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2016年10月4日火曜日

めろう め郎 (+ぴあのラーメン本について)

いやまあ、この店もいまいち存在意義がわからない店ですよね。ぎんやの劣化パクリみたいなラーメンやつけ麺を出すと思えば、はたまたメキシカンタコス味のまぜそばやイタリアもどき風のメニューを出したりと、なにがやりたいのかよくわかりません。いやまあ、俺は別に、メキシコ料理とかイタリア料理が嫌いっていうわけじゃないけど、いや、そもそも好き嫌いを言えるほど詳しくはありません。が、でも、せっかく、ラーメンにはラーメンならではのオリジナルな素晴らしい「とんこつラーメン」という味のスタイルがあるのに、どうして他の料理の劣化コピーみたいな味をわざわざラーメンに持ってくるのでしょうか。
まだタコス味のポテトチップスくらいならまあご愛嬌ということもわかりますが、タコス味のラーメンなんか作ったって、それよりもタコスそのもののほうが旨いに決まってます。そんなのよりも、美味しいとんこつスープを煮出して普通にとんこつラーメンを作ったほうが、ラーメンとしては絶対に旨いはずだと思いませんか。そこんとこ、どうしていまいちわかってない店が多いのでしょうかね。自信がないので、正々堂々と伝統的なスタイルのラーメンを作るのが怖いのでしょうかね。いくじなしどもめが。

まっ、そんなわけで、どうせこんな店、今に皆に見捨てられてつぶれてしまうんではないか、と思ってたら、あに図らんや、ぴあのラーメン本「究極のラーメン2017」に堂々と取り上げられてましたね。それも、意外にも「ガツ麺部門」の第3位で。
たしかに、「め郎」ってメニューありますよね。あるけど、なぜ巷に溢れる甲乙丙丁様々のガッツリ系ラーメンの中で、わざわざこれが取り上げられたのか、不可解です。まずは名古屋で言えば「」だろうし「らけいこ」でしょう。他にも、歴史とか三郎二郎とか、俺は嫌いだけど天風あっ晴れ、あるいは溝口屋など、色々あるのに。
まあそりゃ、それらよりも東京や仙台や札幌、福島などにあって名古屋には無い「ラーメン二郎」のほうがずっと旨いには決まってますが、どうしても名古屋界隈の中で選ばなくちゃいけないとしたら消去法でそういう店がまず視野に入ってくると思うのですが、なぜか一位は岐阜県関市で、二位は三重県で、三位はやっと愛知県だと思ったら名古屋市内じゃねーの。いったいどういうわけなのでしょうかね。俺にはよくわかりません。
この本他にもよくわからないことだらけで、まあ総合グランプリの鉢なんたらっつー店は遠すぎて行けないし別に興味もないからどうでもいいとして、開店して数週間経つやいなや、急速に客足が途絶えて慢性ガラガラ状態になってしまったあの「」がなぜか新店部門1位。あんな不人気店がどうしてって感じです。いや、本に載ったから以前よりはお客が増えたのかな。ヨカッタデスネ。
それに、豚骨部門になぜ「愛ごや」が紛れ込んでいるのだ?愛ごやって、豚骨ラーメンなの?いや、俺食ったことないから本当のとこはわかんないのだけどさ、あれって「魚介塩白湯」って書いてあったから、魚介スープなんじゃないの?俺てっきりあれは、100%魚介スープで、豚骨は少しも使ってないものなのだと思いこんでたけど、違うの?俺本当に知らないので、食ったことある人、教えてください。
俺も「愛ごや」食ってみたいんだけどさ、この間行ってみたら、営業時間内なのに「終了しました」だってさ。暑い中、重い荷物持って駅から歩いたのに。まあ昼営業Onlyなのはまだ良いとしても、一日限定60食ってなんなのさ?商売ナメてね?そんなの、どうせオタクたちがぶぁぁぁぁあっと群がって、あっという間に売り切れてしまうに決まってんじゃん。きんもーっ☆。可哀想に、オタクではないしがない一般人である俺は、永久に「愛ごや」のラーメンにはありつけない、と、そういうことになってしまう。
いくら旨いのか知れないけどさ、実際に食うことができないラーメンなんて、全く価値がない。俺はまずいラーメンも嫌いだけど、それ以上に、食えないラーメンはもっと嫌いなのだ。食えなかったら、旨いまずいもない。それ以前の問題なのだ。こうやって、本に載せて大々的に宣伝するのなら、せめて営業時間内に来た人には誰でも、食べてもらえるようにするのが礼儀ってもんだろ。誰かが言ってたけど、こんなのただの「品薄商法」というやつでしょう。例のカップヌードルの謎肉祭と全く同じやり方だ。全く、誠意もへったくれもあったもんじゃない。少しはお客の気持ちを考えろ。ぷんぷん。
とまあ、不人気店や客に対する誠意がないラーメン屋をヨイショする「究極のラーメン2017」、実は俺はまだ買ってなくて、本屋で立ち読みしただけなんですよね。でも、立ち読みしただけで、まあ、買わなくてもいいかなって思いました。昨年のは買ったのですが、それと見比べても、新店数十店以外の情報は昨年とだいぶかぶってるし、それに付属のクーポンも、ろくなものが無いってのを昨年版で痛感しました。もしとんぱーれとか、片らけのデブセブハイパーライトとかの半額券が入ってたら買ってもいいかなあって思うんですがね、そういう店はまずこういう本には載らないのです。普通に味だけで考えたら、豚骨部門第一位は文句なしにとんぱーれなはずなんですがね。だって、ひかりは閉店しちゃったからねえ。ですがあの店、こういう本に載ったためしがほとんど無いのです。なんとも不思議ですが、ひょっとしたら店主が掲載拒否してるのかもしれませんね。だって、豚骨部門に、一陽軒はまあともかくとしても、愛ごやなんか入れるくらいなら、とんぱーれを入れるほうがずっと理にかなってるじゃないですか。そう思いませんか?
てなわけで、この本は買う価値がありません。みんな、立ち読みして、ところどころめぼしい情報があったら脳内に記憶しましょう。わざわざ買うほどの内容ではありません。

で、「めろう」だ。


けんばいき

俺はつけ麺とまぜそばが大っ嫌い。だからこのお店で食べられるものは限られてくるのですが、しかしここの「ラーメン」というやつ、いかにもぎんやの劣化パクリといった感じで面白くないのです。そもそも「ぎんや」自体がヒドいのに、それのさらに劣化したやつなんて、いくら店内の雰囲気がオシャレだからといって、食べたくないのであります。
となると、消去法で、やっぱり・・・


め郎 ¥750 メンマ入り

「期間、数量限定メニュー」って書いてますけど、いつからいつまでやってるんでしょうかね。少なくとも「愛ごや」のように、永久にありつけないということは無さそうですが。
わざわざメンマをトッピングにしたのは、昨年版のぴあのラーメン本に100円トッピング券がついていたからで、これ9月中までしか使えないので使っちゃおうと思いました。でも100円なら麺増量とかに出来たらいいなあと思ったんだけどそれは出来ないそうです。メンマかのりか玉子だそうです。なんともケチ臭いですね。
なんだか「め郎」っていう名前にしては、ずいぶんと控えめな外観ですね。もやしときゃべつがほんの少ししか乗ってない。とても「ガツ麺部門」向きの雰囲気では無いように感じますが。

お味はどうでしょうか・・・ううーむ。びみょー。

全然二郎っぽくないですね。二郎ってぇと、液状アブラと豚骨エキスがトロトロと乳化していて、そこに固形アブラがギトっと散らばるはずですが。これは全然アブラっこくない。背脂も全くというほど、見られない。
一応、豚骨を煮出してはいるようですが、その煮出し方がなんともサラサラで、お行儀よく、お上品に、控えめにまとまってしまっている。まるで水みたい。上善水の如しっていうお酒があるけど、豚骨スープであれを目指したらこういう味になるんじゃないだろうか。
だから、豚骨の髄のエキスの味なんかよりも、魚粉の味のほうがずっと早く、口の中にひろがってくる。こういう二郎もどき系で魚粉ってえと、どうしても三郎二郎を思い浮かべてしまう。三郎、一宮に移転してからはさすがに行けなくなっちゃったけど、伏見の地下にあった時は結構行ってたのです。あの三郎二郎は、少なくとも当時食べた印象では、確かに二郎の味とは全く違うながら、三郎二郎ならではの独自の美味しさを築いていたように感じます。ところがそれに比べると、この「め郎」は、とりあえず手持ちにある色々なものを組み合わせてなんとか無理やり二郎っぽく組み立てました、味は保証しません。とでも言ったような感じで、なんとも頼りない、ツギハギ感満載の味である。二郎もどき、というより、三郎二郎もどき、である。
いや、むしろやっぱり、ぎんやもどきなのだろうかね。ぎんやで修行したとのことだし。一時期、ぎんやが名古屋のラーメン界を風靡した時代もありましたが、俺にはいったい何が旨いのかよくわかりませんでしたし、今もよくわかりません。ぎんや自体がそんなろくでもないものなのに、この「めろう」の味はそのろくでもないもののさらに劣化コピーなのですね。一見、二郎っぽく組み立ててみてはあるけれど、本質的には基本メニューの「ラーメン」とあまり変わらないような気がします。
さらに、それをなんとか無理やり二郎っぽく仕立て上げるために、やたらと化学調味料の味を強くして、タレも濃くして塩分濃度をかなり上げている。このような頼りない、水みたいな豚骨スープに、そんなに化学調味料と塩分を入れまくったら、そりゃあそっちのほうが支配的になってアンバランスな味になってしまうのは当然でしょう。この「め郎」のスープは、そのような、悪い意味でアンバランスな、ツギハギだらけの、にわか仕立ての味がするのである。ほら、「第3のビール」というものが出回り始めた頃、いろんな素材やら酸味料やら香料やら、その他多数の原料を組み合わせて、なんとか無理やりビールっぽい味に仕立てようと、各社が涙ぐましい努力をしていたでしょう。今でこそ、第3のビールも研究が進んで、それなりに美味しく飲める製品が増えましたが、出始めのころは結構、ひどかった記憶があるでしょう。この「め郎」のスープの味も、まさに、出始めの頃の第3のビールと似たような感じです。むりやり二郎っぽく仕立て上げようと努力してるのはわかるが、てんでバラバラ、なってない。
ラーメンはスープが命。なのに、肝心のスープがこんな感じでは、いくら麺が良くても、美味しいラーメンにはならないものであるが、しかしそこはご安心?頂きたい。スープだけでなく麺も、やはり感心できるものでは無いのだ。
二郎やら・けいこなどに比べたらだいぶ細めの、角切り麺であるが、これが些か、ノビ気味なのである。こういうラーメンの場合、量が比較的多いので食べるのにそれなりに時間がかかることを想定して、ノビにくい麺を使うように考慮するはずなのだが、この「め郎」の場合、量も大したことがないから、食べ終わるまでそう時間がかからないので、あえてそういう配慮は無視したのかもしれない。しかしそれにしても、食べ始める時からすでにノビ気味なのはいかんでしょう。量云々じゃなくて、最初からこんなんじゃ食べきるのも辛いですよ。
チャーシュー。これは結構美味しかった。最近は固くて噛み応えのあるチャーシューも流行ってるけど、これはよく煮込まれていて食べやすい。圧力鍋を使っているのだろうか。味付けもだいぶ濃いけど、脂身が多いから丁度良く感じる。俺は固形アブラが大好きなので、こういうお肉は好きです。ただし、二郎とか大に比べると、量は半分以下だが。
それから、トッピングのメンマは、極細ながら、中々コリコリしていていい食感でした。美味しいメンマっていうと、だいたい太っといのを出してくる店が多いのですが、極細でこういう食感というのは好感が持てます。ただし、これはたしかデフォルトでは乗ってないです。
具で残念なのはやっぱり、もやしときゃべつですね。まるで二郎とは程遠い、ショボイ量。これも、増やしてといえば無料で増やしてくれるのだろうか?もしそうだとしたら失敗しました。だけどどこにもその旨が書いていないから、もしかしたらダメなのかもしれませんね。これは至極残念です。

まあ、食えなくはないですよ。あっ晴れとかとか、あからさまにヒドいラーメンに野菜やチャーシューなんかをドカンと乗せて見た目だけはいかにも二郎でござい!ってやってる店よりは大分マシではありますが、しかしこれはやっぱり悪い意味でアンバランスな、つまらないラーメンである。
どうしてこう上品に仕立て上げようとするのだろうか。もしかしたら、やっぱりいまいち勇気が無いのかもしれませんねこの店主は。アクが出るくらいガンガン豚骨を強火で煮出して乳化させて、背脂をドバっと振りかけたら、このしょっぱさと化学っぽさに負けないくらいの豚臭さが出ると思うのですが、そうすることのできない、引っ込み思案で感傷的な性格なのでしょうかね。
だから、いまいちこのお店の他のメニューも、まずくはないけどもいかにもぱっとしないものばかりなのでしょう。店の雰囲気がオシャレなラーメン屋ということで一部層には評判なのかもしれませんが、肝心のラーメンが実につまらない。まずくはないけど、面白くないのであります。

店内にマンガがあったので、食べ終わってから少しの間、腹がこなれるまで読んでいようと思ったら、「もう店閉めるんで出ていってください」と言われました。ええーっ。普通、閉店時間から1時間ほどは、片付けやら明日の準備やらなんやらで、店員さんも店に居るだろう?さすがに勿論、俺だって、1時間がっつり居座るつもりはないけど、でも食べ終わってすぐに追い出すこたあないじゃんか。
って思ってたら、本当に店の電気を落として、店員さん全員、外に出ちまった。ええーっ。閉店時間になったら、本当に即座に店を閉めちゃうのね、なんともせわしない店だなあ。まっ、営業の仕方なんて、店それぞれだから、とやかく言う事はないかもしれないけど、でも閉店時間間際に行ったお客は、食べ終わったら即座に追い出されてしまうようです。なんだか、つれないなあ、って思いました。

ラーメン自体もなんだか微妙で面白くないし、お店の人もなんだか薄情だったので、やっぱり食べ終わって店を出た後は、幸せな気分にはなれませんでした。ラーメンに限らず、食べ物というものは、食べている間だけではなくて、食べ終わった後も幸せな気持ちで居られるかどうかというのが大事です。その意味で言えば、このお店は、俺にとっては、なんとも中途半端、不満足なのでありました。


というわけで、今日の評価は:★★ 2、になります。


やっぱり、なぜこの店がガツ麺の第3位に選ばれたのかは、いまいちわかりませんでした。もっと他にふさわしい店は、名古屋市内にも周辺にもあるような気がします。ここの店主は、ラーメンの腕はともかくとしても、自分が有利になるように横のつながりを作るのが上手なのかもしれませんね。まあ、それも才能の一つでしょう。でも一般のお客が幸せになるためには全く役に立たない才能ですね。


ラーメン めろう
愛知県長久手市塚田1316  ビバリーヒルズ藤が丘1C
11:00~14:00 (土日祝11:00~15:00)
18:00~22:00
定休日:月曜日、第三火曜日

4 件のコメント:

  1. 愛ごやは、去年自分が推薦しました。店主に確認したら「うちは豚骨ですよ~」って言ってましたよ(;^_^A

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    1. >kenさん
      ありがとうございます。なるほど、そうでしたか。それは俺としてはぜひ行かねばなりません。しかし、現状だとまだ行きづらいんですよねー。推薦したkenさんを責めるわけじゃあありませんが。

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  2. ガツ麺の話題 全く個人的な感想ですが
    「歴史」は食べ始めで飽きてしまい、結構苦痛でした。
    「R」の汁そば中盛りは、また最近食べ直してみたのですが…
    値上がりしてるし、1000円払ってこんなに残念な気分になるとは。

    天風推しって怒られそうですが
    辛くないノーマルの「天風めん」というのもあって
    辛ジローより安いので、とんこつくんにお勧めします。
    美味いですよ。

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    1. >匿名さん
      そう、歴史は飽きる。でも、飽きるほどのボリュームがあるってわけだからそこだけは評価します。だって、他の不味い店は、不味い上に、ボリュームも全然無いわけですからね。R値上がりしてるんですか。なんかもう最近ダメですね。どうして俺らが貰えるお金は一向に増えないのに払うお金ばっかり増えるのでしょうかね。世の中の経済はどうなっているのでしょうか。

      天風めん、気にはなっているんですよね。しかし、あの付近まで行ったらいっそのこととんぱーれか、あるいは新店の生るに行きたくなってしまいます。そこがネックではあります。でも美味いなら食べてみたいです。

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