは、適度に冷めた酢飯がないと、どうしても成り立たない食べ物なのであり、それゆえに、酸っぱいものが苦手な人は楽しむことが出来ないという、それ特有の欠陥を持っているのである。(もちろん、他にもお寿司の欠点はあります。手で持って食べないと崩れやすくて食べにくいとか、廻らない店に行くとtoo expensiveで庶民にはめったに食べられないとか、いろいろ。)
だから、「ラーメンという食べものには構造的欠点がある」と言ってもそれはラーメンを批判しているわけじゃなくて、どんな食べ物でもそれぞれ特有に持つ「構造的欠点」が、ラーメンにもやはりある、という、それだけのことです。

では。ラーメンの持つ構造的欠点、というのは、この場合はどの点を指すか?つまり、「ラーメンは熱々じゃないと絶対に美味しくない」という点です。近頃は日本人が軟弱化傾向にあるせいか猫舌の客が妙に増えてきたので、そういう客に合わせてぬるいラーメンを出してくる店も多くなってきましたが、ああいうのはやっぱり、俺はぜんぜん好きになれません。やっぱりラーメンはアツアツじゃないと。軟弱な猫舌の客に媚びた卑屈なラーメンなんて、食べても面白くありません。
その点、この「華壱」の白醤油ラーメンは、とてもアツアツで提供される。ラーメンならではのダイナミズムを楽しめるという点においては、まさに完璧、バッチリだ。しかし、その、ラーメンならではの醍醐味である熱さゆえに、この繊細なまでにこだわった高級食材やらなんやらのディティールがスポイルされてしまっているというわけだ。
結局、いくら店主が丹精をこめて複雑で完璧なスープを作りあげても、結果としてそれは、ムダな努力ということになってしまうのだ。

俺が思うに、やはりこういう、あまりにも細部にこだわり過ぎた複雑で繊細なスープってのは、「ラーメン」というジャンルの料理には、マッチしないのではないでしょうか。
ラーメンにマッチするのはやはり、濃厚な豚骨スープや鶏白湯、またはエグミが出るまでに煮出した煮干しスープ、あるいは背脂と化学調味料をたっぷり効かせたジャンクなスープ、等々といった、要するに、ラーメンならではのアツアツな高温にも負けないほど強靭で特出した特長のあるスープに限る、ということなのではないだろうか。
その点にあてはめてみると、この「華壱」の魚介スープは、複雑でしかもあまりに綺麗にまとまり過ぎているために、強靭さに欠けるのだ。したがって、ラーメンならではのアツアツ温度によって、吹き飛ばされてしまう。

したがって、もし今のままの方向性でより良いラーメンにするのであれば、俺の考えの一つとしては、あまり高価な食材はやめて、安い食材だけにして、その代わり、今の3倍~5倍の濃さのダシを取ればいいのではないかなあ、と思う。そして、はらわたとかアタマとかをとらずに、きっちりエグミや雑味も出す。アク取りも、ほどほどに留めておく。繊細さには欠けるだろうけど、その代わり、ラーメンならではの高温に吹き飛ばされないほど強靭でダイナミックなスープが出来上がるに違いない。
もしそうするのがイヤなら、もう一つの俺の考えだが、いっそのこと、ラーメンを作るのをやめて、もっと別の料理にすればいいのだ。別の料理なら、ラーメンほど温度を上げなくてもいいだろうし、それに塩分ももっと控えめにすることもできるだろう。そうすれば、高級素材を何種類も使って綺麗にまとめ上げた繊細なダシも、存分に生かすことができるだろう。
まあこの俺の2つの考えはただの素人の思いつきなので、的を外しているのかもしれない。でも、今のラーメンのままでは、とてもラーメンならではの良さを存分に発揮しているようには、お世辞にも思えないのだ。むしろラーメンならではの欠点が浮き彫りになってしまっている。

この間もそうだったんだけど、今回も、やはりお客は少なく、俺の他にもう一人男性客がいたのみである。
やはりこの店、ネットや雑誌なんかでは話題にはなっているけれども、実際の店舗はあまり繁盛していないという、いわゆるヴァーチャルな人気店ということではないだろうか。
確かに一部の熱狂的なラーメンオタクブロガーさん達はこぞってこの店を評価しているけれども、結局一部のオタクたちが騒いでいるだけであって、現実には一般の人には特に人気ってわけでもないのだろうね。
俺は彼らのようなオタクではなくて、単なるラーメン好きのしがない一般人ですから、やはりこの店の良さはいまいちわからない、ということになるのでしょう。
二回食べたけども、やっぱり俺には合わないお店だという結論に至りました。俺と同じような、オタクではない一般的なラーメン好きの方には、やはりおすすめ致しません。


今日の評価は:★★★ 3、です。

ま、普通に美味しいには美味しいですからね。でも、本当に心の底から旨いっ!とは思えませんでした。

華壱 はないち
名古屋市名東区牧の原1-1501
11:30~14:00
18:00~22:00
定休日:火曜日

和田屋 エメラルドジロウジョンJr.

ま、この店もだいぶ前にオワコンですね。今更食べる必要もないかもしれませんが、よく話題に上るジロウジョンってのをまだ食べたことなかったので、どんなもんかなあと。
ふつうのエメラルドジロウジョンってのは、930円もするクッソ高い代物なので、それでマズかったら悲惨だから、まずは様子見で、量も値段も控えめなジロウジョンJr.ってのを食べてみようと思います。


エメラルドジロウジョンJr. ¥780

いやー。見た目にしょぼすぎる盛りですねえ。まぜそばかっ!って思うくらい、スープの量も少ない。まあ、ジュニア版というわけだから、通常よりはもちろん控えめなのは想定内ですが、それにしてもこれ、780円のラーメンとしてみた場合、いくらなんでもしょぼすぎないかってんだ。
まあいいさ。良くないけど。それよりお味のほうは・・・

あのー。だからさぁ・・・何回同じこと言わせんねんっ

こりゃあ、甘ったるすぎて、マズイでしょうがっ!

どうしてこう、名古屋のラーメン屋って、甘ったるい味付けをするのだろうか。
特にこってりな店に多いけど、 あっさりの店でも結構、こういうイヤ~な甘ったるさが目立つ店は多いですよ。
なんなのでしょうかこれ。やっぱり、こういうのが名古屋人の好みなわけ?
あのさあ、「つけてみそ かけてみそ」じゃないんだからさー。
まああれはあれとして、俺は別に嫌いじゃないけど、だからといってなんでラーメンまで同じような感じに甘ったるくするんだろう。そこらへんが非常に単細胞だって思うんだよ。
甘ったるくすれば、コッテリ感が増すとでも考えているのだろうか?そうだとすれば、とんだ勘違い。こってり感どころか、ゲンナリ感倍増って感じ。
戦中戦後世代の人にとっては、敗戦後の混乱の中では砂糖は貴重品だったから、その記憶のせいで、甘ければなんでも美味いって言う人も結構いるようだけど、こういうラーメンって、さすがにそんな世代の人はまずめったに食べないでしょ。

このスープ、魚介系の風味が結構目だつ。こういう二郎もどき系に、魚介って合わないと思うんだけど、どうかなあ。中途半端に魚介を混ぜるより、豚骨一本で行ったほうが潔いと思うんだけどなあ。ちょっと不可解。
そして不自然なトロみが付いている。これは決して、骨の髄から出たゼラチン質によるものではなくて、後からなにか添加したものであろう。片栗粉か、コーンスターチか、米粉かなんかかな?あるいはもっと単純に、製菓用に売ってるゼラチンを混ぜたのかもしれない。そういう感じ。麺によく味が絡むように工夫したのはわかるけど、これはちょっとセコいやり方だよね。
その麺も、なんか平べったくて縮れていて、よけい味が絡んでくる。本物の二郎とは全く似てもいない非なる麺である。本来、味が絡みやすい麺というのは良いものであるはずだが、こんなに甘ったるくてゲンナリする味が絡んでくると、かえって迷惑に思うのだ。

はあーっ。こんなんだから、名古屋人はバカ舌って言われるんだよ。どうしてこう甘ったるいの。
俺、他の地域でそんなに食べ歩いたことないけど、少なくとも東京、東北、九州で食べた感じでは、こんなに頻繁に、イヤミな甘ったるさの店に出くわすことは無かったぜ。こないだのラーメン祭りに来てた無鉄砲(from京都、奈良、大阪)も、かなりこってりだったけど全然甘ったるくなかったし。ああいう、いい感じにこってりしてて且つ、嫌な甘ったるさが無いラーメンが俺好きなんだけどなあ。名古屋にはなぜか、そういう店が本当に少ない。(その数少ない店が、とんぱーれや、しげ家なのだけど。それらがイマイチ名古屋の人に受け入れられている感じがしないのは何故だろう。)

まあ、Jr.にしといて良かったかなあ。被害が少なくて済んだ。もう二度と食いません。

今日の評価は:   0。ゼロ。無印。

結局さあ、名古屋にろくな店が少ないってのは、職人がサボってるというのもあるだろうけど、それ以上に、名古屋人の舌がクソだからってのが大きいんじゃないのか?どうしてみんな、こんな甘ったる過ぎてマズイものに対して文句も言わずに喜んで食べるのでしょうか。本当に不可解です。やっぱりああいうのが好みなんですかね?どうなの?
いや、別に、甘ったるいのが好きならそれでいいんですけどね。ただ、俺とは好みが全く合わないってだけです。

らーめん専門店 和田屋
名古屋市守山区小幡中1-7-1
11:30~14:30
18:00~23:45
定休日:なし
水曜日は「チャルメラ屋」として営業、夜は21:30まで