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2016年5月18日水曜日

はなび 錦店 台湾まぜそば

以前に何度か、俺はつけ麺という食べ物は嫌いだ、と書きました。とあるチャンネルでは、「とんこつくんは同じことを何度も繰り返しすぎ」って言われていますが、それは大事なことだから何回も繰り返して強調しているからなのです。だって、初めてこの「とんこつくん」のブログに来てくれる人にとっては、トップ記事がまず最初に目に付くわけじゃないですか。だからトップ記事にまず一番大事なことを書くというのが正道なわけです。だからといって、毎回同じことを書いていたんではさすがに面白くありませんから、せめてこの、一画面に同時に表示することができる7つの記事のうちのどれかには、大事なことが書いていないといけません。したがって、少なくとも7つに1つは、同じ事を繰り返して書いている、ということになります。まあ、そう厳密にはいきませんが、わざわざ同じ事を繰り返して書くというのはこういう意図があるということなのですね。
話が横道に反れましたがまあ要するにですね、大体においてつけ麺というものは、スープをケチっているところが好きではない、のであります。ラーメンはスープが命!スープを飲む前に高菜を食べてしまうと即退場になってしまうもあるくらいです。それくらい、ラーメン屋というのはスープにコストとこだわりを懸けているのです。それに比べたら麺なんて大した原価でもありませんし手間も製麺所に丸投げっていうパターンも多いですよね。
つまり、その大事なスープをケチっているどころか、スープを全く使わない「まぜそば」、「汁なし」、「油そば」っていうのは、俺にとってはつけ麺以上に食うに足らない存在であり、それでラーメンと同じ値段を取るんだからそりゃ酷いボッタクリのように感じてしまうのであります。

そんなわけで、名古屋に住んでいるにもかかわらず、ここ数年にわか人気の「台湾まぜそば」も全く興味が無く、ほとんど食べたことがありませんでした。だって、食べる前からいかにもマズそうなのが予想できますもん。なんでこんなマズそうなものにあんなに客が群がるのか不可解でなりません。
ですがやはり、食べずに不味そうだというだけで批判するのはどうかと思うので、一度きちんと食べておこうと思いました。
さっき「ほとんど」食べたことがないと書きましたが、「台湾まぜそば」を全く食べたことがないというわけではなく、市販のカップ麺冷凍麺で食べたことはありますし、得道の「台湾油そば」ってのは以前に一度食べたことがあります。まあ、市販品は市販品なりの味でしたが、得道のやつは、もうこれは最低最悪レヴェルのゴミクズ味でゲンナリしたのを覚えています。だからその時は、「もう台湾油そばやまぜそばなんて二度と食わないぞ」と心に誓ったものですが、実際のところ、「台湾まぜそば、油そば」全般がロクでもないものなのか、それともはたまた「得道」だから酷かったのか、イマイチそこらへんの判断がつきませんので、もっと他の店で一度食べとかないと、と思った次第であります。ですので、この栄にある「はなび 錦店」で、とりあえず一般的な「台湾まぜそば」という食べものがどういうものであるのか、確認しときたいと思いました。
場所柄とはいえ、行列ができるというほどではないにしても、お昼時を外して行ったのにもかかわらず客が満員で少し待たされました。それに、俺が食べ終わった後もひっきりなしに客が入ってきます。確かに、こんな中途半端な時間なのにこれだけ客が入るのであれば、通し営業にしたほうがずっと利益が上がりますね。しかし、どうしてこんなにお客が集まるのでしょう?もしかして、俺の予想に反してこの「台湾まぜそば」、とっても美味しいのでしょうか?もしそうだったら嬉しいなあと淡い期待をもって店内へ入ります。


しっかし、場所柄とは言え、さすがにこりゃ、高すぎないか?
一番基本の「元祖台湾まぜそば」で810円だとよ。まあ、「一陽軒」や「しげ家」よりは若干安いけど、だってそれらは汁のある普通のラーメンでしょ。汁のないまぜそばでこの値段ってのはいくらなんでもボったくり過ぎだと思うのだがどうか。汁を使わない分もっと安くなってもおかしくないのに。
しかも「はなび」なのに、塩ラーメンが無いってどういうことよ。はなびの看板メニューといったら塩ラーメンでしょう。食べたこと無いけど。台湾まぜそばなんて、思いつきで出来たイロモノメニューなはずなのに、今やこっちのほうがメインになってしまっているというのはどうかと思いますよ。


まぜそばなので「食べる前によく混ぜます」と指示があります。
俺はこの、食べる前にまぜなくちゃならないあたりも、まぜそば、油そば等の汁なしラーメンの嫌いなところなのであります。なんだか韓国の食習慣みたいで汚らしいじゃん。いや、俺はネトウヨでも差別主義者でもありませんので、特に韓国人を毛嫌いしているとかではありません。純粋に、食習慣の違いに対する好みということです。ビビンバに限らずなんでもかんでもぐちゃまぜにしてしまうあの食習慣にはどうも俺はなじめないのであります。だから、わざわざ日本で出来た食べ物なのに、韓国みたいに混ぜ混ぜして汚くしちゃうのは、どうにも気持ちよく無いのであります。

この「はなび」の台湾まぜそば、個人ブログから商業メディアまで至るところで紹介されているが、雑誌やメディアなどの商業レベルでも個人ブログレベルでも、まぜそばという食べ物は、混ぜる前のきれいな状態の写真がピックアップされることがほとんどである。しかし、これは少々セコいやり方と俺は思うんだよね。だって、実際には結局、食べる前に混ぜちゃうわけじゃん。お客はその混ぜ合わさった状態のものを食べるわけだから、その混ぜ合わさった状態の写真をメインにピックアップするのが公正というものでしょう。どんな食べ物だって、食べる直前の状態の見た目が一番、食べる人への食欲に直接つながるものだ。それを、まだ食べられる態勢の状態に入っていない、運ばれてきたままの小奇麗な段階での写真をメインに据えるというのは、他の食べ物の写真と比べて、ズルをしているような気がしてしまうのだ。
ラーメンだってカツ丼だってその他の料理だって、食べる直前の状態を見て、ああ、美味しそうだなあ、とか、なんだかあんまり美味そうではないなあ、とか、そういう風に判断するわけでしょう。やっぱり、食べ物の写真は、食べる直前の状態ものを掲載しないと不公平だと思うんですよね。
というわけで、こういう写真になりました。



はなび 台湾まぜそば ¥810

ほら。なんだかぐちゃぐちゃどろどろにちょにちょで、とても美味しそうにはお世辞にも見えないでしょ。
でも、食べる客はまず、このビジュアルを見て、それから味を味わうというのが現実なのです。
それなのにあんな小奇麗な写真で読者の食欲をそそるのはやっぱりセコいと思うんですよね。ほら。こんなのを見たら、食べる前から食欲減退するでしょ。
まるで、一人暮らしの男の残飯を全部混ぜ合わせて一食分にしたような、そんな貧しくてひもじいビジュアルですよね。あるいはこれは、飲み過ぎた夜の次の朝の、起きがけの吐瀉物のようにも見える。こんなものに¥810も出して、さらにこれから食べるだなんて、なんだか、人生っていったい、なんなんだろう?って思えてきませんか?
ともかくも、まぜそばという食べ物を食べる人、ことに、この台湾まぜそばを食べる人は、まず食べる前に否応無しに、この陰惨なビジュアルの物体を目の当たりにした後、食事にとりかからなければいけないのであります。これが現実というものであります。こういうあたりも、俺がまぜそばを好きになれない理由の大きな要因となっています。

味のほうは。
こりゃ、全く予想と寸分違わぬというべきか、まあ、要するに・・・不味いですね。

ただひたすらに、トウガラシとにんにくと、ネギとニラと、あとはただしょっぱいだけのタレの味。まさに見た目どおりの、ぐちゃぐちゃに濁った単調な味です。とにかく匂いのキツい、あるいは味の強い刺激物ばっかりを混ぜ合わせているために、よけいに飽きがすぐ来ます。普段マックとかコンビニ弁当を食べなれているバカ舌の若人連中にとっては、一口目は刺激の強さゆえ「おっ!」ってなるのかもしれませんが(俺は一口目から「マズイっ!」と思ったけど)、それにしてもこうも最後までひたすら同じ味が単調に続くと、さすがに途中で嫌気が差してしまうのではないでしょうか。まるで、どこまで行っても同じ風景しか見えない、砂漠の真ん中を歩いているような気分になります。あっ、だから、名古屋は「味覚の砂漠」だっていう言い回しがあるんですかね。
いやあ、これを食べると、汁に浸った「ラーメン」という食べものが、いかによく出来たバランスの良い食べ物だということを再認識することになりますね。考えてみれば、一杯のラーメンを食べるときって、麺をすすったり、汁をすすったり、また麺をほうばりその麺が口の中にある間にもう一度汁をすすったり、箸休めにメンマの食感をコリコリと楽しみ、よく煮込まれたチャーシューをトロトロと味わい、そしてまた麺を汁を、といった風に、実に変化に富んだ味わい方を楽しめるのです。だから最後まで食べても飽きないのですね。コース料理や定食など複数の皿を楽しめる料理に比べると、ラーメンというのは一杯しか食べないのだから単調に陥りがちだと思われるのですが、こう考えてみると決してそうでもなく、最初から最後までずっと変化に富んだ楽しみ方ができるということなのですね。
それに比べると、この「台湾まぜそば」という料理、最初にぐちゃぐちゃに混ぜてしまうわけだから、本当にただひたすら最初から最後まで同じ味が続くわけです。こうまでにもつまらない味だとは、食べる前には予想が付きませんでした。前よりも一層、まぜそばという食べ物が嫌いになりました。
まあ、そのために、卓上調味料がたくさん並んでいるわけでしょうね。山椒に胡椒、ラー油に昆布酢、唐辛子など、通常のラーメン屋に比べると多く、味を変化させるための調味料が置いてあります。でも要するにつまり、そうまでしないと最後まで食えないほど、単調な味だということなのでしょう。それに、ラーメンというのはお店が作り出した味を楽しむというのが醍醐味であり、卓上調味料はあくまでアクセントに過ぎないわけですから、これだけ色々とどうぞ好きなようにお使いくださいと言われると、かえって、「お前の店は、自分で味を作ることを放棄して、お客まかせにしているのか」と文句を言いたくもなります。まあ実際そうなのでしょう。
はっきり言ってこんなのだったら、わざわざ「はなび」じゃなくても、どこでも誰でも似たようなものは作れそうです。まあだからこそ、無数の「インスパイア(笑)店」が乱立しているのでしょう。本当に、なんてつまらない食べ物なのだろう、って思ってしまいます。こんなのが名古屋の新名物だなんて、おいおい、頼むからこれ以上恥をかかないでくれよ、って余計な心配心を掻き立たされてしまいます。

うーん、少しでも良いところがないか、探してみないと。良いところ、ねえ。
麺がもちもちして、美味いですね。太麺というと、ごわごわして小麦っぽいのも多いですが、これはでんぷんが充分アルファ化していて弾力があって、食感が心地良いです。スープは無いけど、このタレと具材の味がよく絡んできます。この麺はなかなか。自分の家では作れない味ですね。これは良いです。
以上。終わり。

まあ、この麺の食感は良いとしても、全体的には、これは自分の家でも作れるような味だ、というか、「自分の家で作りたくない味」ですね。
わざわざ手間かけて、こんなマズイもんを、たとえ自宅だとしても作りたくない。ましてや、店まで足を運んでお金出して、わざわざこんなものを食わなきゃならないだなんて、そんなのは生粋のマゾヒストにしか成し遂げられない苦行ですよ。名古屋の人たちって、みんなマゾヒストだったのかなあ。それは今の今まで知りませんでした。
この界隈、都会のわりにはロクな店がないのは確かですが、だけども、さすがにこの「台湾まぜそば」よりも美味しいものを食える店は沢山あるでしょう。なのになぜこの店ばかりがこんなに混んでいるのか不思議です。ましてや、わざわざ高畑のほうまで行って、あんな行列にまでならんでこれを食いたいだなんて、本当にマゾとしか言いようが無いです。俺はそんなの、ごめんです。あるいは、塩ラーメンは並んでまで食べるほど旨いのでしょうか?もしそうだとしても俺は塩よりもとんこつラーメンのほうが好きなので、パスですね。

最後は無料で、「追い飯」とやらを入れてもらえるようです。いわゆる、ダイビングセントーン(笑)というやつですね。
店員のきれいなおねいさんに声をかけて、飯を入れてもってきてもらいます。しかし、そのビジュアルの陰惨さたるや・・・わざわざ写真は撮りませんでしたが、これこそまさに、ゲロの形相。男一人暮らしの冷蔵庫を漁って残り物を全部ぶちこんでぐちゃ混ぜにしたら、こういう見た目になるのではないでしょうか。
どうしてこんな綺麗なおねいさんが、こんなゲロみたいな汚い食べ物を運んでくるのでしょうか。こんな汚い食べ物なんかよりも、あなたのことを今すぐ食べたいです、と言ってその場でおねいさんに襲いかかりたい気分が満載でしたが、そんなことをすれば満席の店内が混沌騒然となって他のお客さんに迷惑がかかるので、今回はやめておきました。もっと店内がすいていたら良かったのに、惜しいことをしたものです。
いやそれはまあともかくとしても、本当に、侘しくて虚しい味がします。一人暮らしの男の、孤独な悲しい味。せめて、外食する時くらい、豪華絢爛とまではいかなくても、ささやかな幸せに浸りたいものですが。 せっかくきれいなおねいさんが丼を運んできてくれるのだから、味の面においても、もうちょっと、夢を見させてほしいと思うのですがねえ。


というわけで、今日の評価は:★ 1、であります。


別に「はなび 錦店」のスタッフの仕事が雑とかそんなんではありません。「台湾まぜそば」という料理ジャンル全般に対する俺の評価です。いくら丁寧に作ろうが、「台湾まぜそば」である時点で、それはどうやってもマズイのであります。むしろ、まぜそば嫌いの俺が、まぜそばなんかに★を1つでもつけるというのは、それだけこの「はなび」の台湾まぜそばが比較的マシなほうだということになります。まあ流石に元祖といったところでしょうか。
しかしながら、そういうわけで、「台湾まぜそば」、やはり食うに値しない食べ物だということになりました。
こんなもんを出しているお店が繁盛して、ひっきりなしにお客がやってくるだなんて、やっぱり名古屋の人たちって本当に舌バカなんですね。改めて実感しました。
いや、今やこんなクズ料理が、名古屋のみならず、東京などにも飛び火しているようです。現に、台湾まぜそばのインスパイア(笑)のお店を、新宿で見かけました。もはや舌バカは、名古屋人だけではないようです。全国的な問題になってきているということなのでしょうか。


濃厚担々麺 はなび 錦店
愛知県名古屋市中区錦3-12-22 新錦ビル 1F
火~金 11:30~22:00
土、日   11:00~
定休日:月曜日、第2火曜日
定休日以外は毎日、通し営業


8 件のコメント:

  1. 思考が結構似てるんで、意図はわかるけどご注進しますと、つけ麺とまぜそばの話題を混載するのはいかがかと。ちなみに自分もつけ麺は欠陥品との認識でほとんど喰いません。
    まぜそばも、だいたいどこでも高いんでたべません。唯一食べるのが7-11の台湾まぜそばだったんだけど、最近の改良で海苔をコスト削減のために同梱しだしたので、食わなくなりました。店売りのまぜそばはスープもないのにこの値段はありえんと思う。そうそう自分は行ったことないけど油そばの歌志軒なんかもっと酷い値付けですよ。もう増殖は止まったのかな?

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    1. >セトモンさん
      なるほど。確かに、少量とはいえちゃんとスープを使っているつけ麺と、完全にスープを使わずボッタクっているまぜそばを混同するのはいけないかもしれませんね。歌志軒は一度だけ行って、あまりのひどさに泣きそうになったので二度と行きません。あんなのが増殖できるなんて、まったく名古屋という土地は不可解です。

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  2. くどい。★マイナス1。

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    1. >匿名さん
      すいません。あまりにクドくてまずいものを食べてしまったので自然と文章もクドくなってしまいました。もっと旨いものを食べさせてくれれば、文章もすっきりするのですがね。

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  3. たった今、この“まぜそば”を食べてきました。
    あぁ…うん…確かにマズイです。
    頼まなくても追い飯も付いてきました。
    あぁ…うん…味は変化しないな。

    次は普通のラーメンを食べます

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    1. >匿名さん
      まずいよねー。
      いや、栄店に普通のラーメンあったっけ?

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  4. このお店で、「担々まぜそば」食べてきました。
    大量の山椒で、辛いだけの麺でした。
    しかも900円ちょい。
    もう二度と行かないです。お金返して欲しい位。
    行列店なんですか?

    味噌煮込みうどんの山本屋といい、
    その他にも意味不明な行列店・有名店たくさんあって、
    名古屋民って食文化のレベルが低過ぎる人多いですね。

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    1. >さきちゃん
      返信公開大変遅くなって申し訳ありません。
      行列店だしなんか最近ずいぶん増殖してますよね。藤が丘店もなんか並んでますし。
      なんで並んでまでこんなもん食べるという苦行を受けたいのでしょうかね。名古屋の人ってマゾヒストばっかりですね。

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